芝山町
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芝山町(しばやままち)は、千葉県山武郡にある町である。国の構造改革特別区域法に基づき2003年4月21日国際空港特区に認定された。
目次 |
[編集] 地理
成田国際空港(成田空港)の南側に位置し、一部空港用地が町内にかかっている。芝山町は町域のほとんどが成田空港を離発着する航空機の航路の真下に位置し、航空機の高度が低い場所であるため、成田空港周辺市町村の中でも最も騒音被害の大きい地域である。成田市に次いで空港反対同盟の活動の拠点になっている。
町域全体が丘陵地帯で、住民には農業従事者が多い。
[編集] 隣接する自治体
[編集] 人口
| 芝山町と全国の年齢別人口分布 | 芝山町の年齢・男女別人口分布 | ||||||||||||||||||
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■紫色 ― 芝山町
■緑色 ― 日本全国 |
■青色 ― 男性
■赤色 ― 女性 |
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| 総務省統計局 / 国勢調査(2005年) | |||||||||||||||||||
[編集] 歴史
- 5世紀から7世紀ごろまで作られた古墳群があり、埴輪などが多数出土している。この頃の芝山町周辺の様子については分からない事の方が多い。
- 「芝山」の由来は町の南部にある天台宗の寺院「芝山仁王尊」による。芝山仁王尊の建立は奈良時代前期と伝えられている。
- 芝山仁王尊は江戸時代まで成田市の成田山新勝寺と信者を2分するほどの隆盛を誇っていた。現在の総武本線に相当する東京東部から千葉県東総地域への鉄道設置の計画段階では、芝山を経由して芝山仁王尊への参拝客の利用を見込んだプランもあった。またその後、1920年代には東京成芝電鉄が計画されるも、結局未成線として終わっている。成田山と決定的に参拝客の差が生じたのは、成田に鉄道が建設された20世紀初頭以降の事である。
[編集] 近世
- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制施行に伴い武射郡二川村と武射郡千代田村の2村が成立する。
- 1955年(昭和30年)7月1日 - 山武郡二川村と山武郡千代田村が合併して山武郡芝山町が誕生する。
- 1966年(昭和41年)7月4日 - 三里塚空港建設促進決議案が閣議で可決。新東京国際空港の建設予定地が千葉県成田市三里塚の宮内庁下総御料牧場周辺に決定する。
- 7月20日 - 三里塚芝山連合空港反対同盟が結成された。以降反対闘争が激化する。
- 1977年(昭和52年)5月9日 - 過激派約50人が芝山町長宅前の臨時派出所を火炎瓶などを使い襲撃、警察官6人が重軽傷、1人が全身やけどを負い、ヘリコプターで東京警察病院に運ばれるが21日に死亡。
- 1977年(昭和52年)3月 空港建設により離発着機の航路の直下となる事から、芝山町は成田空港建設に対し京成電鉄の芝山町へ延伸するよう要望書を提出、運輸省(現・国土交通省)は、「第三セクター方式による延伸」という回答を示す。
- 1978年(昭和53年)5月20日 - 新東京国際空港(現・成田国際空港)開港。
- 1985年(昭和60年)3月24日 - 芝山町、成田市、佐倉市、栄町が国の国際観光モデル地区に指定される。
- 2002年(平成14年)10月27日 - 芝山鉄道芝山鉄道線が開業。同時に芝山千代田駅がオープン。上記の約束が空港開港から24年を経て初めて実現された。
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- 成田国際空港関連の詳しい歴史に関しては成田空港の歴史の項目を閲覧の事。
[編集] 行政
- 町長 相川勝重
[編集] 経済
芝山町は空港に隣接しているため、臨空工業団地(芝山第2工業団地、空港南部工業団地)などに多くの企業が進出しており、国の構造改革特別区域法に基づく国際空港特区の一端を担っている。また、その波及効果も大きく、町内はもとより周辺市町村への雇用拡大や、平成16年度より固定資産税収入の増収により、芝山町は普通交付税不交付団体(財源超過団体)になり、財政の健全化にも貢献している。
[編集] 第一次産業
農業従事者が多く、人口の30%程度を占めている。近年スイカと花きの出荷が増加。後者に関しては、成田空港から海外に輸出されるものも多い。
[編集] 第二次産業
町内には芝山(向野地区・千葉県企業庁)(木崎地区・千葉県まちづくり公社)、第2芝山(千葉県企業庁)、空港南部(千葉県企業庁)の3つの工業団地がある。芝山工業団地内にある日本オーチス・エレベータのエレベータの試験塔、芝山テストタワー(高さ:154.2m、地上:39階建て)が目立つ。また、現在も物流団地の拡大が続けられている。
[編集] 第三次産業
空港施設そのものはほとんどが成田市域にあり、騒音被害に見合うだけの収入がないと言う不満の声も聞かれる。
- 町内の主な物流拠点
- 郵船航空サービス 成田ロジスティクスセンター(NLC)
- 福山通運 成田流通センター
- 西日本鉄道 成田ロジスティクスセンター
- セイノー通関 成田ロジスティクスセンター
- 西濃シェンカー 成田ロジスティクスセンター (ドイツスティネス社との合弁。)
- DHL 成田ロジスティックセンター
- プロロジスパーク成田
- ケイラインロジスティックス 成田ロジスティックスセンター
- アルプス物流 成田営業所・航空事業センター
- 東芝物流 成田エアカーゴセンター
- 近鉄エクスプレス 成田ターミナル
- 丸紅物流 成田営業所
- 日立物流 成田航空センター
[編集] 地域
[編集] 教育
[編集] 中学校
- 芝山町立芝山中学校
[編集] 小学校
- 芝山町立芝山小学校
- 芝山町立東小学校
- 芝山町立菱田小学校
[編集] 専修学校
[編集] 交通
[編集] 空港
[編集] 鉄道
[編集] 路線バス
[編集] 道路
[編集] 国道
[編集] 県道
[編集] 名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
- 芝山仁王尊
- 江戸時代、成田の不動尊と共に民間信仰を集め、親しまれてきた。781年に創建された観音教寺の仁王門に安置され、厄除け、火事、泥棒除けの仁王尊天、本尊厄除十一面観世音大菩薩で知られている。日本でも有数の古刹。境内の前にある三重塔は県有形文化財に登録されている。
- 航空科学博物館
- 日本の航空機の歴史や技術、現状が、一目でわかる日本初の航空博物館。館内には、日本で初めて飛行が行われた、アンリ・ファルマン複葉機の原寸大模型、や実物の航空機のエンジンが展示されている他、フライト・シミュレーター装置による搭乗体験ができる。5階の360度パノラマ展望台からは、成田国際空港を離発着する航空機を間近に見る事が出来る。また、屋外展示場には、戦後初の国産型旅客機「YS-11試作1号機」も展示されている。
- 芝山公園
- 15haの園内に、梅の花木園、芝生園など、落ち着いた雰囲気の公園。また、県指定文化財に登録されている江戸時代の農家(旧藪家住宅)が移築され、休憩施設、野球場、ミニアスレチックなどの施設があり、休日や祝日には家族連れで賑わっている。
- 芝山古墳・はにわ博物館
- 芝山公園内にあり、県内、九十九里地方から出土した埴輪や古墳時代(3世紀末〜7世紀)の考古遺跡が展示されている。館内は、県内や関東地方の古墳文化のおおよそを写真や解説図で理解することができ、古墳時代の遺跡と暮らしがぶりがわかるように、古墳や住居跡から出土した遺物を展示している。
- はにわ祭
- 1982年から毎年11月第2日曜日に開催。
- サテライト成田
- 2008年7月にオープンした競輪場外車券売場。
[編集] 外部リンク
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