超々ジュラルミン

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超々ジュラルミン(ちょうちょうジュラルミン)とは、1936年(昭和11年)に住友金属が、海軍航空廠の要請により開発した合金の一種。1937年(昭和12年)に開発が決定された零式艦上戦闘機(以下、零戦と略)の機体構造用に使用された。アルミニウム亜鉛マグネシウムによるアルミニウム合金で、JIS規格ではA7075と呼ばれる。アルミニウムの他の金属の割合は、亜鉛5.5%、マグネシウム 2.5%、1.6%である。

高い引っ張り強度と耐圧力を持つが、長い時間がたつと自然に強度が低下する欠点もある。

1938年(昭和13年)、零戦設計の際、設計主任であった堀越二郎技師が、既に開発されていたこの新合金を主翼主桁の材料として採用した。

目次

[編集] 開発

1936年に、住友金属が超々ジュラルミンの開発を完成させた[1]。その強度は、超ジュラルミンと呼ばれたアルミニウム合金2000番台よりも高い。戦前の日本の零戦をはじめとする軍用航空機にも、超々ジュラルミン(ESD)等のジュラルミン材が多用された。

なお、超々ジュラルミンはアメリカ軍の戦闘機に使われていた超ジュラルミンを見て、より硬い金属を作ろうと考え付いた逸話がある。また、墜落した日本軍の零戦を見たアメリカ軍の兵士はその硬さに驚いていたという[2]

現在でも航空機の機体やネジ車椅子など多様な場所で使われている。

[編集] 関連項目

[編集] 脚注

  1. ^ 日本アルミニウム協会 年表
  2. ^ ザ・ベストハウス123のプレゼンより。

[編集] 外部リンク

最終更新 2009年11月18日 (水) 11:07 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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