絶体絶命都市2 -凍てついた記憶たち-
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| ジャンル | サバイバル・アクションアドベンチャー |
|---|---|
| 対応機種 | プレイステーション2 |
| 開発元 | アイレムソフトウェアエンジニアリング |
| 発売元 | アイレムソフトウェアエンジニアリング |
| 人数 | 1人 |
| メディア | DVD-ROM1枚 |
| 発売日 | 通常版:2006年3月30日 愛コレ!(IREMCOLLECTION):2008年2月7日 |
| 価格 | 通常版:税込7,140円 愛コレ!:税込2,800円 |
| 対象年齢 | CERO C |
| コンテンツアイコン | 未定 |
『絶体絶命都市2 -凍てついた記憶たち-』(ぜったいぜつめいとし2 いてついたきおくたち)は、前作の『絶体絶命都市』の続編として、アイレムソフトウェアエンジニアリングよりPS2用ゲームソフトとして2006年3月30日に発売された。北米では『Raw Danger』の名称で発売。また、2008年2月7日に『アイレムコレクション(愛コレ!)』として廉価版(定価・2800円)で発売された。
目次 |
[編集] 概要
前作(絶体絶命都市)から5年後の、2010年12月の設定。前作は地震によって水没する人工島からの脱出がテーマだったが、本作では集中豪雨による河川の堤防決壊によって水没が始まった地下都市からの脱出がテーマとなる。前作に比較し、大幅にスケールアップされ、ゲームシステムにも新しく意欲的な試みが多く見られる。また、前作の登場人物も何人か登場しており、ゲーム内の世界観に広がりを見せている。街並みの表現にも進化が見られ、最初から街が崩壊していた前作に比べ、本作では被災前の通常の街も存在する。
[編集] ゲームシステム
一人の主人公で最後までプレイした前作とは異なり、複数の主人公が異なる立場で同じ災害に遭遇するオムニパスストーリーになった。それぞれの主人公たちを操作して、絶体絶命な状況を生き抜くことがこのゲームの目的。 ただし、主人公はプレイヤーがある条件を満たさない限り自由に選択できるわけではなく、一人目の主人公のシナリオを終わらせると二人目の主人公が……といった具合に決まった順番で登場する。
そして、『主人公相互干渉効果』というシステムが新たに登場する。これは、ある主人公が起こした行動で、以降のシナリオの主人公に影響が起こると言う事である。例えば、主人公Aが邪魔な障害物を別の場所に退かしたとき、主人公Bでプレイした時に、新たな障害物になるなどがある。
さらに前作の喉の渇きに代わり、今作では体調にも気を配らねばならない。舞台は冬の都市であり、そこに冷たい水が襲う……当然服は濡れ、体調は悪化する。体調が悪化すると走れなくなったり、挙句の果てにはゲームオーバーになってしまう。それを防ぐため、『あたたまりポイント』で暖まらなければならない。ほぼ全編で主人公達は雨雪等の水にさらされているので、力任せな雑なプレイをすると主人公達はすぐに体調を悪化させてしまう為、頭を使った丁寧、且つ迅速な操作が必要とされる。
注意:以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。
[編集] ストーリー
5年前に起こった首都島の壊滅(前作)で失われた第3首都の座は空席のまま都市開発の波は激しさを増し、Z県の地方都市、富坂市にまで及んでいた。富坂市を急速に発展させ変えたのが、地下空間を開発するジオフロンティア計画である。そして2010年12月、ジオフロンティア計画の第一期工事が完了する。 しかし、都市開発で活気づく富坂市に脅威の水害が起こることはまだ誰も知らない…
- 第1話 篠原一弥編
- 2010年12月24日のクリスマスイブ。ジオフロンティア計画の第一期工事完成披露パーティが、地下都市“ジオシティ”で行われていた。記録的な豪雨が降り続く中、パーティは進行する…。
- 篠原一弥はそこでウェイターのアルバイトをしていた。華やかなパーティの最中、彼は、チーフウェイターに富坂市の中心を流れる羽代川が決壊している事を知らされ、驚きの中、客を誘導する。しかし当の篠原は、閉じ込められたバイト仲間の藤宮を救い出すために逃げ遅れてしまい、災害の渦中に投げ出されてしまう。水没を始めるビルを歩き出す二人だが、行く手には様々な困難が待ちうけていた。
- 第2話 佐伯優子編
- 女子大生である佐伯優子は、韮沢警察署の留置所にいた。容疑は兄の殺害であった…。
- 実は、冤罪なのだが、彼女が発する無実の訴えに誰も耳を貸さなかった。そして突如轟く轟音。数分の間に留置所はあちこちが浸水して避難する事になった。しかし、戻って来た刑事に手錠をかけられ、意図的に警察署に閉じ込められてしまう。何とか警察署から逃げ出す事に成功し、警察の目をかいくぐり富坂市を徘徊する佐伯。Z県知事である田辺宗一郎の秘書青山透と出会い、青山の協力で自分の無実を証明すべく行動するのだが……
- 第3話 柘植明編
- タクシー運転手の柘植明は、韮沢ジオセクションで週刊報都記者の本多涼子と名乗る妙な女の客を拾う。持ち合わせがなく運賃は着いた先で払うという本多の調査活動の足にされ、災害の進行する富坂市をあちこち走り回る…。
- タクシーを運転して災害の起こる街中を走り回る異色のシナリオである。他の主人公とは違い、タクシーに乗っていれば風雨は防げるのだが、荒っぽい運転をすればどんどん車が壊れていき、窓がなくなれば雨が車内に降り込むようになる。
- 第4話 西崎佳奈編
- 富坂商業高校1年生の西崎佳奈は同級生のグループから陰湿ないじめを受けていた…。
- その日も、生徒が体育館に避難する際に掃除道具用のロッカーに閉じ込められ放置され、一人教室に取り残されてしまう。なんとか自力で教室から脱出し、体育館を目指す西崎の前途にはいくつもの危機と選択が待ち受けていた。
- 第5話 ????編
- 青年が目を覚ましたとき、そばには付きっ切りで看護をしていたと思われる女性がいた。しかし、自分の素性も彼女のことも何も記憶はない。彼は記憶喪失になっていたのだった。白衣を身につけ頭部に包帯を巻いている自分はいったい何者なのか、そして何をしなければならないのか・・・
- ストーリーの進行にしたがって「記憶のかけら」を入手し、それをパズル状に組み合わせることで徐々に記憶を取り戻していくシステムとなっている。
- 第?話 ????編
- ある部屋に一人逃げ遅れた者がいた。その者はその部屋である推理をしていたようだが…。
- この話では、推理を完成させ、富坂市から脱出することになる。
[編集] ジオフロンティア計画
ゲームの舞台となる架空の都市・富坂市(とみさかし)は四方を海と山に囲まれている。限られた土地を有効かつ計画的に活用するための「ジオフロンティア計画」によって、地下大都市に発展した。
2010年12月に第一期工事が完了。この日より、地下と地上を融合させた都市「ジオシティ」として本格的に歩み出す。中央ジオセクション、第2中央ジオセクション、韮沢ジオセクション、梅川ジオセクション、蓮野ジオセクション、港ジオセクションの6つのセクションから成り立っている。
[編集] 前作よりの進化
- 「口パク」が少なかった点は、ほぼ全シーンで改善されていた。
- 前作に比べグラフィックの進化が行われている。
- 前作ではゲーム開始時点で一部の人々を除いて避難は完了しており、街のほとんどがゴーストタウン状態だったが、本作では主人公以外のキャラクターが配置された場所が多く、その分リアリティを感じさせるものとなっている。
- 主人公(特に女性キャラ)のコスプレ?用の装備品が豊富に用意されている。これらは自分で着替える以外にパートナーに渡して着替えさせる事が可能。しかし、キャラによって装備出来るものが異なる。
- ゲームの進行途中で主人公の台詞や行動をプレイヤーが選択する場面があるが、あきらかにその場の雰囲気にそぐわないような「笑わせる台詞・行動」が選択肢に含まれている。
- 複数の主人公が登場し、それぞれにストーリーが用意されている。
- 乗り物がかなり用意されていて前作より自由度が増えている。乗り物はタクシーを始め、水上バイク、ゴムボートなどがある。
- 最初のチュートリアルがストーリー仕立てになっている。最後に成績が発表され、それに応じて称号が取得出来る。
- 主人公にそれぞれ固有の特殊技能があり、脱出のサポートをしてくれたり、娯楽を与えたりすることができる。また、ストーリーの進行に深く関わっているものもある。
- 前作では移動のため梯子を下りる時、ヒロインが傍にいる場合は強制的にヒロインが主人公より先に下りるよう設定されていたが、本作ではプレイヤーの任意の順番で梯子を下りる事ができ、ヒロインよりも主人公が先に下りることが可能。
[編集] 主な登場人物
- 篠原 一弥(声:渡邊正幸)
- ジオシティで開催された「ジオフロンティア計画」完成披露パーティでウェイターのアルバイトをしていた男子大学生。突然の災害に巻き込まれたが、同じパーティー会場でアルバイトをしていた藤宮春香と協力して次第に水没する富坂市から脱出を図ろうとするが…
- 藤宮 春香(声:古山あゆみ)
- 篠原一弥と同じパーティー会場でウェイトレスのアルバイトしていた女子大学生。篠原と共に避難するが、ある事情があって、水害で沈みゆく富坂市に留まろうと…
- 佐伯 優子(声:赤井路子)
- 実の兄殺しの容疑で警察に逮捕された女子大生。だが、当人にはまったく身に覚えがなく、無実を訴えるも警察には取合ってもらえない。突然の災害で留置されていた韮沢警察署が崩壊し混乱の最中、自分の無実を証明する為に脱走する。しかし、何故か彼女を犯人と決めつけ、執拗に追い続ける刑事が…
- 柘植 明(声:蓮池龍三)
- タクシー運転手。転職経験3回あり。突然乗り込んできた客、本多涼子にあちらこちらに振り回されるが、やがて彼女と奇妙な連帯感を持つようになる。しかし、彼を困らせる客は涼子だけではなかった…
- 本多 涼子(声:坂戸こまつな)
- 須藤 真幸の後輩。週刊報都の編集者で、ある取材のために富坂市にやって来た。金を持っていないのに、柘植の運転するタクシーを料金後払いで、ほぼ貸しきり状態で富坂市を乗り回し災害の中、取材を強行する。その行動力ゆえに、しっぺ返しをくらう。
- 西崎 佳奈(声:小林恵美)
- 富坂市内にある富坂商業高等学校に通う気弱な女子高生。その気弱さからクラスの中でいじめにあっており、避難命令が出された時に教室のロッカー内に閉じ込められた為に逃げ遅れる。サラダ油を使わせると妙な事をする。崖に掴まったときに1人でよじ登れたことから体力はある模様。
- ????(声:川島章吾)
- 第5話の主人公。災害の渦中にある富坂市で目覚めるが、自分が誰かさえ分からない記憶喪失状態で物語は始まる。失われた記憶を取り戻すため、成瀬という女性と共に、富坂市を彷徨うが、真実を追い求める事はやがて、悲劇をもたらすことに…
- 『ポンコツ浪漫大活劇バンピートロット』で記憶喪失の主人公バニラビーンズを演じた川島章吾が声を務めている。
- 田辺 宗一郎(声:喜多川拓郎)
- 元富坂市長で、元医者で現知事。「ジオフロンティア計画」完成披露パーティーの出席者。富坂市を発展させた功労者と言われているが…
- 青山 透(声:小田久史)
- 田辺の秘書。かなり気弱だが、佐伯編では正義感の強さを見せる。田辺のことを尊敬しており、それで秘書になったようだ。
- 比嘉 夏海(声:立野香菜子)
- 前作(絶体絶命都市)に引き続き登場。富坂商業高等学校に教育実習生として来ていたが、突然の災害に巻き込まれる。災難続きの運命を嘆きつつも、前向きに生きる元気者。まだ実習生の身であるが、既に教師として責任感のある行動を見せる。
- 須藤 真幸(声:ヤマモトヒロフミ)
- 前作(絶体絶命都市)の主人公。報都新聞社に勤務している記者。ある事件の真相を究明するため、水害で沈みゆく富坂市に残り取材を続ける。脚を怪我していてロフストランドクラッチを使用しているが、その怪我が前作の首都島地震の際に負ったものかどうかは明らかにされていない。本多凉子から先輩と呼ばれている。
[編集] ゲーム内に隠された謎
ゲームを進めていく途中で、まるで何かの伏線であるかのように、プレイヤーに対しいくつかの謎が示されている。代表的なものに、
- 命よりも書類が大事だと叫んで、書類を取りにいくため、制止を振り切って崩壊寸前の橋を渡る女性。彼女が渡り終えた直後に橋は崩壊するが、その女性の正体や書類の内容が明らかにされていない。
- 他のシナリオに登場した人物が、何故か瀕死の重傷をおった状態で別のシナリオに登場し、そのシナリオの主人公に重要な情報の入ったディスクを渡すが、重傷を負った経緯が明らかにされない。(ただし、柘植明のシナリオ終了時の背景で、その人物の後をつけるように別の人物が画面に現れる)
などがある。
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
最終更新 2009年11月23日 (月) 11:24 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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