経時マスキング

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継時マスキング: temporal masking, 経時マスキングと表記されることもある)とは、ある刺激が存在することによって、時間的にその直前または直後にある他の刺激の知覚が妨害(干渉)されること。

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[編集] 聴覚の継時マスキング

聴覚における継時マスキングとは、突然大きながしたとき、その前後の音が聞こえなくなること。先行する音がマスクされる場合を「逆向マスキング」、後続の音がマスクされる場合を「順向マスキング」と呼ぶ。マスクする音(マスカ)とマスクされる音(マスキともいう)の時間間隔が大きくなると、その効果は指数関数的に弱まる。逆向マスキングの場合は約20ミリ秒まで、順向マスキングの場合は約100ミリ秒までが限度である。

同時マスキングと同様、継時マスキングも聴覚系で行う周波数解析の性質と関係が深い。複雑な倍音から成る音(例えば、基本周波数500Hzののこぎり波)の順向マスキングの閾値は、最初のいくつかの倍音を中心とした周波数帯の閾値のピーク(すなわち、高マスキングレベル)を表している。実際、順向マスキングの閾値から測定した可聴域は、同時マスキングから測定した可聴域よりも狭く正確である。

継時マスキングを、の中での音響反射(中耳で意図せずに起きる反応であり、大きなから耳の中の繊細な構造を守る)と混同すべきではない。

[編集] 視覚の継時マスキング

  • 逆向マスキング
  • パターンマスキング
  • メタコントラスト
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[編集] 参考文献

難波精一郎ほか著『音の科学』 朝倉書店 1989年 ISBN4-254-10072-8

[編集] 関連項目

最終更新 2009年2月10日 (火) 05:56 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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