都営バス巣鴨営業所

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巣鴨自動車営業所
巣鴨自動車営業所所属車両(P-B703、既廃車)

都営バス巣鴨営業所(とえいバスすがもえいぎょうしょ)は、巣鴨駅近くの巣鴨二丁目にあり、池袋駅 - 浅草周辺を結ぶ2路線を主軸に、山手線の北部の駅を発着する路線を担当している都営バスの営業所である。営業所記号は「P」を用いる。

最寄停留所はとげぬき地蔵、および巣鴨駅である。

目次

[編集] 沿革

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  • 1968年2月25日大塚の支所として設置される。車庫敷地は都電の志村 - 巣鴨線などを管轄していた、都電巣鴨営業所跡地。
  • 1971年3月17日:営業所に格上げ、都営バス巣鴨営業所となる。
  • 2006年4月1日:草64を南千住との共同管轄とする。
  • 2007年3月26日:茶51が秋葉原駅中央口ロータリーへの乗り入れを開始する。

[編集] 現行路線

[編集] 学01・学07系統

学01は上野駅から、学07は御茶ノ水駅からそれぞれ東大本郷キャンパスを結ぶ路線。大学構内にある東大病院への通院者、湯島地区住民の利用が見られる。東大への医療機器メーカーや製薬会社員の仕事回りの足としても利用されている。

かつての学01は、都営バスの中でも赤字路線の上位にランクされていた事が多かったが、上野駅の乗り場が整備されてバス停が移転したこと、かつて行われていた上野広小路付近でのプロムナード実施による東大 - 上野広小路・松坂屋間の折返し運行がダイヤ上で廃止されたため、徐々に客足を呼び戻しつつある。

学07は学01に準じた役割を持つ路線で歴史は古く、学01と異なって営業係数が黒字であった事もある。

御茶ノ水駅付近の経路は折返しの都合上往路と復路で異なっており、乗車場は東口・聖橋(ひじりばし)上、降車場は西口(御茶ノ水橋口)改札前の東43・東京駅北口方面停留所と同一箇所にある。御茶ノ水駅に到着したバスは、乗客を降ろした後に御茶ノ水駅交差点を左折、駅舎沿いの一方通行の細い道を通って聖橋交差点を左折し、聖橋上の東大構内行きバス停へ向かう。このため、大塚時代から御茶ノ水駅交差点角には誘導員を配置し、バスの安全運行確保に努めている。

[編集] 草63・草64系統

  • 草63:浅草雷門南 → 浅草雷門 - 千束 - 大関横丁 - 三ノ輪駅 - 西日暮里駅 - 団子坂下 - 巣鴨駅 - 池袋駅
  • 草63:浅草雷門南 → 浅草雷門 - 千束 - 大関横丁 - 三ノ輪駅 - 西日暮里駅 - 団子坂下 - 巣鴨駅
  • 草64:浅草雷門南 → 浅草雷門 - 東武浅草駅 - 大関横丁 - 尾久駅 - 王子駅 - 池袋駅
  • 草63(出入庫):とげぬき地蔵 - 西巣鴨 - 池袋駅
  • 草64(出入庫):とげぬき地蔵 - 西巣鴨 - 王子駅
  • 草64(出入庫):浅草雷門南 → 浅草雷門 - 東武浅草駅 - 三ノ輪二丁目(南千住担当便のみ)
  • 草64(出入庫):浅草雷門南 → 浅草雷門 - 東武浅草駅 - 大関横丁 - 尾久駅 - 王子駅 - 西巣鴨 - とげぬき地蔵
大型ノンステップバスで運行される草63(P-M190)

池袋駅と浅草を結ぶ路線で、どちらも戦後直後に設定された路線。鉄道では不便な地域も多く、利用状況は比較的安定しているためか、大きな再編は近年まで行われなかった。草64は1958年にトロリーバスに取って代わられ一旦廃止、その後トロリーバスが廃止されたため、ほぼ同経路で路線バスが復活することとなる。昭和町→へ担当が変更されたものの、1982年4月には巣鴨担当に落ち着く。

草63は西巣鴨から巣鴨駅・西日暮里駅を経由、荒川区役所付近で草64と合流し、大関横丁で再び別経路を辿って浅草雷門を終点とする(復路は浅草雷門南始発)。池袋駅 - とげぬき地蔵間は特に需要が多く、営業所の最寄であることから出入庫便も存在するため、当区間の折返し便が早朝を除く全日に多数運行されている。

草64(2002年7月当時)

草64も同じく池袋駅と浅草を結ぶ路線で、草63とほぼ同時期に設定されたものだが、草63が西巣鴨より途中で比較的狭い道を走行するのに対して、明治通り(尾久駅新三河島駅)経由で走る。また、一部出入庫運用としてとげぬき地蔵発着便が設定されている。2006年4月より南千住と共管になったため、出入庫便のうち数本は南千住営業所が運行している。

2003年に両系統とも路線変更が実施された。草63は2回行われ、前者は浅草寺などの浅草中心部へのアクセス改善、後者は草64と乗り場が異なるなどの問題を解消するためと思われる。草64も浅草周辺で経路変更を行い、浅草界隈のルートが大きく変更された。

全便ノンステップバスによる運行で日野HRが多いが、最近では大型ノンステップバスの割合が多い。

浅草寺ととげぬき地蔵・池袋を最安で結び、唯一の直通ルートとなるため、駅での乗り換えの際の階段昇降の手間を嫌う高齢者などを中心に利用客が多い。ただし、地下鉄利用と比べて所要時間は圧倒的に長くなる。

[編集] 都02乙系統

平日・土曜朝のみ運行される一ツ橋行き

都02の本線と異なり、都電17系統の代替バス・楽67(池袋駅東口 - 一ツ橋 - 有楽町駅)をルーツとする。1982年12月に一ツ橋 - 東京駅 - 有楽町駅が廃止されて池67となり、1990年に平日・土曜の朝の一部を除き文京区役所まで短縮された。このとき、都02(甲)と一部重複しているために書類上併合され、都02乙を名乗るようになった。方向幕は誤乗防止のためダークグレーとして区別している。

[編集] 王46系統

足立区のバス路線再編計画に基づいて開設された路線である。王子駅 - 宮城二丁目間は王40甲・丙と同経路を辿り、埼玉県川口市との境界付近にある加賀団地とを結ぶ。運行回数は最大で毎時0 - 2回程度である。

[編集] 里48系統

元来、当系統は尾久橋 - 日暮里駅 - 東大農学部 - 水道橋間を運行する路線として開通した。しかし、乗客潮流の変化や定時運行の確保が困難となってきた為、里48甲(尾久橋 - 日暮里駅)と初代・里48乙(日暮里駅 - 日本医大 - 文京区役所・日暮里駅 - 根津一丁目 - 文京区役所)の甲乙2系統に分断。1982年に初代乙系統が廃止され、甲系統が順調に路線延長と乗客増加を繰り返し、現在は尾久橋通りを走り、荒川区足立区を縦断する路線である。

以前は足立流通センター終点までの運行だったが、2003年より一部を埼玉県との県境に程近い舎人二ツ橋発着に変更し、2005年に需要の高さから舎人二ツ橋発着を足立流通センター経由に変更の上増発、江北六丁目団地折り返し以外のほとんどの便を舎人二ツ橋発着とした。

巣鴨車庫との出入庫便は、巣鴨駅 - 西日暮里駅を草63の経路(団子坂下経由)ではなく不忍通り経由(上富士前・動坂下経由)で運行し、西日暮里駅 - 日暮里駅間は回送となる。方向幕は往復共に緑色で、系統番号の表示はない。

足立区郊外と都電荒川線山手線東京地下鉄千代田線の駅を直結する路線のため、終日需要が高く、全線に於いて高頻度運行がされていた。深夜バスの運行も平日の下り便は日暮里駅発基準で24:30以降まで運行されていた。現在は当系統とほぼ同一区間を並行して結ぶ新交通システムとして日暮里・舎人ライナーが2008年3月30日に開通し、終点の見沼代親水公園駅は舎人二ツ橋停留所付近に開業。開業後は同新交通に役割が取って代わられるものと見られているが、当系統は概ね2本/hで存続されている。

運用車両は、乗客が多いため、収容力の高い一般車両(リフトバス・らくらくステップバス含む)が主体である。ノンステップバスについては、ダイヤ指定はないものの一部運用があり、日野HRも2008年3月30日から頻繁に運行されている。

[編集] 茶51系統

2007年3月から始まった秋葉原駅乗り入れ
2000年12月までは東京駅まで乗り入れていた

都電19系統(王子駅 - 通り三丁目)の代替バスとして519系統が設定されたのが本系統の始まりである。その際に通り三丁目 - 東京駅間が延長され、新系統番号化と共に東51を名乗る。1970年代の路線改変で、茶51と改められた以外はさほど大きな影響を受けなかった。

しかし、1991年11月29日南北線赤羽岩淵-駒込間)開業、そして1996年3月26日四ッ谷開業に伴い、同線とは王子駅 - 東大農学部間で並行する事となったため、本郷や御茶ノ水近辺にある大学病院への需要を除くと利用客は減少していった。このため、2000年12月12日の大江戸線全線開業を機に両端の運行を廃止し、駒込駅 - 御茶ノ水駅間の運行となった[1]

2007年3月26日より、秋葉原駅中央口ロータリーへの乗り入れを開始した(朝は従来通り御茶ノ水駅発着)。

なお、茶51乙は外神田二丁目 - 東京駅間で歩行者天国実施区間を通るため、歩行者天国実施時間帯は小川町駅日本銀行経由で運行していた。一部区間は1990年まであった東71と同一だった。

2008年4月には2000年12月に廃止された区間のうち、駒込駅 - 王子駅間に北区コミュニティバス(王子・駒込ルート)が開業、須田町・万世橋 - 東京駅間にS-1が開設され、曲がりなりに廃止区間が復活している。

[編集] 廃止・移管路線

[編集] 上26系統

大塚江東へ移管の後、2007年3月26日から南千住と江東へ。

[編集] (初代)里48乙系統・深夜04系統

里48系統の項を参照。

[編集] 東22乙系統

江東に移管。

[編集] 東15乙系統

深川に移管。

[編集] 水59系統

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[編集] 脚注

  1. ^ かつての茶51乙を従来の東京駅八重洲口発着から同駅丸の内北口発着に変更したのは、当時JRバスをはじめとする高速バスが相次いで開通し、八重洲口ターミナルに発着する高速バスのキャパシティ確保などのため、丸の内口へ起終点の移動が可能な路線バスのバス停を移動した事が理由の1つ挙げられる他、東15乙(東京駅八重洲口 - 住友ツインビル)の運行のための送り込みも兼ねていたからである。

[編集] 車両

いすゞ車は、かつて富士重工業製車体が指定されていた(この組み合わせで都営バスが最後に導入したのはD295)。2009年8月現在、いすゞ車での富士重工業製車体は、D295のみになった。
  • 2008年5月2日、池袋駅で発生した衝突事故により、M182が除籍(訓練専用車へ用途変更)された。都営バスでのノンステップバス除籍第1号車となっている。研修所のある深川へ移籍し、非営業用の足立ナンバーとなった。
  • 音声合成:ネプチューン(現:レゾナント・システムズ、2006年頃まではクラリオンを採用していた)
  • 放送装置レシップ


最終更新 2009年11月17日 (火) 06:33 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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