舞浜リゾートラインディズニーリゾートライン線

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舞浜リゾートライン
ディズニーリゾートライン
舞浜リゾートラインディズニーリゾートライン線の路線図
路線総延長 5.0 km
電圧 1500 V (直流)
最高速度 54 km/h
hSTRq HBHF-ELEV hSTRq
舞浜駅 JR東京葉線
STRrg-ELEV HBHF-ELEV STRlg-ELEV
0.0
5.0
リゾートゲートウェイ・ステーション駅
BHF-ELEV hSTRu
0.6 東京ディズニーランド・ステーション駅
hSTR KDSTl ABZrf-ELEV
車両基地
hSTRd BHF-ELEV
3.7 東京ディズニーシー・ステーション駅
STRlf-ELEV HBHF-ELEV STRrf-ELEV
1.8 ベイサイド・ステーション駅

ディズニーリゾートライン は、舞浜リゾートラインが運営するモノレール路線である。千葉県浦安市東京ディズニーリゾート (TDR) 内を運行する。

旅客への案内をはじめ、『JR時刻表』・『JTB時刻表』・『鉄道要覧』では、「ディズニーリゾートライン」で統一されている。

目次

[編集] 概要

東日本旅客鉄道(JR東日本)京葉線舞浜駅とTDR内の各施設を連絡して入園客を輸送することを目的とする。路線は単線で環状となっており、反時計回りに進む列車のみ運行されている。1周の所要時間は約13分である(駅間の所要時間はリゾートゲートウェイ・ステーション - 東京ディズニーシー・ステーション間約4分、それ以外の区間は約2 - 3分)。

全駅のすべての出入口が舞浜リゾートラインの親会社でTDRの経営・運営を統括するオリエンタルランド(OLC)の所有地内にあり、公道とは直接接続されていない。ベイサイド・ステーション駅もTDRのリゾートパーキング内にあり、公道とは直接接続していない。

他のTDR構成施設と同様に従業員のことを「キャスト」と呼称しており、駅員を「ステーションキャスト」、車掌を「ガイドキャスト」、運転士を「ドライバーキャスト」と呼称している。本項では以下この呼称を使用する。

[編集] 路線データ

[編集] 運行形態

ディズニーリゾートラインは通常時は全列車において自動運転が行われ、環状の単線を反時計回りで運行する。そのため通常運転時にドライバーキャストは乗務しないが、ドア扱い・安全監視・案内などを担当するガイドキャストが乗務し、完全な無人運転とはしていない(通常のワンマン自動運転では、前方を監視し、異常時の非常停止を行う役割も担う運転士が最前部車両に乗務している)。

すべての駅にホームゲートが設置されているほか、車両のドアとホームゲートには戸先センサーが取り付けられており、閉まりかけたゲートに物などが触れると一旦開き、再び閉扉動作をする(3回この動作を繰り返すと、そのゲートは開放状態になる)仕組みになっており、列車は出発できないよう安全なシステムを取り入れている。また、各駅のホームには一部時間帯を除いて必ずステーションキャストが配置されており、列車到着時のホームにおける安全監視を行っている。列車到着時に柵やホームゲートに寄りかかっているとステーションキャストから離れるよう注意を受けたりするなど、運転士がいないことに加え、車掌の側面からの目視では安全性を確認するのが難しい路線構造をもつ特殊な運転形態から厳重な安全対策をとっている。

自動運転であるものの、運転台は両側の先頭車に設置されており、時計回り側(営業運転時の最後尾)は車掌室内に、反時計回り側(営業運転時の先頭車両)は、通常はクロスシートとして乗客に開放している。この座席の前には、マスコンハンドルや計器類がカバーの中に収められている。マスコンは左手ワンハンドルタイプで加速5段、減速7段。信号上の最高速度は54km/hである。

両先頭車の運転台とも、ATOの故障・地震などの突発事態発生時や、車庫内での車両転線時にドライバーキャストにより手動運転するため設置されている(車庫の入庫も通常は運転台は使わず、自動運転で行う)。また、通常の営業運転時にも訓練として反時計回り側の運転台を使用して手動運転が行われる場合がある。その際、ドライバーキャストの安全を確保するため先頭クロスシート部は乗客が入れないようにステーションキャスト等により警護されるが、その際も先頭に向かって左側の4席は利用できる(ただし、これは訓練運転時の対応であり、突発事態発生による手動運転時に同様の対応になるとは限らない)。運転間隔に余裕が取れる時などにはキャスト訓練用の回送列車を走らせることもある。

各駅のコンコースに掲示してある時刻表は、6時台と23時台の時刻以外は掲示がなく、発車案内も列車の運転間隔のみを表示する。法令の規定により運転間隔を定めたダイヤグラムは存在するが、混雑状況に応じて随時運行パターンを変更するための措置である。最大で4編成が同時に運行され、3分間隔の時は4編成、4分間隔の時は3編成、6分間隔の時は2編成、13分間隔の時は1編成が環状線上で運転している。なお、駅に掲示されている時刻表は閑散期(1 - 2月)のものであり、それ以外の期間は始発終電の時刻は掲示よりもそれぞれ30分程度繰り上がり・繰り下がりする。大晦日は東京ディズニーランド(TDL)東京ディズニーシー(TDS)の双方でカウントダウン・イベント・オールナイト営業を行うため、終夜運転を実施する。

環状運転が基本だが、一部にベイサイド・ステーション駅止まり(15・22時台)、東京ディズニーシー・ステーション駅止まり(10時台)の列車があり、これらの列車は到着後車庫に入庫する。また、最終列車の終点はリゾートゲートウェイ・ステーション駅となる。逆に車庫から出庫する列車はすべて同駅始発となる。開業当初は入庫する列車はすべて車庫の最寄りの東京ディズニーシー・ステーション駅止まりだったが、同駅が乗車ホームと降車ホームで乗降客を分離しているため、次の列車に乗り継ぐ乗客の便宜を図るために、TDSへ向かう乗客が多い10時台の列車を除いてベイサイド・ステーション駅止まりとなった。

前述の東京ディズニーシー・ステーション駅およびリゾートゲートウェイ・ステーション駅は、混雑防止のため、乗車用ホームと降車用ホームが分離されている。乗車用ホームはどちらも進行方向の右側に設置されており、ドアは乗車用・降車用が交互に開く仕組みになっている。

なお、ディズニーリゾートラインでは列車のことを「ライナー」と呼び、一般に列車種別として用いられるライナーとは意味が異なっている。また、運行車両については「リゾートライナー」(a resort liner) と呼んでいる。

[編集] 運賃

運賃は、開業時から2007年3月31日までは大人200円・小児100円、2007年4月1日以降は大人250円・小児130円の均一運賃である。乗車券の印字は「…円区間」となっている。これは下記の他の乗車券類も同様である。

各駅の自動券売機自動改札機はともに東芝製である。券売機は最近のものにしては珍しく、現金またはICカードを投入してからでないとタッチパネルが押せない。

普通乗車券回数券類では1周を超えての重複乗車はできず、入場から1時間が経過すると出場の際自動改札機の扉が閉まる仕組みになっている(券面には「重複乗車不可」の記載がされている)。開業当初は「普通乗車券での重複乗車はご遠慮ください」という車内アナウンスも行われていた。また、券面には表示されていないが他の鉄道事業者と同様に途中下車をした場合は前途無効となる。

パスネット
舞浜リゾートラインは開業当初からパスネットに参加しており、「ディズニーリゾートライン・カード」という名称で販売していた。自動券売機で販売されていたカードについては以前は販売駅ごとにデザインが異なっていたが、後期には単一絵柄に統一されていた。
2007年3月18日、パスネットとバス共通カード導入事業者は東日本旅客鉄道(JR東日本)などの「Suica」と相互利用ができるICカードPASMO」を導入したが、舞浜リゾートラインはPASMO協議会には当初より参加していたもののPASMO導入に慎重な姿勢をとっていたことから、千葉都市モノレール関東鉄道とともに導入が遅れたため(2009年3月14日より利用開始[1])、カード自体は2008年1月10日をもって販売を終了したものの、同年3月14日のPASMO事業者の自動改札機の利用停止以降もPASMO導入前日の2009年3月13日までの間はディズニーリゾートラインに限り、自動改札機にてパスネットを利用することが可能であった。
定期券
通勤定期券は1か月7,500円・3か月21,380円・6か月40,500円、通学定期券は1か月4,500円・3か月12,830円・6か月24,300円となっている。通勤および通学定期券の需要は非常に少ないながらベイサイド・ステーション駅周辺のホテルで勤務する旅客や実務実習を受けるホテル専門学校の生徒達などに利用されている。定期券類は、リゾートゲートウェイ・ステーション駅乗車券センターで販売している。なお、前述の通り、2009年3月14日よりPASMOを導入したが、PASMO定期券の取り扱いを行う予定はない。
回数券
各駅で回数券を販売しており、均一制で11枚綴り2,500円(小児1,300円)となっている。
身体・知的障害者割引乗車券
身体・知的障害者割引乗車券は、普通券大人130円・小児70円、回数券大人1,250円・小児650円となっている。販売はリゾートゲートウェイ・ステーション駅の乗車券センターで身体障害者手帳あるいは療育手帳を提示するか、または各駅の自動券売機でインターホンによる購入意思表示の後に購入、その後改札に身体障害者手帳あるいは療育手帳を提示する形になっている。なお、JRや私鉄と同様、精神障害者手帳提示による割引制度は無い。

[編集] フリーきっぷ

フリーきっぷは磁気カード式で、1日用(大人650円・小児330円)・2日用(大人800円・小児400円)・3日用(大人1,100円・小児550円)・4日用(大人1,400円・小児700円)と4種類がある。それぞれ指定日数の間に何回でも利用できる。デザインは下記の通り。

開業 - ?
販売される駅ごとに異なるデザイン。その駅を表すような建物など(シンデレラ城、プロメテウス火山など)のシルエットが描かれていた。
 ? - 2008年4月14日
販売される駅ごとに異なるデザイン。先のものにディズニーキャラクターのイラストが加わっている。
2008年4月15日 - 2009年4月14日
各駅で同じ東京ディズニーリゾート25周年を記念するデザインのものを販売するようになった。
発売時期によって、描かれるキャラクターが異なる。
  1. ミッキーマウス
  2. ミニーマウス
  3. ドナルドダック
  4. グーフィー
  5. プルート
2009年4月15日 -
各駅で同じデザインを発売する。デザインはその期間中の新規オープンしたアトラクションや、期間中に開催されるイベントにちなんだもの。
  1. モンスターズ・インク“ライド&ゴーシーク!” 2009年4月15日 - 2009年7月7日
  2. ウォータープログラム 2009年7月8日 - 2009年8月31日
  3. ディズニー・ハロウィーン 2009年9月1日 - 2009年11月3日
  4. クリスマス・ファンタジー / ハーバーサイド・クリスマス 2009年11月4日 - 12月25日
  5. 冬期イベント(名称未定) 2010年1月6日 - 2010年3月31日

また、東京ディズニーシー・ホテルミラコスタおよび東京ディズニーランドホテルの宿泊者には、各駅で購入できるフリーきっぷとは異なる独自のデザインのものが宿泊日数に合わせて無料進呈されている。有効日数によってデザインが異なり、クリスマス期間中は別のデザインになる場合がある。以前は各オフィシャルホテル[2]ディズニーアンバサダーホテルでも同様のサービスを行っていた。

  • 2006年の開業5周年を記念して、7月27日(ブルー)・8月3日(イエロー)・8月10日(パープル)・8月17日(グリーン)・8月24日(ピーチ)の計5日にわたって、腕に着用するリストバンド型1日用フリーきっぷが各日1万個限定で販売された。各日によって色が異なり、改札はこの「色」によって行われた。また、2007年の開業6周年記念では販売日と色が同じだがキーチェーン型1日用フリーきっぷが各日8,000個限定で販売されたが、開業5周年記念のリストバンド型1日用フリーきっぷと違い、7月20日 - 7月26日に各色2,000個限定でリゾートゲートウェイ・ステーション駅にて前売りされた。
  • TDSの新アトラクション『タートル・トーク』のオープンに先立ち、2009年8月1日 - 2009年8月31日の期間限定、限定2万枚で、『タートル・トーク』をデザインしたフリーきっぷ(1日用のみ)が販売された。2枚購入するごとに、『タートル・トーク』のプレビュー招待キャンペーンに応募出来るハガキがもらえた。

[編集] 乗車券センター

乗車券センターはリゾートゲートウェイ・ステーション駅の2階、舞浜駅側改札口の外側に位置していて以下の業務を取り扱っている。なお、乗車券センターの営業時間外は、身体・知的障害者割引回数券の自動券売機販売認諾、領収書の発行を改札窓口で取り扱っている。

  • 定期券の販売
  • 回数券の販売
  • 身体・知的障害者割引回数券の販売
  • フリー乗車券の販売
  • 領収書の発行

[編集] 車両

全長約84mの6両編成(定員537人)が5本(30両)在籍し、編成ごとに外装の塗色が異なる。日立製作所製。車内貫通路上に車両識別用番号が記載されている。編成中における電動車付随車の比率(MT比)は4M2Tで、電動車は中間車のみで、先頭車は主電動機を搭載していない。編成は第1編成(11 - 16号車)ブルー、第2編成(21 - 26号車)イエロー、第3編成(31 - 36号車)パープル、第4編成(41 - 46号車)グリーン、第5編成(51 - 56号車)ピーチである。営業運転での最高速度は50km/h。

車内は他の鉄道とは一線を画し、鉄道車両としては非常に大胆なデザインになっている。車両の窓やつり革などの形状はミッキーマウスの顔を象っており、ロングシートの座席は中央部分が出っ張った珍しい形状になっている。また車内にはTDRのパーク内でも使われているBGMが常に流れている。各車両の連結部付近には小型のショーケースが設置され、TDR公式ファンクラブ「ファンダフル・ディズニー」を紹介するディスプレイとして使用されている(以前はディズニーのアンティークグッズが各種展示されていた)。安全のため網棚は設置されていない。

なお、全般検査が京成電鉄宗吾工場まで陸送して行われるなど、整備・検査の一部については京成のほか、新京成電鉄(くぬぎ山)や北総鉄道(印西牧の原)など京成グループ各社に委託する場合もある。

2008年にはリゾートラインの車両を模したプラレールが発売された。

[編集] 沿革

  • 1998年平成10年)10月6日 - 建設工事を開始。
  • 2000年(平成12年)10月24日 - 試運転を開始。
  • 2001年(平成13年)7月27日 - 開業。前日には出発式が開催され、ミッキーミニーに加え、国土交通大臣扇千景(当時)や千葉県知事堂本暁子(当時)などが参加した。
  • 2004年(平成16年)10月22日 - TDSで開業以来初となる大規模な停電が発生した。15時40分頃発生したこの停電は復旧の目処が立たず、OLCは18時での臨時閉園を決定した。入園客に対しては、直ちに入場料金の払い戻し、もしくは次回無料の優待パスポート提供の措置が行われた。また、併せてTDLへの入場無料の措置がとられ、東京ディズニーシー・ステーションから東京ディズニーランド・ステーションまでの区間で「ディズニーリゾートライン」が無料で乗車できる措置が取られた。
  • 2006年(平成18年)12月13日 - リゾートゲートウェイ・ステーション駅の改札を1億人目の利用者が通過したが、記念すべき1億人目となったのは、TDSへと向かうためにディズニーリゾートラインを利用しようとした若い夫婦と小さな女の子の3人家族であった。記念品として「パーム&ファウンテンテラスホテル」の宿泊券と、世界で1体しかないリゾートラインキャストの格好をしたミッキーの特大ぬいぐるみなどが贈られた。また1億人目のゲスト(先述の3人家族)のみが乗車できる特別列車(使用編成はピーチ)が1周運転された。
  • 2007年(平成19年)
    • 2月9日 - 国土交通省関東運輸局に運賃改定の認可申請が行われた。申請内容は、普通旅客運賃(大人)を200円から250円に50円値上げするというもの。沿線の集客施設であった「東京ベイNKホール」の閉鎖や、オフィシャルホテルが従業員の通勤用に特定輸送バスの運行を開始したこと、東京ディズニーシーへの来園客の大幅減少やアクセスの多様化に伴い輸送人員の減少が著しく進んでいること、昨今の海外情勢から警戒警備などの安全対策を強化しなければならないことなどから、現行運賃の25%値上げを国土交通大臣に申請した[3]
    • 4月1日 - 上記申請内容の通り、開業以来初の運賃改定を実施(3月9日認可)[4]
  • 2008年(平成20年)
    • 1月10日 - この日をもってパスネットカードの販売を終了した。
    • 4月10日 - 東京ディズニーリゾート25周年にあわせ、リゾートライナーの車体基本カラーでもあるアイボリー色を基調とした、新しいコスチュームに変更。なお、女性のコスチュームは東京ディズニーリゾートのコスチュームでは初めて七分袖を採用した[5]
  • 2009年(平成21年)3月14日 - PASMOを導入。

[編集] 駅一覧

全駅が千葉県浦安市に所在。駅名は「…ステーション駅」と呼ぶのが正式名称である。営業キロは「リゾートゲートウェイ・ステーション駅」から起算。

なお、パスネット印字の「MRC」は「Maihama Resort line Co.,ltd.」の略である。

駅名 営業キロ 接続路線・最寄施設 パスネット
印字
リゾートゲートウェイ・ステーション駅
2面1線(特殊型)
0.0 MRCA
東京ディズニーランド・ステーション駅
1面1線(単式ホーム
0.6 MRCB
ベイサイド・ステーション駅
1面1線(単式ホーム)
1.8 MRCC
東京ディズニーシー・ステーション駅
2面1線(特殊型)
3.7 MRCD
リゾートゲートウェイ・ステーション駅 5.0 上記と同じ 上記と同じ
  • ※=東京ディズニーリゾートの構成施設ではないもの。
  • ◇=公式には「リゾートの施設外には行けない」と案内されている。

[編集] 脚注

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[編集] 関連項目

  • 迪士尼線 - 香港ディズニーランドへの鉄道路線

[編集] 外部リンク

最終更新 2009年11月6日 (金) 15:09 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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