花京院

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花京院(かきょういん)とは、宮城県仙台市青葉区にある地名で、仙台駅の北側に位置する。2008年現在の人口は、1380人であった。

世帯数と人口[1]
丁目 世帯数 人口
1丁目 455世帯 747人
2丁目 386世帯 633人
841世帯 1380人

目次

[編集] 概要

仙台駅西口北側に位置する地名であり、北側の二丁目と南側の一丁目とからなる。一丁目は、その南の名掛丁と共に俗に「X橋周辺」と呼ばれ、戦後に進駐軍相手のスタンドバーやクラブが軒を連ねる歓楽街となり、その後もインナーシティとなっていた。1970年代半ばから仙台市が再開発計画を立て[2]、順次再開発が実施されて、現在は仙台市都心部を構成するオフィスビル高層マンションが林立する地区となってきている。

[編集] 二丁目

二丁目は、北を定禅寺通りの延長である定禅寺通宮町線(仙台市道1141号)、西を駅前通り、南を花京院通り(国道45号)、東を新名掛丁(仙台市道1142号。東六番丁通りの一町西の南北の道)で囲まれる。

二丁目の真ん中を南北に空堀丁(仙台市道1143号)が貫いている。空堀丁の南側は、花京院通りで一丁目の末無掃部丁へと繋がる。新名掛丁は一丁目の掃部丁に繋がる。

[編集] 一丁目

一丁目は、北を花京院通り(国道45号)、西を駅前通り、南を元寺小路2号線(仙台市道1223号)、東をJR東北新幹線東北本線仙山線軌道敷で囲まれる。なお、JR軌道敷の東側で、花京院通り沿い南側に「花京院通」という地名もある。

一丁目を南北に貫く道には、西から末無掃部丁(すえなしかもんちょう。仙台市道1145号)、掃部丁(かもんちょう。仙台市道1144号)の2本がある。東西に貫く道はないが、駅前通りと末無掃部丁とを繋ぐ小道として花京院一丁目1号線(仙台市道1146号)が、末無掃部丁と掃部丁とを繋ぐそれとして北から花京院一丁目2号線(仙台市道1147号)、および、花京院一丁目3号線(仙台市道1148号)がある。

[編集] 名称の由来

「花京院」は、江戸時代に当地にあった修験道寺院の名に由来する(同寺は既に廃寺)。旧町名は「花京院通」(-どおり)であり、現在の「花京院通り」(国道45号)に面する南北の地区を指した。住居表示施行を機に、「花京院通り」の南側を花京院一丁目、北側を同二丁目にしたようである。

仙台城下町おいて山伏道場の寺院に由来する旧町名には、「花京院通」の他に良覚院丁、南光院丁教楽院丁、大行院丁、覚性院丁、金剛院丁などがあり、現在の良覚院丁公園内にあった良覚院が総触頭となって仙台藩の山伏は統率されていた。

仙台藩藩校養賢堂(現在の勾当台公園に所在)から、1817年文化14年)に医学校が分離して百騎丁(現在は東二番丁スクエアが所在)に設置された[3]。このとき、構内に置かれた施薬所(患者治療兼学生用臨床実習施設)で用いるための薬草を栽培する付属薬園として、江戸時代初期に広瀬川河畔の御花壇にあった「御薬園」[4]を末無掃部丁(現在の花京院1丁目)に設置した。「花京院」という地名はこの「御薬園」に由来しないが、字面から関連性が語られることがある。また、進駐軍相手の歓楽街となっていたX橋周辺の歴史と関連付けて、「戦後の混乱期に花街だったから花京院」との俗説もあるが、X橋の西側にある花京院は歓楽街、X橋の東側が特殊飲食店街であり、遊郭は小田原にあったので、この俗説も誤りである。

[編集] 花京院の名を付したもの

  • 花京院しのぶ
仙台市出身の演歌歌手。ここの地名から苗字がとられた。本名「林しのぶ」。
  • 花京院典明
仙台市出身の漫画家荒木飛呂彦の作品「ジョジョの奇妙な冒険」の第3部スターダストクルセイダースに登場する人物。ここの地名から苗字がとられた。→#ジョースター一行
仙台市電に存在した循環線および原の町線の電停。
  • 花京院通り
国道45号の一部。花京院一丁目と二丁目を分ける。
  • 仙台花京院通郵便局
仙台市青葉区本町一丁目11番1号に所在。

[編集] 周辺

[編集] アクセス

[編集] 脚注

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  1. ^ 『町名別世帯数及び人口 (住民基本台帳による)平成20年4月1日現在』による。
  2. ^ 仙台駅北部地区開発計画(仙台市)
  3. ^ 宮城県図書館だより「ことばのうみ」第23号
  4. ^ 広瀬川の水文化史

[編集] 参考文献

  • 『町名別世帯数及び人口 (住民基本台帳による)平成20年4月1日現在』、2008年。

最終更新 2009年7月21日 (火) 01:12 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
【花京院】変更履歴

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