花石綱

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花石綱(かせきこう)は中国北宋末期、第八代皇帝徽宗が庭園を造るために調達させた珍花・名木・奇石などのこと。あるいはそれを運ぶ船団のこと。

徽宗は文人・画人としての才能を持ち、絵画・建築・造園などに優れており、造園に必要な珍花・名木・奇石(太湖石など)を蔡京や彼の推挙した朱勔(しゅべん)らに集めさせた。調達は主に中国南方の江南地方で行われ、目に留まった物は強制的に買い上げたり奪ったりして、運河や陸路を利用して首都・開封へ運ばせた。この調達方法が強引で陸路を使う際は輸送の邪魔になる民家を取り壊す等民意を無視したものであり、運搬にも多額の費用・労働力がかかるなどして民衆の恨みを買い、方臘の乱を初めとする民衆蜂起が江南地方一帯で発生する一因となった。

代に成立したこの時代を扱う小説『水滸伝』にも花石綱運搬役を賊が襲うエピソードがある。

最終更新 2009年2月14日 (土) 02:13 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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