解体屋
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解体屋(かいたいや)は、自動車解体業や建築解体業など、各種解体業者の通称のこと。
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[編集] 自動車(オートバイ)解体業
何らかの理由により廃車となった自動車(オートバイ)から程度が良く再利用に耐えうると判断した部品を取り外し回収する業者。利用価値がある部品は全て取り外すが、特に社外品マフラー、社外品ホイール、オーディオ&ビデオ機器、エンジンなどには確立されたアフターマーケットが存在するので、ここに放出、転売することになる。その他のドア、パネルなどの外装部品、足回りやエアコン、補機類等(場合によって書類付きの車体丸ごと)あらゆる中古パーツを倉庫に整理保管し、要求に応じて出荷販売する。取引相手は国内ユーザーとは限らず、部品単体・車両丸ごとを問わず国境を越えた貿易の対象となることもある。(東北地方などではロシア人が日本の(中古車として使用可能な状態の)廃車を買っていった時期もある。)
ディーラー系でない修理工場では、なるべく修理費用を抑えたいという客の要望に応じて、これらの解体業者から程度の良い中古部品を仕入れて修理することもある。修理工場と解体業者とは業者間の取引があるので必要な部品があるかどうか気軽に問い合わせることができるが、個人の自動車マニア(特に旧車ファン)ではそうはいかず、これらの手段で放出される部品(や車両)は早い者勝ち以外のルールが存在しない為、マメに現地に足を運び業者の人間と仲良くなる事が、低コストで車両の修理や改造を行う場合に必要となる。
また、回収の手間に見合わない小物部品はそのままシャーシに取り付けたまま放置されていることも多い。この場合、欲しい部品は自分で取り外すか、手間賃を払って取り外して貰うことになる。業者と顔見知りになれば、簡単な部品は自分で取り外せば無料にしてくれることも多い。
使える部品を外したシャーシだけをドンガラと言って解体屋の敷地内に無残に高く積み上げられる。敷地容量いっぱいまで積み上げられたシャーシは適当な時期が来ると鉄屑(自動車のシャーシやオートバイのフレーム)もしくはアルミ廃材(オートバイのフレーム)として売却され、自動車やオートバイの部品、バールなどに再生される。
なお、今日では自動車リサイクル法の施行に伴い、今までの青空解体は禁止され、屋根付きの舗装した場所(室内)で、油水分分離槽などの設備を要し、解体からリサイクルまでを管理できる電子マニフェスト制度を通知できる業者に限り、自動車リサイクル法指定業者として認めているが、設備を導入するコストを考え廃業する解体屋もちらほら出てきている。
個人業として営むところも多いが、最近では複数の解体屋が集まってグループ化させて流通面でコストの削減を図っており、代表的な解体屋グループとしてはNGPグループがある。
[編集] 自動車関連作品における解体屋
事故車等を処分する場、また中古部品(場合によっては中古車も)を販売する場であることから自動車関連作品、とりわけ走り屋モノや旧車モノではしばしば舞台として登場する。その中には主人公の車の出元が解体屋、と言う場合も少なくない。
[編集] 自動車解体業が登場する作品
- オーバーレブ! - 主人公の涼子にとってMR-2やその修理に使ったエンジンを入手した場であるばかりでなく、彼女の職場でもある。
- 湾岸ミッドナイト - 「悪魔のZ」は元々解体屋で潰される予定だったが、アキオの一言で復活への道を歩み出した。
- ジゴロ次五郎 - クルマは要るが金がない、と言う状況下で訪れた解体屋でシルビアを発見する。
- 頭文字D - アニメでは登場しないが、コミックス版においてイツキのハチゴーを大笑いした池谷と健二がその後「罪滅ぼしに解体屋で4A-G見つけて載せ替えるの手伝ってやろうな」、と言う場面がある。またドラマCD「ドリキン青春グラフティ-」においてはかなりの回数で解体屋が登場する。
[編集] 自動車(オートバイ)解体業とオカルト
何らかの理由により廃車となった車やオートバイの中には死亡事故を起こし、警察署から直接運び込まれた物も含まれている。フロントガラスに顔面形状がそのまま写し取られた車(シートベルトを締めずに衝突事故を起こしたものとみられる)や車両前面が鈍く破損している車(対物事故では鋭い傷になるので、対人事故を起こしたものとみられる)なども置かれていることがあり、普段でも車両火災現場のような独特の臭いや雨の降った日等に車体に付着した血糊や肉片の腐敗臭(実際は錆びた鉄や内装の匂いであると思われる)が漂うことから、そう言った車両にまつわる怪談も存在する。



