腐植土
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腐植土(ふしょくど)とは、森林生態系において地上部の植物により生産された有機物が朽木や落葉・落枝となり地表部に堆積し、それを資源として利用するバクテリアなどの微生物やミミズなど大小様々な土壌動物による生化学的な代謝作用により分解(落葉分解)されて土状になったものなので、厳密に言うと土ではない。腐葉土(ふようど)ともいう。
その名の通り腐敗しているので色は黒っぽい。しかし、不快感を持つようなにおいは無く、山林に入ったときと同じような香りがする(カブトムシの匂いと例える人もいる)。
長い月日をかけて自然が作り出す天然の肥料で、植物の栽培や昆虫の飼育に適した堆肥である(カブトムシの幼虫等、餌を兼ねる場合もある)。山林に行けば手に入る土ではあるが、一般的には園芸店などで袋詰めで販売されているため都会でも手軽に手に入れることが出来る(昆虫飼育に使用する場合、防虫・防カビ処理がされていないものを使うこと)。
[編集] 成分
自然にできたものは成分が窒素に偏っていることが多いが、燐酸、カリウムなどはミミズ、その他の動物の糞や微生物などの働きによって補われることもある。人工的に作られた腐植土は成分が人工的に調整されている
(#人工的に作られた腐植土を参照)
腐植土になりやすい葉は落葉樹や、広葉樹など、油分が少なく発酵しやすい種類で、杉、松などの油分が多い葉は腐植土になりにくい。
[編集] 人工的に作られた腐植土
自然にできた腐葉土は、発酵して出来上がるのに1~2年以上かかるが、人工的に作る場合は米糠などを使って発酵しやすい環境を作る。そのため出来上がるまでの期間は2ヶ月程まで縮まる。さらに自然にできた腐葉土は成分が偏っていることが多いが、人工的に作ったものは動物の糞などを使って成分調整をしている。


