証明写真
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証明写真(しょうめいしゃしん)は、その人物を判断し、他人のなりすましを見分けることなどを目的に身分証明書や書類などに貼付される人物写真。パスポートや運転免許証等の公文書、履歴書等の私文書、入学試験や資格試験等の願書などに用いられる。基本的に無地の背景で、肩から上の顔写真とし、帽子やマスク、サングラス等は着用せずに撮影する。 写真店の他、自動証明写真撮影機により撮影できる。自動証明写真撮影機は、撮影後、古い機種で、フィルムから現像する方式を取るものが数分、デジタルカメラと写真プリンターを使用するものなら最短数十秒で写真が出てくることから、スピード写真とも呼ばれる。しかし、提出先によってはスピード写真は(提出用写真として)認めないと明示されている場合もあるため、注意が必要である。
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[編集] 証明写真のサイズ
必要となる写真のサイズは用途により異なる。下記に、日本国内における主なものを縦×横のcm単位で示す[1][2]。なお、サイズは変更されたり、地域により異なる場合がある。
- 2.5×3.0
- 3.0×2.0
- 海洋技術従事者免許
- 3.0×2.4
- アマチュア無線技士
- インテリアコーディネーター
- 自動車運転免許証
- 衛生管理者
- ガス溶接作業者
- 管理業務主任者登録、主任者証交付申請(登録はスピード写真不可)
- 危険物取扱者
- 車両系建設機械運転者
- 狩猟免許(以前は3.6×2.4だった)
- 消費生活アドバイザー
- 消防設備士
- 宅地建物取引主任者証交付申請
- 電気通信主任技術者
- DIYアドバイザー
- ボイラー技師
- 防火管理者
- 3.0×2.5
- 3.0×3.0
- 3.0×4.0
- 3.2×3.6
- 査証(ドイツ連邦
- 3.4×2.4
- 鉄砲所持申請・許可証
- 3.5×2.5
- 鉛管技術者免許
- 3.5×3.0
- 3.6×2.4
- 4.0×3.0
- 4.0×3.5
- 4.0×4.0
- 4.0×5.0
- 4.0×6.0
- 査証(ベトナム社会主義 共和国)
- 4.5×3.5
- 英文タイプ検定
- 外国人登録申請
- 小型船舶操縦免許証
- 技術士・技術士補試験
- 査証(エジプト・アラブ 共和国・カンボディア王国・ケニア共和国・コロンビア共和国・ネパール王国・ポーランド 人民共和国・台湾・アラブ首長国連邦・イスラエル・イギリス・オーストリア・オランダ・ギリシャ・ケニア・ジャマイカ・シンガポール・スイス・スペイン・スリランカ・チェコ・デンマーク・ドイツ連邦・ニュージーランド・フィンランド・ミャンマー・モンゴル)
- ステンレス鋼溶接技術検定
- 住民基本台帳カード
- 商業英語検定
- 税理士試験
- 宅地建物取引主任者受験願書
- Taspo申請
- 中小企業診断士試験
- 通信士免許
- 電気工事士試験
- 電気主任技術者試験
- 日商簿記検定試験(1級)
- 日本商工会議所主催珠算能力検定検定(1級,1段のみ)
- パスポート申請
- パソコン検定試験1級
- ビジネス実務法務検定試験
- 秘書能力検定1級
- ファイナンシャルプランナー
- 弁護士
- 弁理士
- 日商簿記検定1級
- マンション管理士
- 無線従事者
- 旅行業務取扱主任者
- ワープロ技能検定1級
- 4.5×4.0
- 4.5×4.5
- 5.0×3.5
- 査証(オーストラリア・マレーシア)
- 5.0×4.0
- 5.0×4.5
- 気象予報士免許
- 5.0×5.0
- 5.5×4.0
- 6.0×4.0
- 6.0×4.5
[編集] 証明写真の撮影方法
[編集] 写真館、写真店で撮影する場合
店舗により対応は様々である。
[編集] 撮影機材
まず、デジタルカメラか、フィルムを使うカメラで撮影するかの差がある。カメラも、記念写真撮影用の超高画素対応のものから、市販の一眼レフカメラを使うなど様々である。フィルムも、ブローニーフィルム、シートフィルム、35mmフィルムなど様々で、白黒フィルムかカラーフィルムかの違いもある。ただ、背景やフラッシュなどは業務用機器を備えている場所が多い。
[編集] 現像・プリント機材
これも様々で、「ミニラボ」と呼ばれる、店頭にある小型汎用写真現像焼付機で出力する、写真用プリンタ(昇華式など)を使用する場合など様々である。特に特殊なフィルムを使う場合、現像に専門の施設や技術が必要になるため、仕上がりに時間がかかる。
[編集] 撮影手順
料金を確認、必要なサイズと枚数を申し出て、撮影してもらう。撮影の際、より綺麗な仕上がりになるように、顔の傾きなどを細かくアドバイスしてくれるのが一般的で、これが写真館などを利用する場合の最大のメリットである。履歴書など、後々焼き増しが必要になる可能性がある場合は、その旨を申し出ると、フィルムを一定期間保管してくれる、フィルムやCD-Rなどの記録媒体をもらえる場合もあるが、別途費用が発生することもある。
[編集] 証明写真自動撮影機を使用する場合
[編集] 撮影機材
最近の機種は、撮影結果をすぐに表示でき、取り直しが出来るデジタルカメラが主流である。デジタルカメラの技術向上により、強い光(フラッシュ)を光らせずに撮影できる機種もある。これは、フラッシュの強い光で目を閉じてしまうという、写真撮影における典型的な失敗を防ぐのにも効果がある。
[編集] 現像・プリント機材
最近の機種は、写真用プリンタを使用しているものがほとんどである。
[編集] 撮影手順
撮影室に入り、カーテンを閉める(カーテンを閉めないと、露光不足や過露光となり、失敗することがある)。指定された料金分の紙幣・硬貨を投入すると、多くの機種では自動音声によるガイダンスがスタートするので、ガイダンスの指示に従って、撮影サイズなどを指定する。基本的にはカメラ高さは固定されているので、自分が座るいすの高さを自分自身で調整する必要がある。その後、撮影準備が出来たところで撮影ボタンを押すと、撮影を開始する。近年、撮影した映像を映し出し、好みのものを選べるものが主流である。撮影後は、撮影室の外で待つと、写真が出てくる。なお、多数枚必要な場合は、この操作を繰り返すのが一般的で、学校卒業見込みにともなう就職活動の履歴書用写真など、枚数を必要とする証明写真は写真館で撮るほうが安上がりになる場合もある。
[編集] スピード写真を証明写真に利用することの可否について
かつてのスピード写真は、画質が悪かったり、セルフ撮影のため、撮影者のポーズのとり方によっては証明写真として使用しづらいものもあったことが、一部の証明写真を必要とする書類等に対して、いわゆる「スピード写真は不可」とする理由の背景にあったと思われる。 現在、デジタル化により、スピード写真の品質は改善されている。 また、スピード写真は不可と明記してあっても、どこまでをスピード写真とみなすかという明示はなされていないことが多い。スピードだけを条件にするなら、写真館で撮影しても、ポラロイドなどのインスタント写真であったり、プリントに、スピード写真で使用されているものと同じ原理の写真プリンターを使用している店舗もある。銀塩写真同様の品質でスピード写真並みの速さで仕上げてもらえる場合もある。また、デジタル写真を不可とするならば、現在、写真フィルムの一部が廃盤されている今日において、現実的とはいえない。素人が自分自身で撮影した写真が不可とするならば、デジカメで撮影した写真を証明写真サイズでプリントする、セブン・イレブンなど一部コンビニエンスストアで行っている証明写真サイズの写真プリントサービスで出力した写真も不可、という解釈もできる。
なお、パスポートの申請は、スピード写真で可能だが、サイズ以外にも定められた条件を満たす必要がある。証明写真自動撮影機の筐体に説明のシールを貼り付けてあったり、画面などで案内される場合もあるが、事前に所轄官庁のホームページなどで確認しておくほうがよい。
履歴書の書き方を説明した書籍や文章の中で「スピード写真は好ましくない」とする記述があるものがある。多くのそれは、履歴書の第一印象を左右するものであるから、プロのアドバイスの下撮影した写真のほうが、第一印象が良くなる、という根拠に基づいている。ただし、写真撮影者(カメラマン)は技術職であり、前述した機材以上に、カメラマンの腕も写真の仕上がりに影響を与えることは、言うまでもない。
[編集] 脚注
- ^ 各種証明写真サイズ表(日本ポラロイド株式会社) 2005年4月現在
- ^ 自動証明写真撮影機(日本オート・フォート株式会社)内掲載のサイズ表、2006年6月現在
最終更新 2009年11月14日 (土) 18:13 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
【証明写真】変更履歴



