証拠物件399
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証拠物件399(しょうこぶっけん399)は1963年11月のケネディ大統領暗殺事件においてリー・ハーヴェイ・オズワルドがジョン・F・ケネディとテキサス州知事ジョン・コナリーを銃撃したとされる銃弾。
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[編集] 概要
担架(stretcher)[1]から発見された銃弾は、垂直方向(銃弾の進行方向)には変形せず、水平方向には圧縮されたように変形していた。弾頭部分は損傷していなかった。銃弾を発射した銃はイタリア製ライフル銃「カルカノM1938」とされる。
ウォーレン委員会はオズワルドが勤務していた教科書倉庫の6階で3つの薬莢が発見されたことから、ケネディとコナリーは別々の銃弾で傷つけられたのではなく、両者とも同じ銃弾で傷ついたとするのが適当だとした[2]。この説は「シングル・バレット・セオリー」として知られる。また、大統領専用車からは別の銃弾の破片が回収されており、証拠物件CE567及びCE569と呼ばれている。
[編集] 魔法の銃弾
「魔法の銃弾(Magic Bullet)」は1発の銃弾が多くの銃痕を残すのは不可能であることを揶揄的に表現したものである。
オズワルドがビルの6階から発射した弾丸はケネディ大統領の首の後ろ、右肩下あたりに命中。体内に侵入した弾丸は喉仏下から体外に出る。その後軌道を右に変え、車の真ん中に座っていたコナリー知事の右肩に命中。知事の体内を下に移動し右胸部を貫通し、上げようとしていた右手首を貫き、さらに左大腿部に食い込んだ。1発の弾丸が7つもの穴を人体に開けたことになることから、魔法の銃弾と呼ばれる。
ジョン・F・ケネディとコナリー知事の体の配置を少し変えれば不思議ではないとする説がある[3]。また、ザプルーダー・フィルム223コマ目における二人の身体の位置を再現し、カルカノ銃を使用した銃弾の発射実験では銃創は一直線の弾道とほぼ一致した[4]。
[編集] 回転説
銃弾の入り口とされるコナリー知事の背部(右半身)の傷は、出口とされる胸部(右半身)の傷より小さかった。銃弾の入り口とされる右手首(甲側)の傷は出口(掌側)よりも大きかった。この問題について、胸部を貫通した銃弾が回転し、前後逆に手首に侵入したとする「回転説(Tumbling Theory)」がある[5]。
[編集] 脚注
- ^ ケネディは緊急処置室で運ばれたストレッチャーから移動していないとされることから、証拠は無いものの、コナリー知事を運んだものと推定されている。
- ^ 銃声は3回とされる(4回(5回)とする説あり)。
- ^ 奥菜秀次 『ケネディ暗殺 隠蔽と陰謀』 鹿砦社 2000年
- ^ ディスカバリーチャンネルによる再現実験
- ^ Gerald L Posner Case Closed (Random House Value Publishing ,1995)
[編集] 関連項目
最終更新 2009年11月17日 (火) 10:52 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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