蓄光
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蓄光(ちっこう)とは、文字通り、物質が光をためて発光する性状を示すものをいう。この発光を燐光という。硫化亜鉛(ZnS系)やアルミン酸ストロンチウム(SrAl2O4系)が知られている。時計の文字盤や針に「夜光塗料」としても利用されている。世界シェアは日本の根本特殊化学1社が実質的に独占している(ライセンス生産を含む)。
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[編集] 経緯
古くは、時計の文字盤や計器盤等、夜間の視認を可能にするものとして夜光という名称が定着した経緯がある。初期はラジウム化合物、その後プロメチウム化合物、硫化亜鉛系、アルミン酸ストロンチウム系の蓄光物質が開発され、現在に至る。1990年代に時計業界では放射線を発する物質の使用が世界中で禁止されることとなり、ラジウム化合物やプロメチウム化合物は姿を消している。
[編集] 用途
最近では、時計の文字盤や計器盤等以外の使用方法としてキーホルダー、アクセサリー、マニキュア等のファッションとしての使用が多くなっている。また、ニューヨークでの9・11テロ等に於いて、避難経路を示すことの重要性が高まったことからも、電源や配線配管を必要としない「蓄光」が注目を集めている。
ISOでも避難口等を示す標識や段差を示すマーキング等が世界基準とされている。
[編集] 利用
日本国内では、いち早く横浜市交通局が地下鉄のプラットホームやコンコースで蓄光式の避難誘導板を設置し、その後、東京都が火災予防条例に於いて地下駅を保有する全ての鉄道事業者に蓄光性を持った明示物を設置することを定めた。
地震や台風等の災害時に発生する停電によるブラックアウトに際し「蓄光」は非常に有効な手段であると考えられる。広域避難場所や津波避難場所等の表示に蓄光を採用する動きが多くなってきている。
しかし、蓄光顔料には耐水性が無く屋外の使用が難しいとされてきた。最近では蓄光顔料の粒子をガラスでコーティングする技術が開発され屋外で使用される例も増えてきている。
[編集] 燐光
蓄光性を持つ物質が暗所で発光する際の光を燐光という。この発光の明るさを燐光輝度(単位:cd/m2)で示す。
[編集] 高輝度蓄光式避難誘導標識
総務省消防庁では2006年3月に告示の改正を行い、高輝度蓄光式避難誘導標識の定義を定めた。 経済産業省が主催する平成18年度省エネ大賞省エネルギーセンター会長賞でも蓄光製品が取り上げられており、同省の2007年度指針や資源エネルギー庁等の資料でも蓄光が省エネCO2対策の有効な手段であることが示されており、社会的認知が進んでいる。
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
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- 株式会社エム・ケー・ケー(屋外も使える超高輝度蓄光材)

