網走交通バス

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網走交通バス株式会社
網走交通バス
種類 株式会社
本社所在地 日本
〒093-0046
北海道網走市新町2丁目3番1号
電話番号 0152-43-4131
設立 1965年4月12日(網走交通登記)
2002年7月1日(網走交通バス)
業種 陸運業
事業内容 一般乗合旅客自動車運送事業、
一般貸切旅客自動車運送事業、他
代表者 冨田勇(代表取締役社長)
資本金 10,000,000円
従業員数 32名(2009年3月現在)
主要株主 ジェイ・ウィル・パートナーズ
  
本社がある網走交通ビル

網走交通バス(あばしりこうつうバス)は北海道網走市に本社を置くバス会社である。

目次

[編集] 概要

戦前に東藻琴地区の入植者の足として建設された殖民軌道が前身。建設は北海道庁が担ったが、実際の管理は沿線利用者らで組織する運行組合が行った。戦後は並行するバス路線を買収して旅客はバス部門、貨物は軌道部門と客貨分離を行った。1950年に会社組織として東藻琴交通会社が設立され、後に網走交通株式会社に社名変更した。

受託運行を行っていた東藻琴村営軌道では専ら貨物輸送を行っていたが、1960年自走客車(レールバス)が導入され、旅客輸送が再開された(1965年に廃止)。バス部門はかつて東藻琴~川湯温泉、東藻琴~美幌~北見など運行し、一時は三菱鉱業が美唄、夕張の旧炭鉱地区で運行していた美鉄バス(旧美唄鉄道)を傘下に収めたが、川湯線は1990年代半ばに、美幌線は2004年に相次いで廃止され、現在は旧村営軌道を延長した網走線のみとなる。

[編集] 沿革

  • 1935年9月 - 藻琴~東藻琴間で殖民軌道が開通。藻琴線運行組合が管理する。
  • 1937年10月 - 東藻琴~末広間が開通。
  • 1938年1月 - 藻琴~山園間(25.4km)が全通。
  • 1948年11月 - 藻琴線運行組合が北見バス(現北海道北見バス)より東藻琴~藻琴間の路線バス運行権を買収し、バス事業を開始。
  • 1949年12月 - 末広~東洋沢間(7.4km)の東洋沢支線(軌道)が開通。
  • 1950年6月 - 藻琴線運行組合がバス事業を分離して東藻琴交通会社を設立。翌月よりバス運行を開始し、殖民軌道の運行も受託する。
  • 1953年10月 - 殖民軌道が東藻琴村営軌道となる。運行は引き続き東藻琴交通に委託。
  • 1959年4月 - 網走交通株式会社に商号変更。(バス、トラック、石油、砕石、不動産等の事業会社)
  • 1961年10月 - 東藻琴村営軌道の藻琴~東藻琴間廃止。
  • 1962年5月 - 東京急行電鉄が資本参加。
  • 1962年8月 - 東藻琴村営軌道の末広~東洋沢間廃止。
  • 1965年9月 - 東藻琴村営軌道の東藻琴~山園間廃止。網走交通による軌道運行受託が終了。
  • 1972年11月 - 乗合バス、ワンマン化。
  • 1985年1月 - 美鉄バスを買収し子会社化。
  • 2002年3月 - 美鉄バスを清算。
  • 2002年7月 - バス部門を分社化し、網走交通バス株式会社設立。網走交通が全株保有。
  • 2009年10月 - 網走交通が所有する当社株式をジェイ・ウィル・パートナーズに譲渡。東急グループから離脱しジェイ・コーチグループ入り。

[編集] 事業所

運行拠点となる東藻琴営業所
  • 本社
    • 北海道網走市新町2丁目3番1号
  • 東藻琴営業所
    • 北海道網走郡大空町東藻琴71-2
      • バスの運行に関する業務全般を行う。網走交通整備工場併設。
  • 千歳営業所
    • 北海道千歳市豊里2丁目9番地2
      • 貸切バス専門営業所。


[編集] 路線

停留所一例
全路線車。「BUS CENTER」を塗り潰した元貸切車を使用
全路線車。「BUS CENTER」を塗り潰した元貸切車を使用
  • 網走線

[編集] 廃止路線

  • 川湯線
    • バス会社前 - 中央 - 原紺商店前 - 宮前 - 末広 - 藻琴山温泉 - 山園 - 藻琴山 - 川湯温泉
      • 1995年廃止。6月中旬 - 9月下旬までの季節運行で、網走線との直通系統も運行された。
      • 1989年までは阿寒バスと相互乗り入れを行っていた。
  • 北見線・美幌線
    • バス会社前 - 中央 - 千草 - 開陽 - 美幌駅前 - 緋牛内 - 端野 - 北見バスターミナル
      • 2002年に美幌 - 北見間が廃止され美幌線となり、2004年に全線廃止となった。
  • 山園線
    • バス会社前 - 中央 - 原紺商店前 - 宮前 - 末広 - 藻琴山温泉 - 山園
      • 2009年3月限りで廃止。2004年までは網走線との直通系統も運行された。


[編集] その他

1990年代半ばまで稼動していた日野RV
1990年代半ばまで稼動していた日野RV
BUS CENTER塗装の貸切車(セレガFC)
BUS CENTER塗装の貸切車(セレガFC)
  • 車輌は日野自動車製が多く、僅かに三菱ふそうトラック・バス製が在籍する。大半が自社発注車で、ハイデッカー車がバスセンターカラー(東北海道貸切バス事業協同組合共通色)、スーパーハイデッカー車が自社カラーのハマナスカラーまたは農協観光の専用カラーとなる。自社発注車に東急マーキュリーカラーは採用しておらず、旧美鉄バスから引き継いだ車に、東急マーキュリーカラーおよび読売旅行専用カラーがある。
  • 網走線の上り網走行は、川湯線運行時の名残りで整理券番号が16番から始まる。運賃表には現在も川湯温泉や山園からの運賃が掲載されている。
  • 網走線のうち藻琴駅 - 網走駅間は網走バスと競合する。一部で名称が異なったり通過する停留所があるほか、網走バスの停留所に時刻を掲示する箇所があるが、定期券・回数券は運行会社の物のみ有効。
  • 冬期にウトロ温泉の契約ホテルから委託を受け、宿泊者限定の無料送迎バス「特急知床号」(北見 - 美幌 - 網走 - 斜里 - ウトロ)を運行する。予約先は各契約ホテルとなる。
  • テレビ番組等で珍しいバス停留所名として紹介されている「○○さん前」は網走線に2箇所あり、廃止された山園線に5箇所あった。停留所補修時に一部で「○○宅前」「○○(呼び捨て)」としているが、車内放送は「○○さん前」のままである。


[編集] 外部リンク

ウィキメディア・コモンズ

最終更新 2009年10月16日 (金) 13:13 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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