くじ
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くじとは恣意的な要素を加えずに勝敗・当落・順番を決める方法。または紙片・こより・枝・木片・棒・マッチ棒・電線などの用具を指す。籤・鬮・孔子の字を当てる。
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[編集] くじの種類
[編集] くじ引き
くじ引きは、紙片・こより・枝・木片・棒・マッチ棒・電線・球体などを用い、特定の数だけに文字や記号、色といった印を付け、他のものと識別できるようにしたものを用意して該当者一人一人に引かせることをいう。長さのある用具の場合は用具の長短で決める場合もある。転じて、歳末などに商店街等で催されるくじ引きを行なう行事を指す。用具に石・貝殻・骨等を用いる場合は宿っている霊力を信じた占い的な要素が強くなる。
漢語では「抽籤(ちゅうせん)」というが、「籤」が当用漢字に含まれなかったため、「抽せん」とまぜ書き表記される。一部で「抽選」表記が見られるが、これは新聞協会による独自の基準で定めた代用表記である。
通常、くじ引きの確率はくじを引く順番にかかわらず平等である(確率保存)。 しかし、町内会の催しでよく行われる福引では、福引の目玉となっているものが先に出てしまうと、町内会全体の売上に重大な影響を及ぼしかねない。そのため、抽せん期間が長期間に及ぶ場合では、くじびきのイベントを盛り上げるために、当たりを節目ごとに投入して確率を操作する等のことが行われる場合もある。
[編集] 公的な場でのくじ引き
- 将軍の決定
- 室町幕府4代将軍足利義持は子の5代将軍義量に先立たれた後も、後継者を定めず自ら政務を執り続けたため後継者が定まらず、危篤状態に至った際に、側近の三宝院満済らが義持の4人の弟の中からくじ引きによって後継を選ぶことを承諾させた。義持の死後、石清水八幡宮において神籤が催され、義持の弟の中から青蓮院義円(のち足利義教)が選ばれて6代将軍となった。
- 1989年(平成元年)に行われた国立東京大学の総長選挙は激戦となり、理学部有馬朗人教授と教養学部本間長世教授との間で行われた決選投票でも、ともに586票の同数を得て勝負がつかなかった。選考内規により、くじ引きが行われた結果、有馬が第24代東京大学総長に決定した。
- 検察審査会委員のくじ
- 裁判員候補者のくじ(2009年から施行)
- 特許庁に同年同日に競合する同名の商標が登録された場合、くじによって商標登録者を決定する。
- プロ野球のドラフト会議では、複数球団が同一選手を指名した場合くじ引きとなる。「交渉権獲得」の判が押してあるのが当たりである。
- 内閣総理大臣指名選挙において、上位2名による決選投票でも獲得数が同数の場合はくじ引きとなる。方法は、黒玉と白玉を銀紙に包み、それを抽選箱に入れ引いてもらい、黒玉を引いたものがその院における内閣総理大臣指名となる。
これまで内閣総理大臣指名選挙において、抽選で総理大臣の指名が決まった例は1度も無い。
[編集] 脚注
[編集] 関連項目
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