聖アンデレ十字
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聖アンデレ十字(せいアンデレじゅうじ)または聖アンドロス十字(せいアンドロスじゅうじ)は、キリスト教で用いられる十字架を模したシンボルのひとつ。名前は十二使徒のひとりでX字型の十字架で処刑されたとされる聖アンデレにちなんでいる。
一般に、カトリック教会では聖アンデレ十字、正教会では聖アンドロス十字と呼ばれる。日本では、英語名のセント・アンドリュー・クロス(Saint Andrew's Cross)、ロシア語名のアンドレイ十字(Андреевский крест)または聖アンドレイ十字(Крест святого Андрея)の名でも知られる。
[編集] 旗としての使用
セント・アンドリュー・クロスと言った場合は特に旗の名前としても有名で、この場合、青地に白のソールタイア(Saltire。紋章学用語で『斜め十字帯』の意味)、または白地に青のソールタイアの旗の両方を指す。ロシア海軍の軍艦旗としても知られ、この場合には聖アンドレイ旗と呼ばれる。
このタイプの旗は数多く見られ、特に聖アンデレを守護聖人とするスコットランドとロシア、ほかギリシャやルーマニアなどと歴史的に深いつながりがある。この中にはスコットランドの国旗(青地に白十字)、ロシア海軍やウクライナ国海軍の軍艦旗(白地に青十字)、カナダのノバスコシア州の州旗(白地に青十字)などが含まれる。
ブルゴーニュ公フィリップ善良公は聖アンデレを守護聖人とする金羊毛騎士団を設立し、白地に赤色の聖アンデレ十字を騎士団及び公国の旗として使用した。これはブルゴーニュ十字とも呼ばれ、騎士団を継承したスペイン及び同領ネーデルラント、その他ヌエバ・エスパーニャなどの副王領で使われた。
聖アンデレ十字を用いた旗のデザインは、アメリカ南北戦争の際の南軍旗のデザインの発想の源になったという説もある(アメリカ連合国の国旗を参照)。
セント・アンドリュー・クロスという用語は、厳密には白と青からなるものだが、色に関係ない様々なX字型のデザインをあらわすのに誤用されることがある。たとえば青に黄色のX字型のセント・オールバンズ・クロスがよく混同される。
[編集] 関連項目
最終更新 2009年10月7日 (水) 21:38 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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