都営バス深川営業所

都営バス深川営業所の最新ニュースをまとめて検索!

深川営業所全景(2007年8月20日撮影)
深川営業所のある東雲庁舎(2007年8月20日撮影)

都営バス深川営業所(とえいバスふかがわえいぎょうしょ)は、東京都江東区東雲2丁目にある都営バスの営業所である。江東区の深川、臨海部地域と、中央区千代田区など都心を運行する都営バス路線を担当している。正式名称は東京都交通局深川自動車営業所である。営業所記号は「S」を用いる。

営業所には、東京都交通局の職員研修所と職員住宅である東雲寮、都営バスの整備工場がある。

目次

[編集] 沿革

当営業所の全身は、東陽町駅至近にある東陽操車所の向かい、現在都営アパートの建つ場所にあった洲崎営業所。

戦中いったん廃止されたものの、戦後江東の分車庫として営業を再開、1949年には営業所として独立した。当時は、19(→東19→門19)、26(→秋26)、27(→東21)の3系統を担当していた。その後、33系統(→業10)、61系統(→東15)が相次いで開業したことにより、管轄する路線は東雲、豊洲地区へと延びることとなった。

以上のように、豊洲や東雲地区に路線が延びたことにより、1961年には東雲分車庫を開設した。しかし、需要が拡大していくことにより、洲崎営業所の土地は狭小となり、このため東雲分車庫とあわせて東雲鋼材置場に1968年、新たに深川営業所を新設することとなった。当時の地図を見ると周りは野原であったが、鉄鋼団地や辰巳団地など工業、住宅の両面から発展を遂げることとなり、これらへの旅客輸送を担うこととなった。

しかし、1988年有楽町線新木場駅開業により、豊洲や辰巳地区におけるバスの優位性は崩れ、橋14、東18が廃止、門19も再編された一方、都市新バスの都05が設定された。

平成に入ると、東京都交通局の芝浦にあった研修所を当地に移すこととなり、あわせて営業所も若干北方に移動し新たに東雲庁舎が完成した。この際、当営業所は整備工場などが併設されたため、他営業所の車両の整備も行うこととなり、都営バスの中で中心的な役割を果たす営業所となった。また、13号地と呼ばれたお台場地区の開発が進むこととなり、この方面への路線が積極的に新設されることとなった。

その後、大江戸線りんかい線の開業による再編、および営業所間での路線の移管が行われたため、当営業所は主に江東区南部の路線を所管する営業所へとなった。

[編集] 現行路線

都03・04・05の運行区間概略

以下の一般路線の他、国展系統(東京ビッグサイト臨時便)と貸切送迎(かえつ有明と区立中学校の校舎改築工事による越中島から砂町への仮移転)も受け持っている。

[編集] 都市新バス(グリーンアローズ)

[編集] 都03系統

都電11系統の代替路線だった銀71が始まりである。都心を横断するドル箱的路線のため、1988年3月21日に都市新バスの第3期導入路線となったのを機に、系統番号を都03に改め、後述する都04・05と共に「グリーンアローズ」と名付けられた。晴海通りの需要の他、新宿駅発着のJR・私鉄線から三宅坂にある国立劇場への足としても重宝され、最盛期には数寄屋橋・銀座 - 勝どき橋間の晴海通り上では、昼間でも時間をおかずに3系統の内のどれかのバスが来る程であった。

グリーンアローズ・都03

利用率こそ高かったものの、ほとんどが長距離利用客のため、客の回転率が悪い上、晴海見本市会場の機能が東京ビッグサイトへ移転した後は、利用客の減少が進んだ。これらの為、営業成績は悪化の一途を辿り、1990年代後半頃から晴海方面からの四谷駅止まりのダイヤが増えていった。そして、2000年の都営大江戸線開通時の再編で、丸ノ内線と重複する新宿駅西口 - 四谷駅間を廃止、担当を本営業所に変更し、運行回数を半分以下(6割減)にまで削減した。

その後も乗客の減少が続き、度々のダイヤ改正で減回を余儀なくされており、現在では日中の一部時間帯で40分以上間隔が空く状態となってしまっている。2007年3月26日の改正では土曜・休日の本数がさらに減少し、1時間に1本程度のダイヤとなっている。

なお、本路線を含めて本営業所の都市新バス路線の車両は、杉並から転属した日野製の専用車と新型のノンステップバスを使用している。行先方向幕の色は青明色である。

[編集] 都05系統

土休日に一部が東京テレポートへ乗り入れる都05
  • 都05甲:東京駅南口 - 有楽町駅 - 銀座四丁目 - 勝どき駅 - 晴海埠頭
  • 都05乙:日比谷 → 銀座四丁目 → 勝どき駅 → 晴海埠頭
  • 都05丙:東京駅南口 - 有楽町駅 - 銀座四丁目 - 勝どき駅 - 有明テニスの森 - お台場海浜公園駅 - 東京テレポート駅(土曜・休日)
  • 都05:東京駅南口 - 有楽町駅 - 銀座四丁目 - 勝どき駅 - 豊洲駅 - 東雲都橋 - 深川車庫
  • 都05:東京駅南口 → 有楽町駅 → 銀座四丁目 → 勝どき駅 → 豊洲駅(夜間のみ)
  • 都05:晴海埠頭 - 晴海三丁目 - 豊洲駅 - 東雲都橋 - 深川車庫
日比谷→晴海埠頭行きは都03、晴海埠頭→深川車庫行きは錦13出入として運行される。

起源は、一部の経由が異なるものの銀71の支線だった東京駅丸の内南口 - 晴海埠頭といえる。ただし、同路線は1988年の本路線開業前に銀71→都03に変更になる際に廃止された。そして、その3か月後の有楽町線新富町駅 - 新木場駅間開通と同時に、他の2つのグリーンアローズ(都03・04)より遅れて運行を開始した。本系統は、有楽町線開通で廃止となった東18(東京駅南口 - 新佃島 - 門前仲町)の代替運行の側面を持ってはいるものの、ルートは異なるため、都市新バス路線で唯一新線として開通した路線となっている。

平成に入って少々経ってから、2000年の都営大江戸線全線開業までは杉並も担当していた。方向幕の色はオレンジである。

出入庫時のみ運転される東京駅 - 深川車庫の支線は、2006年3月以前は都05乙と定義されていたが、同年4月以降は出入庫系統扱いとなっている。同時に都03の日比谷→晴海埠頭の区間便が告示上の都05乙とされた。なお、出入庫系統の深川車庫付近での経路は東15と同じ東雲都橋経由。

2007年3月26日、それまで東16の一部便が乗り入れていた東京テレポート駅に、本路線の一部便が土曜・休日の日中のみ乗り入れるようになった。

晴海埠頭に大型客船が入出港するときや、晴海客船ターミナルビルでの催事で多数の来場客が見込まれる場合は増発されることがある。

[編集] 海01系統

門前仲町を起点とし、越中島、豊洲駅、有明テニスの森、お台場地区を経由して、東京テレポート駅に至る本線と、有明一丁目から分岐して東京ビッグサイトに至る折返し線からなる系統である。

永代通り清澄通りの門前仲町交差点から、永代通りを東京寄りに約150m程進んだところから発車する(到着は門前仲町交差点から清澄通りを清澄方面に約100mの位置)。門前仲町を出ると清澄通りを進み、越中島交差点で左折する。この先は東京海洋大学越中島校舎や清水建設技術研究所など、学校や工場などの合間を進んでいく。枝川から豊洲までは工場跡地を再開発した高層マンションや、ららぽーと豊洲などの商業施設が立ち並び、昔と違った活気を見せる。

現在では、門前仲町から豊洲付近にかけては生活や通勤の足として利用客が多く、有明テニスの森まではほぼ終日10 - 15分毎の運行となっている。また、臨海副都心でのイベントの際には増発する事があるが、この場合は「臨時便」という札を先頭車の前面窓下に掲出する。

門19のうち門19丁(門前仲町 - 海上公園)を統合し、東京港トンネルを挟んだ品川駅東口 - 海上公園 - 門前仲町の運転となり、本営業所と品川営業所が共同で担当した。この時もまだ船の科学館以外の施設は見られず、利用客の中心は門前仲町 - 有明テニスの森間であった。その後、臨海副都心の開発が進められていった結果、道路網に変化が見られる様になったので、かつて台場のルートは現在の有明一丁目以西が異り、湾岸道路を走行し、停留所も13号地トンネル入口は2回停車していた。

臨海副都心の開発が進んだ1990年代後半より、両起・終点から東京テレポート駅や東京ビッグサイトなど、台場地区までの折り返し運用が増える様になったり、フジテレビやテレコムセンターなどの新しい施設を経由する様にルートが一新されたりした。長い間、本路線が台場地区に於ける唯一の公共交通機関だったが、ゆりかもめや虹01系統など都心側からの速達性の高い交通手段が整備した事や、品川と台場をレインボーブリッジ経由で結ぶ虹02系統(廃止して数年後に波01出入として復活)が開通する事となる。

その結果、東京港トンネルの渋滞による定時性の悪化もあり、品川側は利用価値が低下していった。このため、1999年に品川側の折り返し運用を担っていた品川駅東口 - 台場循環系統が廃止され、同時に品川営業所は本系統の担当から外れた。これにより、品川へ顔を出すのは朝夕のみのごくわずかに運転されるのみとなった。しかし、首都高速道路を通るためシートベルトを装備した専用車両(X代車)を充当してまでこの便を存続させる必要性は低下していた。

その一方で、門前仲町側では利用客が増加しており、輸送力を増強する必要性や門前仲町側でのダイヤの維持が重要視される事となった。このため、2002年12月に並行するりんかい線の東京テレポート駅 - 大崎駅間の開通を機に品川駅 - 東京テレポート駅の区間が廃止され、本路線のみのバス停である「八潮団地入口」も同時に廃止された(並行路線の京浜急行バス大井町駅大森駅 - 船の科学館線〈井30・32、森30・40〉は存続し、停留所は都営から京急に譲渡された)。その結果、本路線は台場地区以東が残存する事となったが、2006年3月にゆりかもめが豊洲まで延長された。

[編集] 業10系統

  • 業10:業平橋駅 - 木場駅 - 豊洲駅 -(←勝どき駅)- 銀座四丁目 - 銀座西六丁目/銀座六丁目 - 新橋
  • 業10:業平橋駅 - 菊川駅 - 木場駅
  • 業10:木場駅 - 銀座四丁目 - 新橋
  • 業10(出入):業平橋駅 - 菊川駅- 木場駅 - 豊洲駅 - (直通・東雲都橋非経由) - 深川車庫
  • 業10(出入):深川車庫 - 東雲都橋 - 豊洲駅 -(←勝どき駅)- 銀座四丁目 - 銀座西六丁目/銀座六丁目 - 新橋
朝の深川車庫→新橋行きには東雲都橋非経由(直通)便も存在する。

新橋を起点とし、銀座四丁目、豊洲駅、木場駅を経由して業平橋駅までを結ぶ路線と、新橋・業平橋駅からの深川車庫への出入庫路線からなる系統である。運転系統は新橋 - 業平橋駅間の運転が中心となるが、新橋・業平橋駅から途中の豊洲駅を介して深川車庫への出入庫路線(豊洲駅と深川車庫の間の経路が2通り存在)や、途中の菊川駅・木場駅・勝どき駅折り返しなど多種に渡る運転区間を持つ。

本路線の起点となっている「新橋」は、他の新橋駅乗り入れ系統と異なり、唯一停留所名に駅が付かない[1]。これは、通常使用している乗り場(始発 - 20時)が駅前のバスターミナルではなく、外堀通りを挟んだ北側の路地裏にある事による。

20時以降は、数寄屋橋交差点における右折禁止解除に伴う渋滞の可能性から、かつての橋86のルート(新橋駅 - 銀座六丁目 - 銀座四丁目)にルートを変更して運行を行う。このため、新橋の停留所が駅前にある市01の場所へ変更となる。

1942年に戦時の交通統制により市が継承した城東乗合自動車の路線をベースとしている。城東乗合は1932年時点で木場町(電停) - 緑町三丁目 - 観音裏 - 上根岸間のわずか1路線を有していた会社である。その後、都営となった当初も大きな変化はなく、33系統(木場三丁目 - 日暮里駅)で運行していた。1953年には新橋 - 木場三丁目間が開設され、本路線の基礎となる区間がこの時点で全線開通となる。1963年に33系統は、新橋 - 業平橋駅間と12系統(晴海埠頭 - 日暮里駅)に分割され、33系統はその後も一部区間で経路変更や区間便の廃止新設などが行われるものの、目立った動きは多くなかった(78系統は里12と改番され運行を続け、廃止された)。

1988年に廃止された東18の代替的路線として、業10乙(新橋 - 月島駅)の運転を開始した。有楽町線全通後は早朝のみの運行でかつ路線案内にも記述されない路線となり、2003年に廃止された。1999年には業平橋駅から深川車庫への出入庫路線を毎日1往復東京ビッグサイトに延長する。ダイヤは催事に合わせた形になっているものの、一般客への認知度が低い状態が続いていたため、2007年に深川車庫止まりへと戻された。

[編集] 東12系統

中央区から譲渡されたノンステップ車(いすゞエルガ)
  • 東12:東京駅八重洲口 - リバーシティ21 - 月島駅 - 晴海トリトンスクエア - 晴海埠頭

中央区からの要請によって新設された。晴海埠頭の東京国際見本市会場跡地に建設された「ほっとプラザはるみ」などへのアクセスとしての設定で、本路線開通後に中央区からCNGノンステップバスが無償で譲渡され、都営バスの路線で最初にバリアフリー車率100%を達成した。この車両自体は他の同型車と同じいすゞ・エルガで、中央区のマークが控えめに貼付されている以外は一般車と変わりはない(但し細部の仕様は違うものである)。従って深川営業所所轄の他路線で使用される機会も多く、また、本路線に中央区からの譲渡車以外のノンステップバスが使用される事もある[2]ただし、臨時便にはこの規制はないため、東京湾大華火祭開催時の増発では一般のツーステップ車が入る事もある。

本路線の新設に伴い、経路がほぼ重複する東16の東京駅 - 住友ツインビルを運行する区間便の一部が本路線に振り替えて延長される形となった。

[編集] 東16系統

東16充当の日野ハイブリット車
  • 東16:東京駅八重洲口 - 新川 - 月島駅 - 豊洲駅 - 有明テニスの森 - 東京ビッグサイト
  • 東16:東京駅八重洲口 - 新川 - 月島駅 - 豊洲駅 -(直通)- 深川車庫
  • 東16:東京駅八重洲口 - 新川 - 月島駅 - 豊洲駅
  • 東16:東京駅八重洲口 - 新川 - 住友ツインビル

当初は東15乙として東京駅八重洲口 - 住友ツインビル間のみの運行であった。その後、八重洲通りの延長上に隅田川を渡る中央大橋が開通したため、豊洲駅経由で深川車庫まで延長、東京駅から月島・豊洲地区へのショートカット路線となった。その後、臨海副都心開発の進捗により、深川車庫より先を東京ビッグサイトまで延長された。これを機に系統番号を東16に改めて東京テレポート駅まで延長され、東京駅と有明・お台場地区を直結する路線として発展した。

2003年には東京テレポート駅発着便の経路を従来の深川車庫経由から有明テニスの森・東京ビッグサイト経由に変更させ、東京ビッグサイトに立ち寄る形となり、東京テレポート駅発着便の多くが東京ビッグサイト折り返しに振り替えられた。2007年には都05が土曜・休日の日中のみ東京テレポート駅に乗り入れた事に伴い、東京ビッグサイト - 東京テレポート駅間を短縮している。

東京駅八重洲口 - 月島駅間は需要が高いため、同経路の東12と合わせて運行頻度が高くなっている。

[編集] 東15系統

  • 東15甲:東京駅八重洲口 - 新川 - 聖路加病院 - 勝どき駅 - 豊洲駅 - 東雲都橋 - 深川車庫
  • 東15乙:深川車庫 → 東雲駅 → 辰巳駅 → 豊洲駅 → 勝どき駅 → 聖路加病院 → 新川 → 東京駅八重洲口

一時期は様々な派生系統を誇ったものの、東16の分離や鉄道の新線開業などに伴い、現在に至る。

朝のみ東15乙が辰巳廻りとして運行されるが、この辰巳経由が有楽町線全通までのルートであり、地下鉄開通で廃止された別路線が経由していた都橋付近の路線消滅を避ける目的で変更された。しかし、朝の通勤時間帯に辰巳団地から東15で東京駅方面へ向かう通勤客が多く、住民から復活の要望が多かったため半年後に開通した。こちらは側面方向幕で辰巳駅の部分が水色になっている。

[編集] 錦13系統

  • 錦13甲:錦糸町駅 -(←江東橋/住吉駅→)- 東陽三丁目 - 塩浜二丁目 - 枝川 - 豊洲駅 - 晴海埠頭
  • 錦13甲:錦糸町駅 -(←江東橋/住吉駅→)- 東陽三丁目 - 塩浜二丁目 - 枝川 - 豊洲駅 - IHI
  • 錦13甲:錦糸町駅 -(←江東橋/住吉駅→)- 東陽三丁目 - 塩浜二丁目 - 枝川 - 豊洲駅
  • 錦13乙:錦糸町駅 -(←江東橋/住吉駅→)- 東陽三丁目 - 塩浜二丁目 - 辰巳駅 - 東雲駅 - 深川車庫
  • 錦13(出入):晴海埠頭 - 晴海三丁目 - 豊洲駅 - 東雲都橋 - 深川車庫

錦糸町駅前を起点とし、東陽三丁目、豊洲駅を経由して晴海埠頭を結ぶ甲系統と、錦糸町駅前を起点とし、辰巳駅経由で深川車庫を結ぶの乙系統の2系統がある。ラッシュ時を中心として、豊洲駅発着やIHI発着が運行される。開通した当初から、大きな経路変更や路線の延長、短縮は行われていない。

錦糸町駅前から住吉一丁目の間は経路が錦糸町駅行きと晴海埠頭、深川車庫行きで異なる。すなわち、錦糸町駅前行きは江東橋を経由し、大門通り→京葉道路の経路を走行するのに対して、晴海埠頭、深川車庫行きは四ツ目通り→新大橋通りの経路を走行する。なお、晴海埠頭と深川車庫との間の出入庫に関しては、入庫系統は錦13出入を名乗るが、出庫系統は都05出入を名乗る。

[編集] 門19系統

  • 門19甲:門前仲町 - 豊洲一丁目 - 豊洲駅 - 辰巳駅 - 東雲駅 - 癌研有明病院 - 国際展示場駅
  • 門19甲:門前仲町 - 豊洲一丁目 - 豊洲駅 - 辰巳駅 - 東雲駅 - 深川車庫
  • 門19乙:門前仲町 - 塩浜一丁目 - 豊洲駅 - 辰巳駅 - 東雲駅 - 深川車庫

東京駅から豊洲・東雲地区への足として門前仲町を経由して運行されていた。その後も膨張を続け、海上公園や豊洲鉄鋼埠頭、有明橋(有明終点)までの様々な路線がこの番号を名乗った。しかし、路線再編に伴い門前仲町始発となり、また一部の路線が海01へ統合されるなど、結局深川車庫行きのみがこの系統番号を名乗る系統として残った。その後2000年12月12日に、海01と重複している事や東京駅 - 潮見駅を結んでいた東17(急行)が廃止された代替として豊洲一丁目経由に変更された。そして、2005年春には癌研有明病院への足として昼間の時間帯のみ国際展示場駅発着となった。

現在では、従来の塩浜一丁目・枝川経由の経路で運行されるものは海01運行時間外の始発・終発の数本に限られ(誤乗防止のため方向幕には主要経由地である「塩浜一丁目」が橙字で強調されている)、車内放送でも運行時間についての注意放送を流している。なお、2006年3月より全便がノンステップバスに統一され、現在は主に日野レインボーHRを使用するが、大型車のいすゞエルガや日野ブルーリボンIIが運用に入る場合もある。その他早朝・夜間には海01の出入庫として運行される便もあり、該当便には海01の配車の関係で大型車で運行されることが多いようである。

塩浜から豊洲に経路変更されて以降、利用客は増加しており、朝夕などは門前仲町発車の時点で大変な混雑になっている便もあり、本路線のみ経由する豊洲一丁目は終日に渡って降車ボタンが押されるなど、回数は減少傾向であるものの、海01とは違った固定利用客を確保している。

[編集] 木11系統

  • 木11甲:木場駅 - 東陽町駅 - 夢の島 - 新木場駅 → 東京ヘリポート → 南千石橋 → 新木場駅
  • 木11甲:東陽町駅 - 夢の島 - 新木場駅
  • 木11甲:新木場駅 → 東京ヘリポート → 南千石橋 → 新木場駅
  • 木11(折返・平日):東陽町駅 - 夢の島 - 新木場駅 -(←南千石橋/東京ヘリポート→)- 若洲ゴルフリンクス - 若洲中央 - 若洲キャンプ場
  • 木11(折返・休日):東陽町駅 - 夢の島 - 新木場駅 -(←南千石橋/東京ヘリポート→)- 若洲ゴルフリンクス - 若洲キャンプ場
  • 木11(折返・平日):新木場駅 -(←南千石橋/東京ヘリポート→)- 若洲ゴルフリンクス - 若洲中央 - 若洲キャンプ場
  • 木11(折返・休日):新木場駅 -(←南千石橋/東京ヘリポート→)- 若洲ゴルフリンクス - 若洲キャンプ場

東陽町駅から工場などの多い新木場周辺を結ぶ路線である。当初は、新木場にはまだ木場から木材工場が移転してきたのみで、利用客が殆どいない状態だったため、大赤字が続いた。しかし、新木場周辺は京葉線や有楽町線がまだ通っておらず、交通アクセスが非常に悪かったため、港湾局から補助金を受ける事で存続していた。

その後、新木場への工場などの集積などもあり、徐々に利用客は増えていく。また、夢の島や若洲などの公園整備などによりこれらへ向かう人々の利用も発生した。その後、京葉線などの開通があったものの、京葉線東京駅ホームの立地がよくないため、新木場方面へは東西線と本路線を利用したルートも利用客は多いようである。

ダイヤとしては、基本的に東陽町駅発がメイン。本線は終車間際にヘリポート方面を循環しない東陽町駅 - 新木場駅間の運行があり、明治通り沿線の通勤路線に特化した運行形態を採っている。また、この路線の東千石橋付近に有楽町線の和光検車区新木場分室があり、イベントが同区で行われるとこの路線がアクセス路線となるため、新木場循環の部分のみを運行する臨時便が運行される事が多く、普段の休日は閑散としている循環部分が満員となる。

[編集] 波01系統

  • 波01:東京テレポート駅 -(←シンボルプロムナード公園/船の科学館駅→)- 環境局中防合同庁舎 - 中央防波堤

品川営業所を参照。

[編集] 豊洲01系統

豊洲01の前身・AL02
  • 豊洲01:豊洲駅 → 豊洲一丁目 → 豊洲駅 → キャナルコート三街区 → 豊洲駅(循環)
  • 豊洲01(入庫):豊洲駅 → 豊洲一丁目 → 豊洲駅 → キャナルコート四街区
  • 豊洲01(出庫):キャナルコート三街区 → 豊洲駅 → 豊洲一丁目 → 豊洲駅(始発のみ)

2000年12月12日にAL02として開通したもの。アクセスラインバスだったため運賃は100円。その後、2003年4月に現在の形態に変更されたが、その際に一般系統化されたため、運賃は他系統と同じとなった。車両は当初日産ディーゼル・RMのCNGノンステップ車が導入されたが、現在は他の系統と共通化され、専用車は臨海支所に転属した。なお、運転時間帯は平日朝夕のみとなっている。

前身のアクセスラインと同様に方向幕は黄色のものを用いるが、文字は黒色である。朝夕の最終2本は、四街区止まりで深川車庫へ回送入庫する。また、1日数本ではあるがキャナルコート側からの豊洲止まりがある。なお、この系統は他系統と異なり、豊洲二丁目と深川五中前の両停留所には停車しない。

[編集] 江東区コミュニティバス「しおかぜ」

  • 江東01:潮見駅 → 港湾住宅 → 辰巳駅 → 潮見駅 → 枝川二丁目 → 木場二丁目 → 枝川二丁目 → 潮見駅
しおかぜ専用車(S-N050)

2003年秋、辰巳・潮見・枝川地区の既存交通では不便な地域での公共交通確保のために、江東区が試験運行を開始したのが始まりである。運賃は100円で、現金のみの利用だった。

試験運行は予定通り3か月で終了し、期間中のアンケートや議会での議論などで今後の運行のあり方の検討を行った結果、2005年11月に本格運行へと移行し、専用車日野・リエッセを投入した。専用車は1台のみのため、故障・点検時はLED表示器を装備するノンステップ車が代走する。

愛称・デザインは江東区報などを通じて2005年7月21日8月5日の期間で公募され、現在のデザインと「しおかぜ」という愛称に決定。さらに江東01という系統番号が与えられ、幕などには掲示がないものの、交通局からのリリースやバス車内の路線図などで使用される。

なお、現在でもバス共通カード・シルバーパス・一日乗車券に加え、PASMOSuicaも利用する事ができない。

[編集] 廃止・撤退系統

移管系統は原則として系統番号のみを記す。

[編集] 海02・海03系統

2000年当時の海02(新木場駅)

海02は、有明埠頭からのオーシャン東九フェリー(東京 - 新門司)、マルエーフェリー(東京 - 那覇)利用者、港湾勤務者のために開設された路線。フェリー埠頭に一番近い駅から運行するため、京葉線や臨海副都心線の開通に併せて順次路線を短縮して運行したが、東京港フェリーターミナルの利用客が少なかった事などから利用客は多くなく、他系統の「フェリー埠頭入口」から代替できる事などから廃止された。現在はフェリー会社が国際展示場駅からフェリーの時刻に合わせた形で有料の送迎ワゴンを設定して、足を確保している。

海03は、中央防波堤にある清掃局への交通手段として開設された。中央防波堤自体は清掃局を除けば何もなかったため、平日・土曜・祝日の朝夕と日曜の朝の2本に偏った運転となっていた。2003年に一旦廃止され、代替として東京テレポート駅とタイム24を結ぶ送迎バスの一部を環境局経由に改めて対応していた。2006年4月より波01を開設し、本路線とほぼ同一区間を結んで中央防波堤地区へ乗り入れる路線を復活させた。

[編集] 深夜05系統

  • 深夜05:東京駅南口 → 銀座四丁目 → 晴海三丁目 → 豊洲駅 → 辰巳駅 → 深川車庫
  • 深夜05:東京駅南口 → 銀座四丁目 → 晴海三丁目 → 豊洲駅 → 東雲都橋 → 深川車庫
  • 深夜05:東京駅南口 - 銀座四丁目 - 晴海三丁目 - 豊洲駅

2003年4月1日に廃止されたが、最終運行日は3月31日だった。

[編集] 東17系統

  • 東17:東京駅八重洲口 - 新川二丁目 -(←佃大橋)- 月島駅 - 越中島 - 豊洲駅 - 枝川 - 潮見駅

東京駅付近で急行運転(主要停留所のみ停車)を行い、隅田川を佃大橋で渡る路線であった。東京駅 - 豊洲駅間を結ぶ路線としては晴海三丁目経由の東15に対して所要時間が短く、通勤対策の意味合いが強い路線であったが、1993年に主要区間が重複しながらより速達性が高い東16(開設当時は東15乙の延長扱い)が新設された事、独自性の強い越中島・潮見両駅付近の経路も、大半が京葉線両駅の徒歩圏であるなどの理由から必要性が薄れ、2000年12月の路線再編で廃止された。

単独区間のうち越中島 - 豊洲一丁目 - 豊洲駅間は、同時に行われた門19の経路変更(豊洲一丁目経由化)により経由便の消滅が避けられたが、その結果豊洲一丁目地区の利便性が大幅に向上した(朝夕のみの東17時代に比べ、門19では日中も毎時2回運行されている)。

[編集] 銀座01系統

  • 銀座01(平日):東京駅八重洲口 - 鍛冶橋通り - 銀座通り(往復) - 日本橋 - 日銀 - 東京駅八重洲口
  • 銀座01(休日):東京駅八重洲口 → 晴海埠頭 → 月島駅 → 東京駅八重洲口
1996年頃~それ以前は、平日ルートと同様の東京駅八重洲口 - 銀座八丁目の循環であるが、下記の通り橋86と同様に、歩行者天国のための経路が少し違っていた
1993年当時の銀ブラバス

中央区からの委託を受け、1992年から2000年まで運行されていた観光客向けの路線。専用車を用い、「銀ブラバス」と名付けられていた。休日は中央通りで歩行者天国が実施される関係で、平日と休日のルートが異なり、上記の様になっていた。

車両は、日野のセンターアンダーフロアシャーシに東京特殊車体のオリジナルボディを架装したレトロ調バス。最後尾にはデッキを備え、座席には液晶テレビを備えていたが、中央区の財政難により廃止され、現在は山形県東根市岡山県玉野市に売却された。

[編集] 虹01系統

都営バス港南支所#虹01系統」を参照

[編集] 都04・亀21・急行05系統

深川時代の都04

都営バス江東営業所#都04系統」を参照

[編集] 木11乙系統

都営バス臨海支所#木11乙系統」を参照

[編集] 車両

かつていすゞ自動車の車両を指定して導入(車体は富士重工業)していたが、車両工場を擁している関係か、現在は4メーカーすべてを保有している。車内放送装置はクラリオン製である(2007年10月 - 11月にレゾナント製FC-7000に更新)[要出典]。以前はいすゞBU05のシリーズ式ハイブリッド車をはじめ、銀座地区の観光路線だった銀座01(銀ブラバス)も配置されていた。

方向幕は後面は系統番号と行先のみの表示。都営では基本的に後面には始発地も表示しているが、当営業所と青梅は始発地が表示されていない。

2003年8月トヨタ日野による燃料電池自動車FCHV-BUS(S-L111)が試験導入され、2004年12月まで東16・海01で走行していた[3]

2009年4月13日 - 4月24日、日野ブルーリボンシティハイブリッドを改造した非接触給電(IPT)ハイブリッド車(S-T175)の実証試験運行が都05で行われた。

[編集] 脚注

  1. ^ 過去には他の系統でも「新橋」停留所を経由していたものはあった。
  2. ^ 交通局と中央区の協定では、ノンステップバスであれば譲渡車以外の車両で運行されても構わない事になっている。
  3. ^ 試験運行終了後はトヨタへ返却され、愛知万博シャトルバスへ改造された。

[編集] 備考

[編集] 関連項目

最終更新 2009年11月21日 (土) 04:55 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
【都営バス深川営業所】変更履歴

ご利用上の注意