護国卿
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護国卿(ごこくきょう、Lord Protector)とは、イングランドのピューリタン革命後に成立したイングランド共和国において、王権に匹敵する最高統治権を与えられた官職である。
1653年12月に制定され、オリバー・クロムウェルがその地位に就いた。クロムウェルは議会を解散して軍事独裁を行い、プロテクトレート(The Protectorate)と呼ばれる統治を行う。クロムウェルは1658年に病死する。護国卿の座は子のリチャード・クロムウェルが継ぐが、1660年にチャールズ2世による王政復古が行われた際にリチャードは辞任し、廃止された。
ただし、これ以前にも護国卿の名称は、王が幼年のときの後見人の称号としてしばしば用いられた。ヘンリー6世に対するベッドフォード公ジョンとグロスター公ハンフリー、ヨーク公リチャード、エドワード5世に対するグロスター公リチャード(リチャード3世)、エドワード6世に対するサマセット公エドワード・シーモアなどの例がある。
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