記者

記者の最新ニュースをまとめて検索!

記者(きしゃ)とは

目次

[編集] 勤務形態

俗にいう「夜討ち朝駆け」で事件があればいつでも出向くのが原則。用事がなくても外へ出て記事の題材を探す好奇心が求められると同時に体力や精神的な強さも求められていく。

従って、勤務時間はあってないようなものである。そのかわりある程度自由が利くというメリットもある。休暇中も連絡が取れるように義務付けられている記者も数多い。

[編集] 求められる能力・資質と問題

ラジオ・テレビニュースや新聞はその形式上、限られた文字数で記事を書かなければならないため、「短くまとめる」「専門用語は分かりやすく書く」「要点を先に書き、詳細な説明を後に持ってくる」という文章構成能力が記者には要求される。それらを実現するための多種多様な分野の知識に通じている必要もある。また、記事を短く分かりやすくまとめるために、文章には「紋切り型」の表現が多用され、文章表現には執筆者の個性はなるべく出さないことが求められる。

新聞記者に小説を書かせると、あまり読みやすい文章を書けず駄文となってしまう人も多い。長文を書き、説得力のある表現が求められる作家とは要求される能力は異なるのである。

[編集] 問題点

企業内ジャーナリストとしての「記者」の特有の問題点で一般的に指摘されるのは次の通りである。

  • 閉鎖的な記者クラブの一員であるという問題がある。
  • 記者のサラリーマン化の問題がある。記者は報道機関に就職し活動する。当然ではあるが彼らは広義で考えれば、サラリーマンと変わらない「会社員」となるわけである。すると、そこには一般企業と変わらない「業績至上主義」や「出世争い」といった現象が起きても不思議ではなく、そこから、記者たちは報道の本来の目的・使命を忘れ、個人と企業の業績向上だけを目的として行動するようになる。つまり、記者倫理を大きく逸脱する取材行為を行うことがある危険性を孕んでおり、実際、そういった指摘があてはまる不祥事がある。
  • 学閥が形成されやすい。ほとんどのマスコミ企業は大学の新卒者からしか記者を採用せず[1]、大手マスコミ企業には早稲田大学卒業者が多い。このため特権意識を持ちやすく、弱者の視点に立った報道がなされにくい一因に挙げられている。フリージャーナリストの上杉隆は知り合いの政治部記者には東京大学・早稲田大学・慶應義塾大学の3校出身者が半数を占めていて、政治家の出身校も似た傾向のため、政治部報道はごく一部のそうしたエリート層の論理で作られ、報じられているのではないかと指摘している[1]。アメリカも学歴偏重社会だが、様々な経歴を持った者を記者に採用する[1]
  • 人材の流動性の無さも問題である。マスコミ各社が終身雇用を前提としており、中途採用などもめったに行わないことから、社を超えての「記者」が育たず、記者が特権意識を持ったまま成長しないことがある。これはテレビ局にも当てはまる。
  • 日本のジャーナリストの教育体制は整備されていないという指摘がある[要出典]ジャーナリストとしての素質に欠ける原因ではないかという指摘もある[要出典]。大学には新聞学部、情報学部などがある。東京大学大学院情報学環教育部が有名である。
  • 記者の養成システムに問題がある。日本のマスメディアの人権意識の低さ、ジャーナリズム意識の低さの原因ではないかという指摘もある[要出典]記者クラブに入ることのできる特権的なマスコミの新人記者は少なからず、警察担当いわゆる「サツ回り」になる。警察官と親しくなって警察側からの情報を得ることが仕事になり、権力チェックの意識が薄れていくのである。警察発表をそのまま正しいことであるかのように流し、一般の市民の人権を無視して報道する反面、警察内部の犯罪や不祥事を知りながら報道しない傾向がある。記者クラブのマスコミが知りながら報道しないことは、警察以外の公的権力者(政治家、官僚等)の犯罪や不祥事に対しても同様の傾向がある。NHKの報道部に在籍していたこともある池田信夫によると、警察記者クラブに多数の記者を常駐させることが日本の報道が犯罪中心になっているのではないかという[2]

[編集] 脚注

  1. ^ 上杉隆 『ジャーナリズム崩壊』 幻冬舎幻冬舎新書〉(原著2008-12-07)、初版、pp. 164-167。ISBN 9784344980884。2008-12-07閲覧。
  2. ^ 池田信夫 (2008-11-23). "警察ネタの過剰". 池田信夫 blog. 2008-12-07 閲覧。

[編集] 関連項目

最終更新 2009年5月4日 (月) 17:24 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
【記者】変更履歴

ご利用上の注意

もっと調べる!