足利競馬場

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足利競馬場
施設情報
所在地 栃木県足利市五十部町313
開場 1969年
閉場 2003年
所有者 足利市
収容能力 4472人
コース
周回 右回り
馬場 ダート1100m
  

足利競馬場(あしかがけいばじょう)は、栃木県足利市にあった地方競馬競馬場

目次

[編集] 概要

足利競馬場は、1930年に開設された旧足利競馬場(足利市岩井町周辺、現在は渡良瀬川の河川敷内[1])が水害被害を受けたのを機に、1969年に足利市西部の五十部町に移転した。

運営は足利市で、「北関東ホット競馬」と題し、宇都宮競馬場高崎競馬場と会場の開催日程を調整して行っていた。しかし、市営競馬の慢性的な赤字の他、ダートグレード競走が全国的な展開になるも、所属競走馬のレベル及び経営状態からはそれに本格的に参画していくことは到底不可能であった。なお、かつて栃木県営競馬も開催されていた時期もある。

売上低下の回復の目処もたたず、同時に繊維産業などの地場産業の不振や地域のメーンバンクであった足利銀行の経営不振の余波などもあって、地元経済が悪化、足利市自体の財政面が逼迫してきた事など、競馬の開催の継続がいよいよ困難になったことから、2003年3月の開催をもって競馬の開催をひとまず廃止し、宇都宮競馬場の場外発売会場として利用されていた。

しかし、足利競馬場における一日平均の売得金は、地方競馬開始時からほぼ一貫して他の北関東競馬場よりも多額であった。ただ、後年、足利市の単独開催である故か、開催回数が他の競馬場に比して少なかった。市場的優位性が、開催規模の制約のため、経営に活かされなかったきらいがあったと言えよう。

2005年3月宇都宮競馬場が廃止されるまでのしばらくの間、足利競馬場の厩舎は宇都宮競馬場に移管され、コースを使用した調教も行われていた。

なお、国内全ての競馬場の中で、最後(1998年3月)までシングルユニット式投票券が使用されていた(公営競技全体で見ると、その後も門司競輪場などで使用されていた)。

[編集] 発売する馬券の種類(廃止直前)

○…発売 ×…発売なし

単勝 複勝 枠番連複 枠番連単 馬番連複 馬番連単 ワイド 3連複 3連単
× ×

廃止後は3連複・3連単が追加され、枠単は廃止された。

[編集] その他

同競馬場で活躍した、メルセデス・ベンツのトラック「ウニモグ」は当初廃車する予定だったが、競売に出され、101万円の高値で落札された。

足利競馬場廃止以降は栃木県営宇都宮競馬場や南関東公営競馬の場外発売場として運営されていたが、2005年3月の宇都宮競馬場廃止とともにその場外発売場・トレセンとしての利用も廃止されている。

観客席(スタンド)は2006年に解体され、跡地の整備が進んだ結果、2009年現在では跡地の一部に五十部運動公園が整備されている。また旧本馬場の西半分は2011年7月頃を目処に足利赤十字病院が移転する予定であり、2009年4月から着工している。東半分は日本医療薬科大学(仮称)が設置される計画であったが、これは2006年8月頃に頓挫し、現在は「高等教育機関誘致計画中」の状態になっている。[2]

[編集] 関連項目

  • 三重駅(足利競馬場の最寄駅だったが、1984年に廃止)
  • 山前駅(三重駅の廃止後、足利競馬場の最寄駅だった)

[編集] 脚注

  1. ^ 国土地理院ホームページ「国土変遷アーカイブ」の航空写真(USA-R444-94)
  2. ^ 医療福祉拠点整備課 - 足利市役所。2009年4月28日閲覧。

最終更新 2009年7月30日 (木) 05:56 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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