第4世代移動通信システム
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第4世代移動通信システム(だいよんせだいいどうつうしんしすてむ)とは、ITUが2008年から2009年に策定予定の通信規格に準拠する通信システムのこと。「4G」などと表記する。
3Gや3.5Gより次の世代であることから、Beyond 3G(B3G)とも呼称される。また、ITUにおいては、4Gに当たるIMT-2000の後継システムをsystems beyond IMT-2000あるいはIMT-Advancedと呼称している。
目次 |
[編集] 概論
第四世代携帯電話は、2007年に開催の世界無線通信会議(WRC)において、世界共通の周波数帯が採択され、通信規格を策定している。
第四世代携帯電話の特徴としては、50Mbps~1Gbps程度の超高速大容量通信を実現し、IPv6に対応し、無線LANやWiMAX、Bluetoothなどと連携し固定通信網と移動通信網をシームレスに利用(FMC)できるようになる点がある。
通信スピードが超高速化される代わりに、第三世代携帯電話で使用している2GHz帯より高い周波数帯を用いる予定であるため、電波伝播特性によりサービスエリアが狭くなってしまうことや、電波の直進性が高いことにより屋内への電波が届きにくいことが予想されている。サービス時には第三世代携帯電話とのデュアルモードで利用される可能性が高い。
また、通信速度の高速化はシャノン=ハートレーの定理により高消費電力も招きうるものであるため、モバイル環境での電源容量の確保も技術的な課題となっている。
[編集] 周波数帯
2007年11月に開催された世界無線通信会議(WRC-07)において、第4世代移動通信システム用の周波数として以下が採択された。[1]
- 450−470 MHz band
- 698−862 MHz band in Region 2 and nine countries of Region 3
- 790−862 MHz band in Regions 1 and 3
- 2.3−2.4 GHz band
- 3.4−3.6 GHz band (no global allocation, but accepted by many countries)
このうち日本では、3.4~3.6GHzと、698~806MHzの一部を使用する予定。 [2]
[編集] 日本国内における動向
NTTドコモでは、2003年5月から屋外実験を開始しており[3]、2004年8月20日には1Gbps[4]、2005年12月14日には2.5Gbps[5]、2006年12月25日には5Gbpsのパケット信号伝送に成功した。 [6]
NTTドコモの実験では、無線アクセス方式にVSF-Spread OFDMを、周波数帯域幅に100MHzを使用し行われた。
日本国内では、4Gに先んじて、2010年頃から第3.9世代移動通信システムであるLTEの商用サービスが始められる見通しである。
[編集] 国際動向
現在3GPPではLTEの発展規格であるLTE-Advancedの標準化を行っており、将来的には4G規格の一つとなる可能性がある。
また、IEEEではモバイルWiMAXの発展規格であるIEEE 802.16mの標準化を行っている。
ITUではこれらの2規格についてIMT-Advancedとするか審議中である。
[編集] 脚注
- ^ http://www.itu.int/newsroom/press_releases/2007/36.html
- ^ http://www.soumu.go.jp/s-news/2007/071116_11.html
- ^ 報道発表資料 : 第4世代移動通信システムの実現に向けた無線アクセスの屋外実験を開始 | お知らせ | NTTドコモ
- ^ 報道発表資料 : 第4世代移動通信システムの実現に向けた無線アクセス実験装置による1Gbit/sリアルタイムパケット信号伝送実験に成功 | お知らせ | NTTドコモ
- ^ 報道発表資料 : 第4世代移動通信システムに向けた実験において、世界初の2.5Gbps伝送に成功 | お知らせ | NTTドコモ
- ^ 報道発表資料 : 第4世代移動通信システムに向けた実験において、世界初の5Gbpsパケット信号伝送に成功 | お知らせ | NTTドコモ
[編集] 関連項目
- 移動体通信
- IMT-Advanced
[編集] 外部リンク
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最終更新 2009年11月8日 (日) 02:36 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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