軽石
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火山学上の軽石
主に流紋岩質~安山岩質のマグマが噴火の際に地下深部から上昇し、減圧することによってマグマに溶解していた水などの揮発成分が発泡したため多孔質となったもの。発泡の程度はさまざまで、発泡の悪い(孔の少ない)ものは火山弾や火山礫に移化し明確な区別は決められていない。発泡しすぎて粉砕されると火山灰となる。
軽石の色は全体としては白色・灰色・黄色などの淡色で、無色~黒色の鉱物結晶を含むことがある。これはマグマが発泡する前に既に結晶となっていたものである。結晶以外の部分はガラス質で、固まる前に泡が引き伸ばされて周囲のガラスが繊維状になっていることもある。
軽石の噴出のしかた
特殊な成因の軽石
普通の軽石は上記のように融けたマグマから直接できるものであるが、1989年手石海丘噴火の際にそうでないものが報告された。これは白っぽく発泡した軽石の外側に黒っぽい溶岩が貼り付いたもので、黒っぽい溶岩が手石海丘噴火を引き起こしたマグマと判断された。内側の白っぽい部分をよく調べたところ、伊豆半島に広く分布する第三紀の凝灰岩が発泡したものであることがわかった。つまり手石海丘噴火を起こしたマグマの通り道にあった古い岩石がマグマによって加熱され、一部が融けて発泡したものと考えられる。「材木状軽石」と呼ばれる浮かない軽石がある。
軽石の用途
参考文献
- 益富壽之助 『原色岩石図鑑 全改訂新版』 保育社、1987年。ISBN 4-586-30013-2。
- 加藤祐三 『軽石 : 海底火山からのメッセージ』 八坂書房、2009年。ISBN 978-4-89694-930-8。
外部リンク
出典:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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