近鉄6400系電車

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近鉄6400系・6620系電車
河内天美駅に停車中の6400系Mi04編成
河内天美駅に停車中の6400系Mi04編成
編成 (6400系)2両
(6620系)4両
起動加速度 2.5km/h/s
営業最高速度 100km/h
減速度 4.0km/h/s(常用最大)
編成定員 (6400系 Mi01-Mi12)272名
(6400系 Mi13-Mi33)298名
(6620系)614名
全幅 2800mm
車体高 4020・4032mm
軌間 1,067mm
電気方式 直流1500V
主電動機 155kW
歯車比 6.31
制御装置 VVVFインバータ制御
駆動装置 WNドライブ
ブレーキ方式 空気ブレーキ
(回生・保安ブレーキ付)
製造メーカー 近畿車輛

近鉄6400系電車(きんてつ6400けいでんしゃ)とは、近畿日本鉄道南大阪線用の通勤形電車の1系列。

なお、本稿ではその4両編成の系列である6620系電車についても紹介する。また6400系は厳密には細かく系列が分かれている(派生系列の6407系、6413系、6419系、6422系、6432系)が、本稿ではまとめて記述する。いずれの系列もGTO素子によるVVVFインバータ制御車である。

目次

[編集] 6400系

電算記号は「Mi」で、Mc-Tcで2両編成を組む。

1986年(昭和61年)3月に登場。登場から30年が経ち、非冷房車であり老朽化が目立っていた6800系の置換え用として製造された。日立製作所製のGTO素子によるVVVFインバータ装置を装備[1]主電動機1台あたりの出力は155kW。歯車比は6.31とした。制御回路マイコンは16ビットのものを採用し、制動装置はT車優先遅れ込め付きのHSC-R形を採用している。MGはHG-77463形を、CPはHS-10形をそれぞれTc車に設置している。裾を絞った幅2800mmのアルミ製の車体を持つ。

台車はKD-94形(Mc)、KD-94A形(Tc)を装備。1422系1220系狭軌版だが、登場はそれらより1年早い。

6400系(Mi01~06)の他、標準軌用のインバータ通勤車と同じ仕様変更の歩みを続けている派生系列を以下に挙げる。

  • 6407系(Mi07~12):ホイールベース間隔を標準軌の1430系、1230系と同様の2,100mmに短縮した新仕様台車KD-98(Mc)、KD-98A(Tc)に変更
  • 6413系(Mi13~18):通勤車の全線共通仕様に基づく新仕様の車体を採用し、台車をKD-98B形(Mc)、KD-98C形(Tc)に変更
  • 6419系(Mi19~21):Tcに設置されている補助電源装置を電動発電機からSIV(静止型インバータ、BS-483Q形)に変更し、バリアフリー対応として車椅子スペース(後に6400系列全車にも設置)を設置
  • 6422系(Mi30,31):台車をボルスタレス形に変更
  • 6432系(Mi32、33と6422系より改造されたMi22~29):6422系のワンマン仕様

[編集] 改造

近年は一部編成で座席の張替えや転落防止幌の設置工事が行われている。また、2008年に6418Fが南大阪線車両では初めて新型ATS設置・デッドマン装置更新工事が行われている。

6422F・6425Fの車体側面の乗務員室扉と乗降扉の間に貼られていたVVVFインバータ制御車のシンボルマークが撤去されている。

2009年から1422系・1220系で行われている内装更新が6400系の一部でも行われている。現在、6405F・6406Fがこの改造を受けており、車内の床材が従来のマルーンからグレー系に更新され、転落防止幌が設置されている。しかし、車内案内表示器の設置や壁紙の張替えは行われていない。また、6406Fは2005年に座席モケットが赤系のものに張替えられている。


道明寺線を快走するMi24編成
編成
←大阪阿部野橋
6400系
Mi01~Mi06
ク6500 モ6400
6501~6506 6401~6406
6407系
Mi07~Mi12
ク6507 モ6407
6507~6512 6407~6412
6413系
Mi13~Mi18
ク6513 モ6413
6513~6518 6413~6418
6419系
Mi19~Mi21
ク6519 モ6419
6519~6521 6419~6421
6422系
Mi30・Mi31
ク6522 モ6422
6530・6531 6430・6431
6432系
Mi22~Mi29・Mi32・Mi33
ク6532 モ6432
6522~6529・6532・6533 6422~6429・6432・6433

[編集] 6620系

近鉄6620系電車 MT24編成
長野線を快走するMT27編成

1993年(平成5年)に登場した6400系(6422系)の4両編成バージョンである。電算記号は「MT]。登場後30年以上経っていた6000系の置換え用として、合計7編成が製造された。1020系1620系の狭軌バージョンである。

1020系の場合、編成中の母線の引き通しでMc、M車ともパンタグラフ1基だが、6620系の最初の2編成はMc車、M車ともパンタグラフを2基装備し、母線の引き通しを行わなかった。

6623F以降、1620系、1020系と同様に母線の引き通しが行われ、パンタグラフ1基ずつになった。そのため、6623F以降を指して6623系とも言う(ただし特に正式形式名を分けてはいなかった)。その後、6620系の最初の2編成も母線引き通しが行われたため、現在は全車ともMc車、M車ともパンタグラフ1基である。

また、1999年(平成11年)3月ダイヤ変更に合わせ、6623Fが「YOSHINO Foresta」として塗装変更された。4両編成を四季に見立て、淡いカラーリングと吉野の動物が描かれており人気だったが、2002年12月塗装を解除され、現在通常塗装に戻っている。

6622F、6624Fは車内案内表示装置と転落防止幌を設置したバリアフリー改造車である。 6625Fは転落防止幌のみを装備している。

編成
←大阪阿部野橋
6620系
MT21~MT27
ク6720 モ6670 サ6770 モ6620
6721~6727 6671~6677 6771~6777 6621~6627

[編集] 脚注

  1. ^ 落成直後は同時期登場の東急9000系207系900番台と類似した磁励音であったが、現在はプログラムが更新され、加速時の非同期モードが拡大されている。

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

最終更新 2009年10月18日 (日) 06:52 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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