豊富町
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豊富町(とよとみちょう)は、北海道宗谷支庁北部に位置し、利尻礼文サロベツ国立公園の一部であるサロベツ原野を有する。サロベツ原野は、2005年(平成17年)11月にラムサール条約に登録された。
豊富町の広大な牧場やサロベツ原野の風景は、北海道でも1、2を争う雄大さである。その他には、日本最北の温泉街である「豊富温泉」がある。
目次 |
[編集] 地理
宗谷支庁の北部に位置。 西部は日本海に接する海岸が続き、その内陸にサロベツ原野(湿原)が広がる。 南北に伸びる国道40号から東部はなだらかな丘陵・山岳地帯で、山間に豊富温泉がある。
[編集] 隣接している自治体
[編集] 歴史
[編集] 町名の由来
現在の下エベコロベツ川流域のエベコロベツという地名に由来する。 エベコロベツはアイヌ語で「魚(食物)を持つ川」(ipe-kor-pet)という意味である。 また、石炭や石油、天然ガス、温泉、泥炭など天然資源に恵まれた土地であったことから、 転じて、なんでも豊富(ほうふ)にある町、豊富(とよとみ)となった。
[編集] 沿革
- 1869年 開拓使設置される。
- 1878年 現在の豊富町に沙流村が設置される。
- 1909年 幌延外1ヶ村戸長役場(現在の幌延町)が設置される。
- 1919年 幌延、沙流の両村を合わせて、幌延村(現在の幌延町)とし、幌延村に二級町村制を施行する。
- 1926年 現在の豊富温泉地区で、石油試掘中に天然ガスとともに温泉が噴出。
- 1936年(昭和11年)11月 日曹鉱業により日曹炭鉱天塩砿業所開山。
- 1940年(昭和15年)9月 幌延村(現在の幌延町)から豊富村として分村・独立し、二級町村制を施行する。
- 1947年 三菱鉱業が豊幌地区で炭鉱採掘開始。
- 1948年(昭和23年)10月 留萌支庁から宗谷支庁に移動。
- 1950年(昭和25年)11月 天興、曙地区が稚内市へ移管され境界変更。
- 1959年(昭和34年)1月 町制施行、豊富町となる。
- 1972年(昭和47年)7月 日曹炭鉱閉山。
- 1974年(昭和49年)9月 サロベツ原野が国立公園に指定。
- 1991年(平成3年)7月 全国初の自転車健康都市宣言。
- 2002年(平成14年)12月 ゴミの分別、有料化開始。
- 2005年(平成17年)11月 サロベツ原野がラムサール条約に指定される。
[編集] 行政
[編集] 町長
[編集] 行政サービス
豊富町は天塩郡内で唯一宗谷支庁管内に属する。これは、幌延村(現:幌延町)から分村された歴史に由来する。住民の日常生活は支庁所在地の稚内市への依存が大きいが、行政サービスにおいては、警察は留萌支庁の天塩町にある天塩警察署の所轄地域、消防は稚内市と猿払村との一部事務組合方式の広域消防である。ごみ処理は、同じ天塩郡に属する留萌支庁管内の3町、上川支庁管内の中川町との一部事務組合方式で行われている。郵政改革により、豊富郵便局の集配業務は幌延郵便局へ移管された。電話の市外局番は「0162」で稚内市内と同じ。
[編集] 市町村合併
平成の大合併に伴い、稚内市と猿払村、礼文町との間で「宗谷北部地域任意合併協議会」、天塩町、幌延町、中川町との間で「西天北4町任意合併協議会」を持ったが、各市町村の足並みが揃わずいずれも解散している。住民アンケートによれば、住民の大半は合併が必要と考えており、編入合併もやむなしとの意見も少なくない中、近隣市町村との合併を探りながら当面は自立の道を歩むことになった[1]。
[編集] 経済
[編集] 産業
- 酪農が盛んで、牛乳は「豊富牛乳」のブランドで道内に広く流通している。
- かつては良質の石炭や石油、天然ガスを産出していた。
- 炭鉱閉山に伴い豊富温泉やサロベツ原野などの資源を生かした観光産業へとシフト、観光客は年間およそ30万人と発達。
- 町内の稚咲内(わかさかない)漁港では、ホッキ貝の水揚げが有名である。
[編集] 立地企業
- 合同資源産業 豊富鉱山(天然ガス)
[編集] 金融機関
- 稚内信用金庫豊富支店
[編集] 農協・漁協
- 北宗谷農業協同組合(JA北宗谷)
- 稚内漁業協同組合豊富支所
[編集] 郵便局
- 豊富郵便局
- 兜沼郵便局
※豊富町内の集配業務は日本郵便音威子府支店幌延集配センターが担当
[編集] 公共機関
[編集] 警察
- 天塩警察署豊富駐在所
[編集] 地域
[編集] 人口
| 豊富町と全国の年齢別人口分布 | 豊富町の年齢・男女別人口分布 | ||||||||||||||||||
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■紫色 ― 豊富町
■緑色 ― 日本全国 |
■青色 ― 男性
■赤色 ― 女性 |
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| 総務省統計局 / 国勢調査(2005年) | |||||||||||||||||||
[編集] 教育
- 高等学校
- 道立高等学校
- 中学校
- 豊富
- 小学校
- 豊富、稚咲内
- 小中学校
- 兜沼、庄内
[編集] 交通
[編集] 空港
[編集] 鉄道路線
[編集] バス
[編集] 道路
[編集] タクシー
- 豊富ハイヤー
[編集] 名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
[編集] 文化財
- 稚咲内海岸砂丘林(北海道指定天然記念物)
[編集] 観光スポット
- 泥炭の採取場跡地を利用した遊歩道の設えられた花園で、サロベツ原野における最も著名な景勝地。地平線の見える広大な原野の中央に位置している。初夏が花のシーズン。
- 兜沼
- 水鳥の飛来地。オートキャンプ場設置。
- 大規模草地放牧場
- 展望台やレストハウス有。
[編集] 祭事
- 豊富八幡神社夏季例大祭 6月中旬
- サロベツ花祭り 7月上旬
- サロベツ100マイルロードレース【自転車】 8月上旬
- 商工夏祭り 8月中旬
- 全道ポニーばんば大会 9月
[編集] 関連項目
- セイコーマート・・・豊富牛乳の製造、販売
- 日曹炭鉱天塩砿業所専用鉄道
[編集] 外部リンク
[編集] 脚注
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