込め不足

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込め不足(こめぶそく)とは、鉄道において自動空気ブレーキを使用した後、十分に空気を補充(込める)しないとブレーキ管の圧力が低くなり、再びブレーキを操作しても効きが悪くなる(場合によっては効かなくなる)危険な現象のことである。

目次

[編集] 概要

自動空気ブレーキを使用した後、補助空気だめに十分に空気を補充しないとブレーキ管の圧力が低くなり、ブレーキを操作しても効きが悪くなったり効かなくなったりする。自動空気ブレーキを常用ブレーキに使用している機関車や旧形電車にとっては致命的で、自動空気ブレーキが非常ブレーキとして使われている新性能電車や新型気動車の場合も非常時に使用した後込め不足にならないよう注意が必要である。

[編集] 対策

停車後、補助空気だめの圧力が上昇しないと発車できなくする安全装置を設けた車両もある。

  • 自動空気ブレーキのみの列車では通常のATCは自動緩解時に込め不足になるので使えない。旧式のATS非常ブレーキのみで込め不足を防ぐために自動緩解しない。新しいATS-P形などでは常用最大ブレーキを使用し、機関車方式の列車では自動緩解しない。
  • 青函トンネルは特殊なATC(ATC-L型)である。このATCでは機関車の車内信号は予告機能付きで、また速度超過時には常用最大ブレーキを使うものの自動緩解を行わない。
  • 東京都交通局E5000形電気機関車は通常のATCを搭載するため自動空気ブレーキだけでなく込め不足の危険の無い電気指令式ブレーキを搭載している。

[編集] 参考文献

  • 永瀬 和彦「鉄道における技術と技量の涵養に関わる課題 -ブレーキに関わる諸問題を例として-」『鉄道ジャーナル』No.484(2007年2月) pp.60 - 67 鉄道ジャーナル社

[編集] 関連項目

最終更新 2008年10月4日 (土) 15:20 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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