西川扇蔵
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西川扇藏(にしかわ せんぞう)は、日本舞踊西川流宗家家元の名跡。旧字体は「西川扇藏」。
- 初代 西川扇藏(千蔵、仙蔵とも)(生年不詳 - 宝暦6年(1756年)) - 能の囃子方から歌舞伎の鳴物師を経て舞踊家に転じる。
- 2代目 西川扇藏(生年不詳 - 文化5年(1808年)8月2日?) - 初名を西川千蔵。1757年から江戸市村座付きの振付師になり1790年まで出勤する。一方吉原の女芸者の踊りの指導にも携わった。「鷺娘」「吉原雀」「関の扉」「鞍馬獅子」等の名作を残す。没年は諸説ある。
- 3代目 西川扇藏(生没年不詳) - 2代目の門弟の初代西川巳之助が襲名する。
- 4代目 西川扇藏(寛政9年(1797年) - 弘化2年(1845年)3月2日) - 下総国船橋の出身。江戸に出て初代藤間勘十郎の門弟で1818年から中村座の振付師を勤める。1823年に3代目扇蔵家の養子になり4代目扇藏を襲名。「勧進帳」「藤娘」「六歌仙」「供奴」、常磐津では「うつぼ猿」を残す。門弟からは花柳流の初代花柳壽輔、名古屋西川流初代西川鯉三郎等を輩出。
- 5代目 西川扇藏(生年不詳 - 万延1年(1860年)) - 4代目の門弟の2代目巳之助が襲名する。
- 6代目 西川扇藏 - 後の2代目藤間勘右衛門。
- 7代目 西川扇藏(天保4年(1841年) - 明治31年(1898年)9月17日) - 江戸の生まれ。5代目扇蔵の子。6代目扇藏(後の2代目勘右衛門)の養母と不和になり西川家を離れたが。後に戻り3代目西川巳之助を襲名し家元となる。7代目扇藏を襲名することなく没。
- 8代目 西川扇藏(安政6年(1859年)3月12日 - 大正12年(1923年)10月6日) - 江戸 の生まれ。本名は尾村槌。初代西川喜舞と7代目家元3代目巳之助に師事し12歳で西川喜尾八を名乗る。1912年より家元の代理を務め、1918年に8代目扇藏を襲名し家元を継承。
- 9代目 西川扇藏(明治39年(1906年) - 昭和10年(1935年)) - 8代目の養女が9代目扇蔵を襲名し家元を継承。
[編集] 10代目
西川扇藏(にしかわ せんぞう、1928年(昭和3年)6月22日)は日本舞踊家。1928年(昭和3年)、東京市下谷区(東京都現台東区)生まれ。(財)日本舞踊振興財団理事長、(社)日本舞踊協会常任理事などの役職にあり、日本舞踊の継承と発展に務めている。
[編集] 人物
1934年に初舞台を踏み、7歳で10代目西川扇藏を襲名し、宗家を継承する。その後、西川流の伝統技法の習得に務め、その表現力を磨いてきた。日本舞踊の古典発掘・研究・保存・伝承に加えて、新作の振り付けや上演でも実力を示し、海外活動等を通じての日本舞踊の国際化に尽力している。平成11年に重要無形文化財保持者(人間国宝)の認定をはじめ、数々の賞を受賞。
「重盛屏風」「七騎落」等を創作。
[編集] 年譜
- 1928年 東京都生まれ
- 1936年 日本舞踊 西川流十世宗家を襲名
- 1976年 文化庁芸術祭優秀賞受賞
- 1977年 文化庁芸術祭優秀賞受賞
- 1979年 文化庁芸術祭優秀賞受賞
- 1980年 文化庁芸術祭優秀賞受賞
- 1984年 花柳寿応賞(社団法人日本舞踊協会選定)受賞
- 1985年 芸術選奨文部大臣賞受賞
- 1989年 紫綬褒章受章
- 1989年 舞踊芸術賞(東京新聞社制定)受賞
- 1991年 日本芸術院賞受賞
- 1993年 流祖三百年祭「西川会」を歌舞伎座にて主催
- 1999年 重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定
- 2000年 新宿区名誉区民[1]に認定
- 2009年 旭日小綬章受章
[編集] 主な役職
- 財団法人 日本舞踊振興財団 理事長
- 社団法人 日本舞踊協会 常任理事
- 全日本舞踊連合 理事
[編集] DVD
- 第22回西川扇藏リサイタル「清元 鞍馬獅子」「長唄 衣川弁慶」
[編集] 外部リンク
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最終更新 2009年11月19日 (木) 10:34 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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