色相

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色相スケール

色相(しきそう)は、といった色の様相の相違である。特定の波長が際立っていることによる変化であり、際立った波長の範囲によって、定性的に記述できる。ただし、常に同じ波長が同じ色に見える訳ではない。赤から、黄、緑、青を経て、()までは、スペクトル上の色であると言える。彩度明度と併せて、色の三属性と言う[1]。 色から彩度明度または輝度の要素を取り除いた残りであると言うことも出来る。英語ではhue (ヒュー) であり、Hhで略記される。

目次

[編集] 色相環

色相環
RGBと色相の関係(三角関数を使わない場合)

色相の総体を順序立てて円環にして並べたものを色相環 (hue circle) と言う。色相環上では、補色を反対の位置に設ける。理論的には、境目がなく連続的なものである[1]。しかし、一般的には20等分や40等分で表現される[1]。色相を角度で示すものもある。現代ではマンセル表色系などのように、赤から始まるものが多い。

またヘリングの心理四原色(赤、青、黄、緑)はおおよそ90度の間隔を置いて並んでいる。色の三原色シアンマゼンタイエロー)や光の三原色(赤、緑、青)は、おおよそ120度の間隔を置くように選ばれる。光の三原色が120度間隔であることと心理四原色が90度間隔であることは一見矛盾しているように見えるが、それぞれで言われている赤、緑、青は異なる概念である。

[編集] 用途

隣あう純色の組み合わせで混色し、微妙な色相を作るときの手がかりとして用いられる[1]

[編集] 色相を求める計算

CIELABから:

\tan H = \frac{b^*}{a^*}

CIELUVから:

\tan H = \frac{v^*}{u^*} = \frac{v'}{u'}

RGBから:

\tan H = \frac{\sqrt{3} (G - B)}{2 R - G - B}

逆三角関数が使えないときは、次の式で大まかな値を求めることもできる。

大小関係 色相の範囲 公式
R \ge G \ge B 赤~黄 H = 60^{\circ} \times \frac{G - B}{R - B}
G \ge R \ge B 黄~緑 H = 60^{\circ} \times \left( 1 + \frac{R - B}{G - B}\right)
G \ge B \ge R 緑~シアン H = 60^{\circ} \times \left( 2 + \frac{B - R}{G - R}\right)
\ B \ge G \ge R\ シアン~青 H = 60^{\circ} \times \left( 3 + \frac{G - R}{B - R}\right)
B \ge R \ge G 青~マゼンタ H = 60^{\circ} \times \left( 4 + \frac{R - G}{B - G}\right)
R \ge B \ge G マゼンタ~赤 H = 60^{\circ} \times \left( 5 + \frac{B - G}{R - G}\right)

[編集] 脚注

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[編集] 出典

  1. ^ 尾登誠一 「3 色の世界を知る」『色彩楽のすすめ』 岩波書店〈岩波アクティブ新書〉、2004-01-07、第1刷、34、35ページ。ISBN 4-00-700101-4

最終更新 2009年5月23日 (土) 14:39 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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