迷路荘の惨劇

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迷路荘の惨劇』(めいろそうのさんげき)は、日本の推理作家横溝正史が著わした長編推理小説。本策を原作とした映像作品に、2006年1月現在で2本のテレビドラマ作品がある。


注意以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。


目次

[編集] あらすじ

名琅荘(めいろうそう)は、明治時代の権臣古舘種人(ふるたてたねんど)伯爵が建てた別荘であったが、屋敷内のあちこちに“どんでん返し”や“抜け穴”などが仕掛けられていることから、地元の人々からは、別名「迷路荘」と呼ばれていた。

昭和25年10月。金田一耕助は、現在はホテルとなっている名琅荘に主人・篠崎慎吾から依頼を受けて訪れるが、その直後に殺人事件が発生する。

[編集] 登場人物

  • 金田一耕助(きんだいちこうすけ)…私立探偵
  • 田原(たはら)…静岡県警警部補、捜査主任
  • 井川(いがわ)…静岡県警刑事、昭和5年の事件を追い続けている
  • 小山(こやま)…静岡県警富士署刑事
  • 江藤(えとう)…静岡県警刑事
  • 久保田(くぼた)…静岡県警刑事
  • 森本(もりもと)…医者
  • 深尾(ふかお)…看護婦

[編集] 容疑者

  • 古館種人(ふるだてたねんど)…明治の権臣・元老・伯爵、名琅荘の創始者、明治45年に死亡、享年68
  • 古館一人(ふるだてかずんど)…種人の息子、伯爵、昭和五年に何者かに殺される
  • 古館加奈子(ふるだてかなこ)…一人の後妻、昭和五年何者かに殺される
  • 古館辰人(ふるだてたつんど)…一人の息子、元伯爵、加奈子と血の繋がりは無い
  • 尾形静馬(おがたしずま)…加奈子の親戚、昭和五年に何者かに左腕を切り落とされその後行方不明となる
  • お糸(おいと)…種人の妾、名琅荘を取り仕切っている
  • 篠崎慎吾(しのざきしんご)…ホテル名琅荘オーナー、剣道五段
  • 篠崎倭文子(しのざきしずこ)…慎吾の妻、先夫は古館辰人
  • 篠崎陽子(しのざきようこ)…慎吾の娘、倭文子と血の繋がりは無い
  • 奥村弘(おくむらひろし)…慎吾の秘書
  • 速水譲治(はやみじょうじ)…ホテル名琅荘従業員
  • 戸田タマ子(とだたまこ)…ホテル名琅荘女中、近視
  • お杉(おすぎ)…ホテル名琅荘女中
  • 天坊邦武(てんぼうくにたけ)…元子爵、辰人の実母の弟
  • 柳町善衛(やなぎまちよしえ)…元子爵、加奈子の弟、フルートの名手
  • 真野信也(まのしんや)…ホテル名琅荘の客人、左腕が無い

[編集] 解説

元は『迷路荘の怪人』という題で短編として書かれた作品を新たに長編作品として加筆・修正を施して発表した作品である。同じような経緯で発表された横溝作品に『病院坂の首縊りの家』がある。

[編集] 映像化リスト

[編集] テレビドラマ

出演:金田一…古谷一行、篠崎慎吾…三橋達也、篠崎倭文子…浜木綿子、糸…千石規子、古舘辰人…仲谷昇、古舘一人…西沢利明、古舘加奈子…御道由紀子、天坊邦武…伊豆肇、尾形静馬…滝沢双、速水譲治…桑原大輔、戸田タマ子…秋谷陽子、日和警部…長門勇、他
出演:金田一…上川隆也、篠崎慎吾…六平直政、篠崎倭文子…羽田美智子、篠崎陽子…岩下貴子、糸…野際陽子、古舘辰人…宇梶剛士、天坊邦武…長門裕之、速水譲治…柳野コウセイ、戸田タマ子…池田真紀、柳町善衛…近江谷太朗、奥村弘…新井康弘、井川刑事…火野正平、等々力警部…中村梅雀、他
この作品では舞台を静岡から京都に変更している。

最終更新 2009年8月16日 (日) 00:44 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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