蒜山高原

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蒜山高原と上蒜山(中央)・中蒜山

蒜山高原(ひるぜんこうげん)は、岡山県真庭市北部の蒜山地方に位置する高原である。

目次

[編集] 概要

標高500mから600m程度の高原地帯であり、西日本を代表するリゾート地の一つである。また、日本最大のジャージー牛の牧場なども存在する。週末やシーズンには京阪神中国地方四国地方方面からの観光客で大変賑わう。一帯は1936年2月1日大山国立公園(現在の大山隠岐国立公園)に指定されている。

蒜山高原は約60万年前に火山活動を停止した蒜山三座(上蒜山、中蒜山、下蒜山)の中腹に位置する。 この地を流れている一級河川旭川は、現在こそ岡山市を経て瀬戸内海に注いでいるものの、大山噴火以前は日本海に向けて流れていて、現在の蒜山高原の南側が湖であった。大変風光明媚な場所だが、かつては軍用地(昭和初期の大日本帝国陸軍の射爆演習場)であった。

天候がよければ、北北西の方角に中国地方一標高を持つ名峰、大山を見ることが出来る。

[編集] 名物・特産品

蒜山大根
戦後の1947年からの開墾後、ダイコンの培栽に取り組み「蒜山大根」の名前で全国展開を行っている(夏は涼しく、また「黒ボコ」といわれる火山灰土壌がダイコンの培栽に適している)。
ジャージー牛製品
現在は日本最大のジャージー牛の育成などが有名になっており、ジャージー牛からの牛乳の生産量は日本一になっている。日本各地に運ばれるジャージー牛による加工品牛乳などは地元蒜山にある蒜山酪農協同組合や岡山市に本社を置く会社が生産している。
ソバ
気候風土がソバ栽培に適しており、蒜山高原産のソバを利用した蒜山そばも有名。
珪藻土
良質の珪藻土を産出する地区もあり、露天掘りで採掘されている。
ひるぜんワイン
地元で採れる山葡萄を使ったひるぜんワインは、地元第三セクターのひるぜんワインの手作りのワインで、ワインコンテストで賞を受賞するほどのワインとなっている。
郷土料理

最近では第六次産業化に関連し、地元蒜山産の原料を使用した物も多く、、蒜山大根を使った漬物や、蒜山産そばを使った乾麺そば焼酎等のそば製品などの商品が増えてきている。

[編集] 妖怪伝承

スイトン
この地域には「スイトン」と呼ばれる妖怪が出没すると言い伝えられている。スイトンは『悪人などのところに“スイー”っとやってきて、“トン”とその場に立ち、その場にいる悪人を真っ二つに切り裂き、食い殺す』と言われており、スイトンの名もここから来ている。このスイトンを模した像は高原のいたるところに置かれており、いかにゆかりが深い妖怪かよくわかる。
一貫小僧
一貫小僧」(いっかんこぞう)という妖怪の伝承もある。袈裟を着て数珠を持った小坊主のような者が、登山者の前に経文を唱えながら現われ、言葉を一言交わすと姿を消すという[1]

[編集] 主な観光施設

[編集] 交通

国道482号国道313号が高原を通過している。米子自動車道蒜山ICからアクセスできる(同道路に蒜山高原SAがある)

[編集] 放送

蒜山地域でのテレビ放送は蒜山中継局からNHK岡山総合テレビ 、NHK岡山教育テレビ山陽放送TBS系列)、岡山放送フジテレビ系列)、西日本放送日本テレビ系列、デジタル放送のみ)、瀬戸内海放送テレビ朝日系列、デジタル放送のみ)の6局が視聴できる。アナログ放送ではRNCが置局していないため日本テレビ系列は鳥取県日本海テレビを受信している世帯が多い。蒜山中継局では2009年1月30日に地上デジタル放送が開始された(テレビせとうちは中継局を設置していない)。

[編集] 脚注

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  1. ^ 村上健司編著 『妖怪事典』 毎日新聞社、2000年、38頁。ISBN 4-620-31428-5

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

最終更新 2009年8月30日 (日) 11:22 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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