複合機

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曖昧さ回避 この項目では、事務電子機器の複合機について記述しています。複数の製品を統合した一般製品については「オールインワン」をご覧ください。
オフィス向け複合機(キヤノンiR2270,モノクロ製品) オフィス向けとしては比較的小型の製品である

複合機(ふくごうき)は複数の機能を持つ機器を示す言葉である。

日本における複合機の呼称は複写機プリンターイメージスキャナファクシミリなどの機能が一つにまとめられている機器を指す場合が多く、一部ではこれを区別する言葉としてデジタル複合機プリンタ複合機などが使われている。そのほかにも、インクジェット複合機というのがあるが、必ずしも印刷方式がインクジェットが使われていることはない。

目次

[編集] デジタル複合機 (事務機器)

複写機プリンターイメージスキャナファクシミリなどの事務機器の機能を1つの筐体に収めたものである。画像データのデジタル処理化に伴って、製品化が可能となった。そのため、デジタル複合機複合プリンタと呼ばれることも多い。略語としてMFP(MultiFunction Printer/Product/Peripheral)やSPC(Scan Print Copy)、AIO(All In One)と呼ばれることもある。

また、次のようなことを行えるものも多い。

  • ファクシミリの送信を紙にプリントアウトすること無しにパーソナルコンピュータから行う。
  • ファクシミリの受信を内蔵メモリーで行い、それをデジタルデータとしてパーソナルコンピュータに送信する。

近年ではさらに高機能化が進み、特にオフィス向け大型製品において、複雑な機能を持つものがある。例えば、

といったものがある。

[編集] オフィス向け大型製品

大型のデジタル複写機に、ファクシミリやLANの機能を拡張ボードの形で追加したものは、事務所向けとして導入されることが多い。また、2000年代に入りカラーのものも価格の低下に伴って導入が増えている。また、POD(Print On Demand、小冊子などの小ロット印刷)サービスを手がける印刷会社向けに、高速で製本機能が充実した超大型機が各社から発売されている。

比較的高価(数十万円以上)であるため、OA機器販社によるリースでの導入が多い。大量の印刷に耐えられるように設計されているが、基幹業務に使用する場合には保守契約を行い、定期的な保守点検が必要である。この場合、トナー等消耗品を含めて保守契約を結ぶことが普通で、これがメーカー各社の収益源となっている。

[編集] スモールオフィス向け小型カラーページプリンタ方式

スモールオフィス向けに、価格の低廉化が進んできたカラーページプリンタとカラースキャナを組み合わせたA4やA3の複合機が続々と登場している。高級機種に比べて低速で耐久力が低いため基幹業務用としての多量の印刷が必要な用途には不向きであるが、机に置けるほど小型で扱いやすい(A3タイプは若干大きめ)。ADFやFAX機能を持ったものが主流。大型複写機に比べて導入コストが安く、コピーチャージ(出力枚数による課金)が無いことを売りとしている。

[編集] スモールオフィス向け小型モノクロページプリンタ方式

モノクロページプリンタ方式のものは、インクジェット方式に比べて、白黒原稿を低コストで印刷できる。そのため、カラー印刷が不要なスモールオフィス向けの、最大印刷サイズがA4の比較的安価な製品が存在する。

単独では音声通信機能が無く、電話機を外付けするものが多い。

[編集] 小規模オフィス・家庭向けカラーインクジェットプリンタ方式

家庭向けの複合機

小型カラーインクジェットプリンタにスキャナやファクシミリ機能などを追加した安価(数万円程度)な製品は、家庭のパーソナルコンピュータの周辺機器として2000年代より普及するようになった。最大印刷サイズがA4のものがほとんどである。

特徴的な製品として、以下のようなものがある。

  • 各種のメモリーカードスロットや直結USB端子を装備し、デジタルカメラで撮影した画像をパーソナルコンピュータを使用しないで直接印刷できるもの(PictBridge機能など)。また、カードドライブとして使用できるものもある。
  • フィルムスキャナ機能が有るもの。
  • CD-R/DVDなどの記録メディアに印刷する機能が有るもの。
  • ファクシミリ機能がないもの。

また、小規模オフィス向けには以下の機能も付加されているものがある。ただし最近では家庭向け機種にも装備される事が増えている為、家庭向け・小規模オフィス向けという区分けは以前よりあいまいになってきている。

  • 留守番電話コードレス電話機能が有るもの。
  • 単独では音声通信機能が無く、電話機を外付けするもの。
  • 自動原稿送り装置(DFまたはADF)機能が有るもの。
  • LAN端子を装備し、ネットワーク上のPCから共有する機能が有るもの。
  • 自動両面印刷機能が有るもの。

[編集] 主なメーカー

主要な複合プリンタメーカー
企業 電子写真 インクジェット 特徴
大型 SOHO向け 家庭向け
カラー モノクロ カラー モノクロ
沖データ
キヤノン
京セラミタ
ケイアイピー
コニカミノルタ
シャープ
セイコーエプソン
東芝テック
日本電気
パナソニック コミュニケーションズ
ヒューレット・パッカード
富士ゼロックス
ブラザー工業
村田機械
リコー
レックスマーク

[編集] メリットとデメリット

複合機の場合、個別の機器に比較した利点として、次のような点があげられる。

  • 設置場所(面積)が小さくてすむ。
  • 機器の購入費用が安くなる。

欠点として次のような点があげられる。

  • 故障・修理時に全ての機能が使えなくなる。
  • 各機能の使用頻度が高いと、待ち時間が生じる。

[編集] 関連項目

最終更新 2009年9月27日 (日) 15:07 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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