菊次郎の夏

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菊次郎の夏』(きくじろうのなつ)は、1999年公開の北野武監督作品。第52回カンヌ国際映画祭コンペティション部門正式参加作品。静岡県、および愛知県豊橋市などでもロケが行われた。「菊次郎」はたけしの実父の名前。

目次

[編集] キャッチコピー

  • 菊次郎52才 正男9才 たくさん遊んで、すこーし泣いて。

[編集] あらすじ

夏休み、一人ぼっちの小学三年生の正男(関口雄介)は、遠く離れて暮らしているという母親に会うために、お小遣いを持って家を飛び出す。それを知って心配した近所のおばさん(岸本加世子)は、自分の旦那でチンピラ中年、菊次郎(ビートたけし)を正男に同行させて母親のもとへと旅に出る。

[編集] 出演者

[編集] 受賞歴

  • 第54回毎日映画コンクール・日本映画優秀賞
  • 第1回文化庁優秀映画賞・長編映画部門優秀映画賞
  • (第73回キネマ旬報ベスト・テン日本映画第7位、第21回ヨコハマ映画祭日本映画ベストテン第5位)

[編集] エピソード

  • この映画の主題曲は、ジブリ映画の音楽担当でも知られる久石譲の「Summer」である。この曲を製作する際に北野本人から「ピアニストのジョージ・ウィンストンのアルバム『AUTUMN』のようなピアノの旋律の主体とした曲を作って欲しい」と要望があった。いつもは音楽に関しては北野は「自分の専門じゃないから」と久石に任せ、まず久石が仮に作ったデモ盤を聴いた後に変更等の注文をつけることが多いのだが、映画制作前に北野自身から具体的なイメージによる注文がされたのはこの曲が初めてのこと[要出典]。またこの曲は2000年2002年にかけて、北野自身が出演した9代目(E120系)トヨタ・カローラのテレビ・ラジオCMのBGMにも使われた。
  • 北野映画作品にありがちな「痛み」を伴う暴力的な面が、排除されている。これは、彼自身の『振り子理論』に基づき、逆の方向を狙って作ったとされている。
  • カンヌ国際映画祭でも評判は上々だったが、賞は獲れなかった。東京スポーツは、「たけし一冠の終わり」という見出しを出した。これには北野も苦笑するほかなかったという。
  • この作品には北野が絶賛するパフォーマンス集団THE CONVOYのメンバーが出演している。

[編集] 外部リンク

最終更新 2009年10月29日 (木) 12:44 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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