路面凍結

路面凍結の最新ニュースをまとめて検索!

路面凍結(ろめんとうけつ)とは、気温が氷点以下になり道路上の水分(積や降した後の水溜りなど)が凍りつくことである。

凍りついた路面のことを日本ではアイスバーン (ドイツ語 Eisbahn) と言う。ただし、ドイツ語における「Eisbahn」本来の意味は「スケートリンク」である。

目次

[編集] 対策

交通量の多いカーブや橋梁上、交差点などでは交通事故の原因となることから、道路側の対策として、凍結防止のため塩化カルシウム(単に「塩カル」とも呼ばれる)などの融雪剤を撒く、ロードヒーティングにより氷雪を溶かす、滑走防止のためを撒くなどの対策が取られている。また、自動車側の対策として、スタッドレスタイヤを履く、アイスバーン対応のタイヤチェーンを装着するなどがあげられる。

[編集] 気温との関係

完全に凍結した路面では、固体である氷自体の摩擦係数はさほど低くなく、車両は特に滑走しない。日照や風、車両の通行量などにも左右されるが、おおむね0℃から氷点下数℃の温度帯で、表面に微妙に融解した水膜ができることによって、飛躍的に滑りやすくなる(ハイドロプレーニング現象の項も参照のこと)。日本の積雪地帯は、降雪量は多いが気温はそれほど低くなく、世界的にも滑りやすい路面が出現しやすい地域となっている。氷点下10℃未満の寒冷地や、降雪による水分供給があまりない北国では、日本ほど滑ることはあまりない。

[編集] 路面凍結の種類

[編集] 圧雪アイスバーン

降り積もった雪を通行する車両で踏み、その重量で圧縮することを繰り返し、密度の高い多層の氷層が形成されたものを圧雪アイスバーンもしくは圧雪といい、単に自然凍結しただけの路面凍結とは区別される。

[編集] ミラーバーン

粉塵による健康被害を防止する目的で、金属ピンを持つスパイクタイヤの使用が禁止され、冬タイヤがスタッドレスへと移行すると、タイヤに磨かれた鏡面圧雪が見られるようになった。これを特に、ミラーバーンと呼ぶ。低温下では交通量に比例して形成されるが、発進、停止のたびに微小な滑走が発生し、信号待ちの間、車両下面の熱で雪面がわずかに融解する、交差点の前後で著しい。ミラーバーン化すると、融雪剤の効果やスタッドレスタイヤのグリップ力は著しく低下する。対策として、ロードヒーティングが施工されてきたが、初期費用や電気代を含む維持費が割高であるため、車両の自重で圧雪を粉砕することが出来る、表面に多数のゴム板を貼り付ける弾性舗装へ移行した。

[編集] ブラックアイスバーン

また、路面に薄いの膜ができて、単なる湿潤路面のように黒く見えるのに凍っていることを特にブラックアイスバーン、または単にブラックアイスという。

[編集] 方言

「アイスバーン」は外来語だが、同様の現象を表す方言が北日本を中心に分布している。これは趣味や競技としてアルペンスキーアイスバーンを滑降する、または初心者が避けることによるスキーヤーの一般用語でもある。

圧雪アイスバーンは自動車の通行が原因になるうえ、日本の気候や雪質の関係上、路面凍結という現象自体の一般化は戦後になってからである。そのため、路面凍結やアイスバーンといった語はすぐに伝播し、方言として発生した呼称が定着した例は少ない。金沢弁の「きんかんなまなま」はその少ない例で、現在も能登半島を中心に使用されている。また、「路面が凍結する」という意味の動詞もある。

最終更新 2009年10月5日 (月) 02:23 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
【路面凍結】変更履歴

ご利用上の注意

もっと調べる!