航空連合

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航空連合(こうくうれんごう、Airline alliance)とは、航空会社間の連合組織のこと。

同一連合内においては、コードシェア便マイレージサービスの相互乗り入れなど、旅客の利便性を図り、集客の向上を目指すことになっている。

航空便には長距離便や国際線も多いことから、航空連合も国際的な組織であり、各国の航空会社が合従連衡を行い、構成されている。

目次

[編集] 概要

航空業界では1990年代から、個別に一部航空会社間で、コードシェア便やマイレージサービスの相互乗り入れなどの業務提携が行われ始めていたが、航空業界における国際的な規制緩和の流れと競争の激化により、世界的な規模で結成されるようになった。

2009年現在、航空連合は3つある。スカイチームスターアライアンスワンワールドである。かつては、ウイングス・アライアンスクオリフライヤーグループも存在していたが、ウイングス・アライアンスは2004年にスカイチームに吸収された形で消滅してしまい、クオリフライヤーグループも連合の中心となっていたスイス航空が2002年に倒産したことで解散した。なお、貨物を対象とした航空連合のWOWスカイチーム・カーゴもある。

連合内における各航空会社は前述したコード・シェアなどによる旅客の誘導のほか、機体や事務所、整備拠点の提携による運航経費の削減も目指している。また、例えばスターアライアンスでは、事故時には事故が起きた地点に最も近い加盟会社が救助にあたることになっている(例えばドイツで事故が起きたら、ルフトハンザドイツ航空が現場の対応に当たる)など、非常時の対応などでも提携を結んでいる。

近年では需要の増加が予測されるBRICsの航空会社がそれぞれの航空連合から加盟交渉を受けている。

[編集] 国際的な組織

スターアライアンス ワンワールド スカイチーム
年間旅客数[1] 45,400万人 35,100万人 39,300万人
市場占有率 20% 16% 17%
加盟航空会社* エア・カナダ
ニュージーランド航空
全日本空輸
アシアナ航空
オーストリア航空
bmi
LOTポーランド航空
ルフトハンザドイツ航空
スカンジナビア航空
シンガポール航空
南アフリカ航空
スパンエアー
スイスインターナショナルエアラインズ
TAPポルトガル航空
タイ国際航空
トルコ航空
エジプト航空
ユナイテッド航空
USエアウェイズ
コンチネンタル航空[2]
中国国際航空
上海航空
リージョナル・メンバー(3社)
ロイヤル・ヨルダン航空
日本航空
アメリカン航空
ブリティッシュ・エアウェイズ
キャセイパシフィック航空
フィンランド航空
イベリア航空
ラン航空
カンタス航空
マレーヴ・ハンガリー航空
アエロフロート・ロシア航空
アエロメヒコ航空
エールフランス
アリタリア航空
チェコ航空
中国南方航空
デルタ航空
KLMオランダ航空
大韓航空
ノースウエスト航空
アソシエート・メンバー(3社)
結ばれていない地域* 南アメリカ[3]
ロシア
アフリカ
ロシア[4]
西アジア
南アメリカ
オセアニア
中東
外部リンク staralliance.com oneworld.com skyteam.com

[編集] 備考

成田空港においては、航空連合別にターミナルを利用するように整備された。第1ターミナル北ウイングはスカイチーム(ノースウエスト航空・大韓航空など)、第1ターミナル南ウイングはスターアライアンス(全日本空輸・ユナイテッド航空など)、第2ターミナルはワンワールド(日本航空・アメリカン航空など)である。この結果、共同運航便を利用した場合の乗り継ぎにターミナル間の移動が減るなどの効果が出ている。また、チェックイン・システム、ラウンジ等の共通化も進められている。

[編集] 世界一周航空券

各アライアンスでは、世界一周に相応する航空券のセット(RTW)を加盟航空会社同士の提携で販売している。世界一周航空券の項目を詳しくは参照のこと。


[編集] 脚注

  1. ^ 財団法人 日本航空機開発協会 航空機関連データ集 2006 IV-7ページ (PDFファイル)
  2. ^ 2009年10月にスカイチームから移籍。
  3. ^ 2008年10月にブラジルTAM航空の加盟が決定したため空白状態は解消予定。
  4. ^ 2009年5月にロシアのS7航空の加盟が決定したため空白状態は解消予定。

最終更新 2009年10月28日 (水) 15:56 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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