週刊こどもニュース

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週刊こどもニュース
ジャンル ニュース情報番組
放送時間 土曜日18:10 - 18:42(32分)
放送期間 1994年4月10日 - 現在
放送国 日本
制作局 NHK総合テレビ 青少年・子供番組部、報道局、解説委員室
出演者 岩本裕はしのえみ金子雄奈良瞳渡辺魁士古川登志夫(ナレーション)
音声 ステレオ放送
外部リンク NHK公式HP

週刊こどもニュース(しゅうかんこどもニュース)は、NHK総合テレビで毎週土曜日に生放送されている、1週間に起こったニュースを子供たちに分かりやすく伝えるニュース番組NHKワールド・プレミアムでも同時放送している。以前はNHKワールドTVでも放送されていたが、英語放送強化による番組改編で2008年3月29日放送分を最後に打ち切りとなった。

目次

[編集] 概略

ニュースや社会問題をお父さん・お母さん・3人の子供の5人家族の設定の中で、子供にも理解できるような分かりやすい言葉を使って報道・解説する番組である。字幕にもふりがながついていて、放送されるニュースは、放送前に子供役の出演者たちに分かってもらえるまで推敲をし、様々な出来事については、模型や図表を使い、国家の金融政策を一般的な家庭の家計簿などに置き換えるなどわかりやすい解説を行う。

基本的には子供を対象とした番組であるが、実際の視聴者層はマーケティング用語で言うM3層F3層と呼ばれる50歳以上の高齢男女が多くを占めている。同時間帯に全国ネットで放送しているニュース番組はJNNの『報道特集NEXT』しかないが、視聴率は『こどもニュース』が勝っている。

番組の編集長でもある「お父さん」が主に解説を担当する。初代の池上彰(元NHK記者主幹)は11年間担当していたが、2005年4月からはNHK記者で解説委員鎌田靖が4年間担当、2009年4月からは同じくNHK解説委員の岩本裕が担当している。なお、それ以外の家族は基本的に約3年ごとに入れ替わっている。

なお、NHKは1970年代の平日18:00-18:05に『こどもニュース』という帯番組を放送していたことがある(『600 こちら情報部』の放送以前。現在の平日午後6時台地域ニュースワイド番組枠の前半の時間帯に相当)。ニュースは女性アナウンサーによる読み上げが主体で、ドラマ仕立ての進行・解説はなく、時事問題を取り上げることもほとんどなかった。当時の『こどもニュース』では、主に全国各地の小学生の生活に関するエピソードや年中行事などが取り扱われた。

番組タイトルの文字は、1994年から2004年度はきんさんぎんさんが、2005年度からは松井秀喜が書いたものである。

NHKが2006年に公開した「ジャンル別番組制作費」によると、同番組の制作費は1本710万円とのこと。

日本PTA全国協議会主催で実施された2006年度「子供メディアに関する意識調査」において、「親が子どもに見せたい番組」第7位にランク付けされた。

2009年4月4日放送よりリアルタイム字幕放送を開始した。

[編集] 番組開始の経緯

初代お父さん役の池上が講演で語ったことによると、番組の企画者は池上自身とのこと。「今のニュースは難しく、子供が理解しづらい」と企画し上司に提案したところ、「言い出しっぺのおまえ自らやりなさい」といわれ、企画者自ら初代お父さん役に就任した。

また池上曰く「各民放の報道関係者も見ている番組」であるとのこと。実際番組で使用した解説用フリップのデザインが、翌週月曜日のとあるニュース番組でそのまま模倣されたと語っている(上記の講演での発言)。

[編集] 名古屋の対応

エリア内在住の日系ブラジル人に対する放送での支援を強化している名古屋局では、生という性質上放送は他の地域と同じく通常のスタイルをとっているものの、放送後に専門のスタッフが特集企画のポイントを翻訳し、同局のポルトガル語ホームページで公開している。これは、番組内容がこどもにニュースを分かりやすく説明するということから、日本語が十分にできない日系ブラジル人にも役立つと判断してのものである。2か国語放送が行われないにもかかわらず、名古屋局ポルトガル語ページの番組情報に「KODOMO News Weekly」として列挙されている。

[編集] これが「週刊こどもニュース」だ!

2000年集英社より刊行された池上の著書。この中で池上は『週刊こどもニュース』を製作する中で起こった苦労話や裏話などをつづっている。その例として以下のようなものが挙げられる。

  • 金融について解説する際出演者の子供たちが理解できていない様子を見て「融通が利かない」と言ってしまった
  • 総会屋について解説する際「社長さんは今もおねしょをしている」という内容のコントを作ったが、放送後抗議の電話が殺到した
  • 浅野史郎カラ出張出張について説明したときの話(浅野史郎を参照)

他にもスクープ君誕生の逸話や農家への訪問に関する裏話などがつづられている。

[編集] 放送時間

  • 毎週土曜日18:10-18:42
    • 放送開始時は当初日曜日午前8時30分からの放送だった。その後1999年4月からは日曜日10:30-、同年10月からは日曜日10:05-に放送時間が移動し(いずれも『課外授業 ようこそ先輩』とセットで日曜ファミリータイムに内包)、現在の放送時間になったのは2000年4月である。
  • 大晦日(曜日に関係ない)には、その年に起こった出来事を振り返るスペシャル版「世の中まとめて1年間」が放送される。大晦日の放送であることを生かし、当日夜放送のNHK紅白歌合戦のリハーサル中の出演者が登場することもある。

[編集] 特別番組等に対する対応

  • プロ野球中継がある場合は番組は休止で、仮に野球が雨天中止の場合でも放送は行われない。ただし、ストライキでプロ野球中継が中止になった2004年9月18日は急遽放送された。
    • 2008年10月18日放送分はNHKワールド・プレミアムのみ、NHKプロ野球セ・リーグクライマックスシリーズ 第1ステージ 第1戦「阪神」対「中日」(京セラドーム大阪)の中継(BS hi同時)のため放送休止。また、2008年11月1日、8日放送分もNHKワールド・プレミアムのみ、NHKプロ野球日本シリーズ第1戦(1日)、第6戦(8日)「巨人」対「西武」(東京ドーム)の中継(BS hi同時)のため放送休止となっている。いずれも時差放送は行われない。
    • 2004年10月23日放送分は新潟県中越地震報道のため休止、以降新潟ではしばらく放送されなかった。2005年8月20日放送分は北海道地方のみ高校野球関連番組放送のため休止した(共にNHKワールドTVを直接受信すれば「こどもニュース」を視聴できた)。
  • 2008年6月7日放送分は通常のスタジオでなく、「SAVE THE FUTURE」の特集番組枠として「みんなの広場ふれあいホール」からの公開放送だった。通常の鎌田家の出演に加え、松本和也アナウンサーも観客のインタビュアーとして番組に出演。
  • 2008年10月25日放送分は麻生太郎内閣総理大臣の記者会見の中継(北京から)を放送(18:30~18:55)するため18:30までの時間短縮放送となった(総合テレビ、BS1、ラジオ第1、NHKワールド(プレミアム、ラジオ日本)同時放送。なお、NHKワールド・プレミアムでの総理記者会見の中継はノンスクランブル放送を実施。中継終了後、次の「NHKニュース7」開始までの5分間はスクランブル放送となっていた)。
  • 2008年12月13日放送分は日中韓首脳共同会見放送のため番組は休止(この模様はNHKワールド・プレミアムではノンスクランブル放送を実施)。

[編集] コーナー

基本的に「世の中まとめて一週間」「今週の大ハテナ」「今週のキラリ」を放送し、その他のコーナーは不定期に放送する。

  • 世の中まとめて一週間
    直近一週間のニュースを分かりやすく伝える。
  • 今週の大ハテナ
    ニュースの中で分かりにくい言葉や話題を模型を使って解説。
  • なるほど!うなずキッズ
    ある話題について出演者が現場に出向いて取材をする。
  • 質問バンバン!
    視聴者からの質問をなんでも受け付ける。たまに出演者が取材をしたりすべてこのコーナーを放送する場合もある。
  • 今週のキラリ
    一週間のニュースの中で、最も輝いた人を流行の曲にのせて紹介。
  • おたずねもうす
    以前エベレストに登頂した三浦雄一郎さん。その際にどんな感想だったかを聞いた

[編集] 出演者

年度 お父さん役 お母さん役 長男役 長女役 次女役 ナビゲーター
1994 池上彰 柴田理恵 武藤啓太 村山真夏 石川茉侑 スクープくん:声龍田直樹
1995
1996
1997 高泉淳子 池田祐一朗 山木香織 沼田久美子
1998
1999 林マヤ 荒川優 大塚露那 嘉部彩加
2000
2001
2002 林家きく姫 安藤響 柳英里紗 大津綾香
2003
年度 お父さん役 お母さん役 長男役 次男役 長女役 ナビゲーター
2004 池上彰 林家きく姫 安藤響 池田仁 大津綾香 スクープくん:声龍田直樹
2005 鎌田靖 中島奏 佐野光河 比嘉展玖 大亀美桜 ビントくん:声古川登志夫
2006
2007
2008 はしのえみ 金子雄 渡辺魁士 奈良瞳
2009 岩本裕
備考
  • お父さん役の池上彰は元NHK記者主幹、鎌田靖・岩本裕はNHK解説委員である。
  • 武藤啓太は現在は学生時代の仲間たちと是空という劇団を立ち上げ活動している。
  • 荒川優は現在は俳優としてドラマ『ウォーターボーイズ』などに出演。
  • 柳英里紗は卒業後、ELISA→柳英里沙に改名
  • 大津綾香は2004年度は長女役に変更
  • スクープくんは鼻がカメラのズームレンズになっているのキャラクターである。制作当時、めったに使われない動物キャラクターということで創作された。豚であるため、イスラム系の話題では、宗教上の配慮から、登場しなかった。
  • ビントくんはメガネザルがモチーフ。

[編集] 関連項目

最終更新 2009年11月24日 (火) 08:47 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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