赤旗

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1848年革命時のパリでのバリケード戦の様子を描いた絵画
ソビエト連邦(СССР)の「労働赤旗勲章」

赤旗(あかはた、せっき)とは、革命あるいは革命思想である社会主義共産主義を象徴する

[編集] 起源・沿革

本来はフランスにおいて戒厳を示す旗だったが、18世紀フランス革命において革命派の内部で急進派をラファイエットが軍隊を率いて弾圧した事件を契機に、これに対する抗議として戒厳令旗である赤旗を革命旗に採用したとされる。この後も赤旗は革命を象徴する旗とされ、フランス革命の階級闘争の側面を引き継ぐことを自称する社会主義や共産主義団体、特に社会主義国家が団体旗や国旗に採用している。また、労働組合においても、資本家と労働者の階級闘争のシンボルとして赤旗が採用される。さらに国際主義から肌の色を問わない全人類のを象徴するともされた。

国旗・党旗に取り入れられる意匠化された鍬とハンマーの交差は、農民労働者の団結を表している。

また中国語では「紅旗」とよばれ、中国共産党理論誌の誌名や国産自動車のブランド名にも用いられている。

[編集] 国旗における使用例

歴史上、上述のような意味合いでの赤地の国旗を採用した例としては、ソビエト連邦の国旗が代表的である。また現在用いられている国旗のうち、このような流れを汲むものとしては中華人民共和国(「五星紅旗」)、ベトナム(「金星紅旗」)の国旗が挙げられる。

他方、スイスデンマークモロッコチュニジアトルコ等の国旗も地色に赤が用いられているが、社会主義・共産主義とは特に関係がない。

またアルバニアでは1912年の独立以来、赤地に黒で双頭の鷲のシルエットが描かれた国旗が用いられているが、アルバニア労働党政権下では、これに鎌と槌(1944~1946年)、赤い星(1946~92年)を描き加えたものが用いられた。この時期には地色の赤にも社会主義・共産主義の意味合いが付加されていた可能性がある。[1]

[編集] 赤旗から派生した国旗等

赤・黒2色旗

ロシア革命後、1920年代には無政府主義者が共産主義側にシンパシーを覚え、無政府主義のシンボルカラーだった黒に、共産主義のシンボルカラーだった赤を組み合わせた無政府主義旗が生まれた。また第二次世界大戦後、アフリカラテンアメリカで、社会主義と民族主義独立運動を結びつけた運動理念を掲げる組織の旗標としても用いられた。 例:キューバ革命の「7月26日運動」旗、チリの「左翼革命運動」旗、アンゴラの国旗、ニカラグアのサンディニスタ民族解放戦線党旗(1927~1933年のアウグスト・セサル・サンディーノ将軍の軍旗に由来)等

赤旗由来の国旗からさらに派生した旗
ウィキメディア・コモンズ

最終更新 2009年11月2日 (月) 09:38 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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