賈行

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賈行(かこう・ここう)は、日本最初の金貨である開基勝寳と同時期に発行されたとされる銀銭。本来の銭名は「○賈行○」あるいは「○行賈○」であるはずだが、この2文字を持つ断片1点しか発見されていないため不明。日本でも中国大陸でもこの2文字を含む貨幣は史実に記載がなく、謎の銀貨である。

1937年(昭和12年)、奈良市伏見町西大寺畑山(現在の西大寺宝が丘)にて開基勝寳とともに発見された。この時、金の延べ板なども同時に見つかっている。現在は開基勝寳と共に東京国立博物館に保管されている。

破片の質量は15.95グラム、厚さ7.3ミリメートルの分厚いものであり、全体の復元質量は38~40グラム、直径34ミリメートルと推定され、当時の約一の質量に相当する。

銭文の推測も行われ、中国の書周礼に「司市以商賈阜貨而行布」とあり、これより銭銘は「商賈行布」とする説[1]、また「商賈行寳」とする説もある[2]

[編集] 参考文献

  1. ^ 利光三津夫 「 商賈行布」 「押勝の三貨」 『古貨幣夜話』 慶應通信、1983年
  2. ^ 黒田幹一 「清香閣泉話」 『貨幣』 第五巻第五号、1961年

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最終更新 2009年1月8日 (木) 08:05 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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