蠱毒
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蠱毒(こどく)とは、古代において用いられた、虫を使った呪術のこと。蠱道(こどう)、蠱術(こじゅつ)、巫蠱(ふこ)などともいう。
広義には、犬や猫など様々な動物を用いた呪いを総称して「蠱毒」と呼ぶ場合もあるが、本稿では狭義の蠱毒について述べる。
目次 |
[編集] 概要
犬を使用した呪術である犬神、猫を使用した呪術である猫鬼などと並ぶ、動物を使った呪術の一種である。
「器の中に多数の虫を入れて共食いをさせ、最後に生き残った最も生命力の強い一匹を用いて呪いをする」という術式が知られる。[1]
[編集] 歴史
古代中国において広く用いられていたとされる。どのくらい昔から用いられていたかは定かではないが、白川静など、古代における呪術の重要性を主張する漢字学者は、殷・周時代の甲骨文字から蠱毒の痕跡を読み取っている。[2]
日本では、厭魅(えんみ)[3]と並んで「蠱毒厭魅」として恐れられ、養老律令の中の「賊盗律」に記載があるように、厳しく禁止されていた。実際に処罰された例としては、769年に県犬養姉女らが不破内親王の命で蠱毒を行った罪によって流罪となったこと、772年に井上内親王が蠱毒の罪によって廃されたことなどが『続日本紀』に記されている[4]。平安時代以降も、たびたび詔を出して禁止されている。
[編集] 現代のフィクションにおける蠱毒
現代の伝奇作品などにおいて蠱毒が用いられることがある。
蠱毒が用いられている作品としては、荒俣宏『帝都物語』や、星野之宣の諸作品が有名。
悪霊シリーズや犬夜叉、ゴーストハント、霊媒師いずななどにも蠱毒に関する話がある。
[編集] 関連リンク
[編集] 脚注
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