袋とじ

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袋とじ(ふくろとじ・「袋綴じ」とも)とは、書籍(主に雑誌)の販売時では、外部から見えないように意図的に隠されたページのこと。またはそういったページを含む書籍もそのようによばれる。

また片面印刷の紙を印刷面を外にして二つ折りにすることもこのように呼ぶ。袋とじ印刷(ふくろとじいんさつ)とも(後述)。

[編集] 概要

袋とじは、雑誌販売において店頭で読まれてしまうと商品価値が下がったり、或いはポルノなど見る者を選ぶ情報が掲載されているページに対して行われる装幀上の工夫である。これにより、消費者は雑誌を購入しない限りその内容を窺い知ることができないため立ち読みだけして買わないことを防止でき、また消費者の購買意欲を煽ることができるとも考えられている。

この袋とじページを見るためには、非可逆的な破損行為である「ページを切って開くこと」をしなければならず、そのために消費者は本を購入しなければならなくなる。また、中身が見えないことで消費者に中身について彼是と空想させ、内容に対して更に期待をもたせることにも繋がる。

これは一種のおまけ(付録)的な要素であるが、こういった「購入しないと楽しめないコンテンツ」は長らく雑誌などではしばしば見られる販売手法ともなっている。こういった様式は先に述べたポルノ要素のほか、少年雑誌などでの特集ページなどでもしばしば行われており、後者のほうは特にメディアミックス形態で雑誌などとタイアップしたゲームソフト裏技情報など、特に人気の高いコンテンツに対して行われる傾向も見られる。

ただ後年、買わずに店員の隙を見て閉じ込み付録を抜き取る万引行為を働いたり、袋とじを店頭で隠れて切り開いてしまう・ページの一部のみ切り取ってしまうなどの行為が横行したこともあってか、雑誌の一部では紐で十字に縛られていたりプラスチックフィルムに包装された状態で店頭に並べられることもあり、実質的に閉じこみがあろうと無かろうと中が見ることのできない雑誌も流通している。

[編集] 袋とじ印刷

袋とじ印刷は、片面しか印刷できない印刷機(パソコンプリンターや、複写機)などで行われる簡易両面印刷・製本方法のことである。両面印刷と比較すると、以下のような問題点・利点が存在する。

問題 
各ページのをそれぞれ二つ折りにしなければならず手間が掛かり、また紙の裏面は白いままで単純に2倍の紙数が同ページ数の印刷に掛かる。
利点 
紙質が薄く、裏写りしてしまうような場合でも問題ない。インクの都合で裏に滲むことを気にしないでも済む。

こと会議プレゼンテーションで利用される資料など、一時的に使われる媒体(印刷物)を少量生産する場合、両面印刷機が余り普及していないことにも絡み、より少ない設備投資で可能である。

こういった理由にも絡み、いわゆる同人誌などでも俗に「コピー本」と呼ばれる小ロット自費出版では、コンビニエンスストアの店頭(店頭の複写機と店で販売されているホッチキスのみ)で原稿から製本することも可能であるとして、こういった様式が利用されているようだ。

[編集] 関連項目

最終更新 2009年5月30日 (土) 09:24 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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