藤田英典
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藤田 英典(ふじた ひでのり、1944年 - )は、日本の学者。専門は教育社会学。国際基督教大学教授、同大学教養学部・同大学院教育学研究科に在職。東京大学名誉教授。
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[編集] 経歴
石川県出身。1969年に早稲田大学政治経済学部を卒業した後、大手銀行勤務を経て1975年に東京大学(教育学専攻修士課程)で教育学修士、1978年にスタンフォード大学(教育系大学院)でPh.Dを取得。
名古屋大学助手・助教授、東京大学助教授、教授(教育学部長)を経て、2003年度より現職。
[編集] 研究・主張
- 教育改革国民会議委員、中央教育審議会義務教育特別部会委員などを歴任し、日本の教育政策に様々な提言を行ってきた。1980年代以降の教育改革における改革至上主義的な傾向や、新自由主義の台頭、教育の私事化などに警鐘を鳴らしている。また、特に義務教育段階における学校・教育機会の格差化、差別化を危惧し、公立学校選択制や、エリート主義的性質を強く持つ公立中高一貫校の設置などには批判的である。杉並区立和田中学校で行われている「夜スペ」(進学塾講師による有料授業)にも疑問を投げかけている。
- 2006年に行われた教育基本法の「改悪」に対して反対の意を表し、「【アピール】公述人・参考人として教育基本法案の徹底審議を求めます」呼びかけ人、教育と文化を世界に開く会メンバー(現:教育改革市民フォーラム)などとして、社会的な呼びかけを行った。
- 全国学力テストの結果公表について、「平均点を公表すれば、平均点が独り歩きしてしまう」と発言し、過度の競争が生まれると推測し反対している(NEWS ZERO2008年12月3日)。
[編集] 活動歴
- 教育改革国民会議委員(2000-2001年度)
- 日本教育社会学会会長(2002-2003年度)
- アレゼール日本(高等教育と研究の現在を考える会)
- 中央教育審議会義務教育特別部会委員(2005年度)
- 「【アピール】公述人・参考人として教育基本法案の徹底審議を求めます」呼びかけ人
- 教育と文化を世界に開く会・教育改革市民フォーラム
- 日本学術振興会社会科学専門調査班主任研究員
- 国立大学法人東京外国語大学経営協議会委員
- 東京外国語大学国際学術戦略本部アドバイザリー・コミティ委員
- 日本学術会議第一部会員(第20期)
- 日本の教育を考える10人委員会委員(2004年 - )
- 「教育子育て九条の会」呼びかけ人
- 「2006平和への結集の訴え」呼びかけ人
- 「このままでいいのか全国学力テスト」呼びかけ人
- 「土肥校長と共に、学校に言論の自由を求める」保護者&市民の会 呼びかけ人
[編集] 著書
[編集] 単著
- 『子ども・学校・社会―「豊かさ」のアイロニ-のなかで』、東京大学出版会、1991年
- 『教育改革―共生時代の学校づくり』、岩波書店、1997年
- 『市民社会と教育―新時代の教育改革・私案』、世織書房、2000年
- 『新時代の教育をどう構想するか―教育改革国民会議の残した課題』、岩波書店、2001年
- 『家族とジェンダ-教育と社会の構成原理』、世織書房、2003年
- 『義務教育を問いなおす』筑摩書房、2005年
- 『教育改革のゆくえ―格差社会か共生社会か』、岩波書店、2006年
[編集] 教科書・テキストなど
- 『文化と社会 (放送大学教材)』放送大学教育振興会 1993年
- 『教育社会学(放送大学教材)』放送大学教育振興会 1994年
- 『改訂版教育社会学(放送大学教材)』放送大学教育振興会 1998年
- 『高等学校現代社会 : 学ぼう創ろう私たちの社会』清水書院 2004年
- 『高等学校現代社会 : 学ぼう創ろう私たちの社会(改訂版)』清水書院 2008年
[編集] 共著・編著・編集・編纂書など
- 『文化と社会—差異化・構造化・再生産』 有信堂高文社 1991年
- 『学校文化の社会学』福村出版 1993年
- 『性差と文化』東京大学出版会 1993年
- 『共生する社会 (シリーズ学びと文化)』東京大学出版会 1995年
- 『表現者として育つ (シリーズ学びと文化)』東京大学出版会 1995年
- 『科学する文化 (シリーズ学びと文化)』東京大学出版会 1995年
- 『学び合う共同体 (シリーズ学びと文化)』東京大学出版会 1996年
- 『教育学入門 (子どもと教育) 』岩波書店 1997年
- 『教育学年報〈6〉教育史像の再構築』世織書房 1997年
- 『文化としての20世紀』東京大学出版会 1997年
- 『家族』東京大学出版会 1998年
- 『岩波講座 現代の教育—危機と改革〈第0巻〉教育への告発』岩波書店 1998年
- 『岩波講座 現代の教育—危機と改革〈第1巻〉いま教育を問う』岩波書店 1998年
- 『岩波講座 現代の教育—危機と改革〈第2巻〉学校像の模索』岩波書店 1998年
- 『岩波講座 現代の教育—危機と改革〈第3巻〉授業と学習の転換』岩波書店 1998年
- 『岩波講座 現代の教育—危機と改革〈第4巻〉いじめと不登校』岩波書店 1998年
- 『岩波講座 現代の教育—危機と改革〈第5巻〉共生の教育』岩波書店 1998年
- 『岩波講座 現代の教育—危機と改革〈第6巻〉教師像の再構築』岩波書店 1998年
- 『岩波講座 現代の教育—危機と改革〈第7巻〉ゆらぐ家族と地域』岩波書店 1998年
- 『岩波講座 現代の教育—危機と改革〈第8巻〉情報とメディア』岩波書店 1998年
- 『岩波講座 現代の教育—危機と改革〈第9巻〉教育の政治経済学』岩波書店 1998年
- 『岩波講座 現代の教育—危機と改革〈第10巻〉変貌する高等教育』岩波書店 1998年
- 『岩波講座 現代の教育—危機と改革〈第11巻〉国際化時代の教育』岩波書店 1998年
- 『岩波講座 現代の教育—危機と改革〈第12巻〉世界の教育改革』岩波書店 1998年
- 『教育学年報〈7〉ジェンダーと教育』世織書房 1999年
- 『変動社会のなかの教育・知識・権力—問題としての教育改革・教師・学校文化』新曜社 2000年
- 『教育学年報〈8〉子ども問題』世織書房 2001年
- 『教育学年報〈9〉大学改革』世織書房 2002年
- 『教育学年報〈10〉教育学の最前線』世織書房 2004年
- 『現代社会学』有斐閣 2005年
- 『なぜ変える?教育基本法』岩波書店 2006年
- 『不安定を生きる若者たち : 日英比較フリーター・ニート・失業』大月書店 2006年
- 『誰のための「教育再生」か』 岩波書店 2007年
- 『子どもとニューメディア』日本図書センター 2007年
- 『平和憲法と公共哲学』晃洋書房 2007年
- 『今、義務教育が危ない!-国民のライフラインを守ろう』ぎょうせい 2007年
- 『講座社会学 13 階層』東京大学出版会 2008年
- 『教育をめぐる虚構と真実』春秋社 2008年
- 『リーディングス日本の教育と社会. 第13巻』日本図書センター 2009年
- 『リーディングス日本の教育と社会. 第15巻』日本図書センター 2009年
- 『学校から言論の自由がなくなる』岩波書店 2009年
[編集] 翻訳書
- 『コーホート分析法』朝倉書店 1984年
- 『階級・官僚制と学校—アメリカ教育社会史入門』有信堂高文社 1989年
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最終更新 2009年8月24日 (月) 05:42 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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