綾の照葉樹林

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綾の照葉樹林(あやのしょうようじゅりん)とは、宮崎県綾町にある日本最大級の原生的な照葉樹林

目次

[編集] 概要

全体の面積は約2000haで、日本最大級の照葉樹林である。その一部は1982年九州中央山地国定公園に指定されている。

世界遺産登録への動きもあるが、環境省は「生態系が完全に守られることが条件。伐採禁止の第一種国定公園指定が最低必要。森の価値の科学的な確立も不可欠」との考えを示し、国の推薦が難しいとの見方を示した。

[編集] 動植物

現在、848種類の植物が確認されており、そのうち照葉樹林を構成する種は263種類。また、照葉樹林を構成する高木25種のうち、24種類が確認されている[1]。 動物は、希少種であるクマタカイヌワシをはじめ、ニホンカモシカムササビヤマネフクロウオシドリなどが生息している[2]

[編集] 九州電力鉄塔建設問題

照葉樹林の一部を横切る形で九州電力が送電線を敷設するための鉄塔を建設しようとした問題。日本自然保護協会が綾の照葉樹林をユネスコ生物圏保護区に指定すべく、調査に着手するまで鉄塔建設の一時中断を九州電力側に求めたが、九州電力側は鉄塔建設による生態系への影響がないとの判断で着工。

2003年9月14日に鉄塔建設現場近辺で環境省と宮崎県のレッドデータブック絶滅危惧I類に指定されているキリノミタケの群生地が確認された。尚、キリノミタケは宮崎県高知県奈良県テキサス州でしか確認されていない。

送電線の敷設場所は国定公園外であり、人工林あるいは林齢の若い二次林でありその点は問題ない[3]。しかし、離れている照葉樹林同士を分断するような形で設置されるため、世界遺産登録の際の障害となるのではないかとの声がある。

[編集] 脚注・出典

  1. ^ てるはの森の会
  2. ^ 綾の照葉樹林を文化遺産に
  3. ^ 綾の照葉樹林に関する当社の考え方 九州電力

[編集] 関連項目

最終更新 2009年6月18日 (木) 06:10 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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