逆さ合併
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逆さ合併(さかさがっぺい)とは合併の手法の一種で、事業規模が明らかに小さい会社を存続会社とする合併のことである。英語ではreverse mergerと呼ばれる。
[編集] 行う背景
合併差損の回避や、繰越欠損金の控除ができるといった利点があることが挙げられる。 同業種他業態同士での合併においては、法律的な手続きが容易になる場合この合併形式が採用されるケースもある。
類似の例ではかつて事業実体のないまたは停止した休眠会社を存続会社とする額面変更目的の合併も見られていた。
[編集] 合併後の企業
商号(社名)については、知名度やブランド力の観点から商号(社名)としては事業規模の大きい企業の名称を用いることが多く、その他の人事などの実態的な企業としては一般的には事業規模がそのまま反映されることが多い。
[編集] 主な例
都市銀行の「三井住友銀行」と第二地方銀行「わかしお銀行」の合併は、「わかしお銀行」が「三井住友銀行」を吸収合併し、商号(社名)を「三井住友銀行」に改める逆さ合併であった。なお、事業については、事業規模の大小関係がそのまま反映されることが多く、実際、この合併においても、三井住友銀行の一部署として、わかしお銀行の事業を引き継ぐ「コミュニティバンキング本部」が設置された。なお、三井住友銀行の前身の一つである三井銀行も、1968年の東都銀行との合併時に逆さ合併を経験している。
アメリカでは格安航空会社のバリュージェット航空が事故(バリュージェット航空592便墜落事故)によるイメージダウンから、同じく経営が悪化していた(旧)エアトラン航空を合併して(新)エアトラン航空と改名したケースがある。合併以後バリュージェット航空の社歴はなかったことにされた。
最終更新 2009年7月19日 (日) 13:51 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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