都営地下鉄新宿線

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都営新宿線
10-000形(左)と10-300形(船堀駅 - 東大島駅 )
路線総延長 23.5 km
軌間 1372 mm
電圧 1500 V (直流)
最高速度 75 km/h
停車場・施設・接続路線
京王京王新線
tBHFq + HUB81
tBHFq + HUB81
tBHFq
tKRZt tKRZt tSTRq leer
←都営:大江戸線大江戸線
leer + HUB62
leer + HUB62
tSTR + HUB25
tSTR + HUB25
tSTR
tBHF + HUB25
tBHF + HUB25
tBHF
leer + HUB64
leer + HUB64
0.0 S-01 新宿駅新線
tSTRlf tKRZt
tKBHFr + HUB26
tKBHFr + HUB26
tKBHFr
tSTRrg
京王線
ABZ3lg STRq tKRZ
KBHFr + HUB26
KBHFr + HUB26
KBHFr
tSTR
小田急小田原線
STRlf TUNNELlu tKRZt
tKBHFr + HUB26
tKBHFr + HUB26
tKBHFr
tSTR
小田急新宿駅地下ホーム
tSTR
leer + HUB26
leer + HUB26
tHST
丸ノ内線新宿駅
STRq tKRZ
BHFq + HUB26
BHFq + HUB26
BHFq
tKRZ
JR東中央・総武線(各駅停車)
STRq tKRZ
BHFq + HUB26
BHFq + HUB26
BHFq
tKRZ
←JR東:山手線
STRq tKRZ
BHFq + HUB26
BHFq + HUB26
BHFq
tKRZ
←JR東:中央線(快速)
STRq tKRZ
BHFq + HUB83
BHFq + HUB83
BHFq
tKRZ
←JR東:埼京線湘南新宿ライン
tSTR tSTR
tKRZt
tBHFq + HUB81
tBHFq + HUB81
tBHFq
tKRZt
東京地下鉄副都心線副都心線
tKRZt
tBHFq + HUB26
tBHFq + HUB26
tBHFq
tSTRrf
←東京地下鉄:丸ノ内線丸ノ内線→↑
tBHF + HUB84
tBHF + HUB84
tBHF
leer + HUB61
leer + HUB61
0.8 S-02 新宿三丁目駅
tSTR
tBHF
2.3 S-03 曙橋駅
tSTR
tKRZt tSTRq
tBHFq + HUB81
tBHFq + HUB81
tBHFq
tSTRq
←東京地下鉄:南北線南北線
tSTR tSTRrg
tBHFq + HUB26
tBHFq + HUB26
tBHFq
tSTRq
↓東京地下鉄:有楽町線有楽町線
tKRZ tKRZ
BHFq + HUB26
BHFq + HUB26
BHFq
STRlg
←JR東:中央・総武線(各駅停車)↓
tKRZ tKRZ
STRq + HUB26
STRq + HUB26
STRq
vSTRlg
←JR東:中央線(快速)↓
tKRZt tSTRrf
leer + HUB26
leer + HUB26
vLUECKE
tBHF + HUB84
tBHF + HUB84
tBHF
leer + HUB25
leer + HUB25
leer + HUB61
leer + HUB61
3.7 S-04 市ケ谷駅
tSTRlg tSTR
←東京地下鉄:半蔵門線半蔵門線
tBHF + HUB84
tBHF + HUB84
tBHF
tBHF + HUB25
tBHF + HUB25
tBHF
leer + HUB64
leer + HUB64
5.0 S-05 九段下駅
tKRZt tKRZt
tBHFq + HUB83
tBHFq + HUB83
tBHFq
←東京地下鉄:東西線東西線
tSTR tSTR
tBHF + HUB84
tBHF + HUB84
tBHF
tBHF + HUB25
tBHF + HUB25
tBHF
leer + HUB64
leer + HUB64
5.6 S-06 神保町駅
tKRZt tKRZt
tBHFq + HUB83
tBHFq + HUB83
tBHFq
←都営:三田線三田線
tSTRrf tSTR
←東京地下鉄:千代田線千代田線
tSTRq tKRZt
tHSTq + HUB81
tHSTq + HUB81
tHSTq
新御茶ノ水駅
leer + HUB63
leer + HUB63
tBHF + HUB25
tBHF + HUB25
tBHF
leer + HUB61
leer + HUB61
6.5 S-07 小川町駅
tHSTq + HUB83
tHSTq + HUB83
tHSTq
tKRZt tSTRq
淡路町駅
tSTR vLUECKE
←東京地下鉄:丸ノ内線丸ノ内線→
tKRZ STRq STRq vSTRrf
←JR東:中央線(快速)↑
tKRZt tSTRq tSTRq KRZt
←東京地下鉄:銀座線銀座線
tKRZ STRq
HSTq + HUB81
HSTq + HUB81
HSTq
KRZo
←JR東:山手京浜東北線
leer leer tSTR leer
leer + HUB73
leer + HUB73
HST + HUB82
HST + HUB82
HST
秋葉原駅
tKRZ STRq
TUNNELlu + HUB26
TUNNELlu + HUB26
TUNNELlu
KRZt
←JR東:東北新幹線
tSTR
tKHSTl + HUB26
tKHSTl + HUB26
tKHSTl
KRZt
つくばエクスプレス
tKRZt tSTRq
tHSTq + HUB83
tHSTq + HUB83
tHSTq
KRZt
←東京地下鉄:日比谷線日比谷線
tBHF STRlf
7.3 S-08 岩本町駅
tSTR
↑JR東:中央・総武線(各駅停車)→
tSTR
←JR東:総武線(快速)
tKRZt
tHSTq + HUB81
tHSTq + HUB81
tHSTq
馬喰町駅
tBHF + HUB84
tBHF + HUB84
tBHF
leer + HUB71
leer + HUB71
8.1 S-09 馬喰横山駅
tKRZt
tHSTq + HUB83
tHSTq + HUB83
tHSTq
東日本橋駅
tSTR
←都営:浅草線浅草線
tBHF
8.7 S-10 浜町駅
tWSTR
隅田川
tBHF + HUB84
tBHF + HUB84
tBHF
leer + HUB64
leer + HUB64
9.5 S-11 森下駅
tKRZt
tBHFq + HUB83
tBHFq + HUB83
tBHFq
←都営:大江戸線大江戸線
tBHF
10.3 S-12 菊川駅
tBHF + HUB84
tBHF + HUB84
tBHF
leer + HUB64
leer + HUB64
11.2 S-13 住吉駅
tKRZt
tBHFq + HUB83
tBHFq + HUB83
tBHFq
←東京地下鉄:半蔵門線半蔵門線
tBHF
12.2 S-14 西大島駅
tBHF
12.9 S-15 大島駅
tABZlf tSTRlg
TUNNELe tSTR
大島車両検修場
BHF tSTRlf tKDSTr
14.1 S-16 東大島駅
WBRÜCKE WASSERq WASSERq
荒川
BHF
15.8 S-17 船堀駅
TUNNELa
tBHF
17.5 S-18 一之江駅
tBHF
19.2 S-19 瑞江駅
tBHF
20.7 S-20 篠崎駅
tWSTR
江戸川
BHFq + HUB81
BHFq + HUB81
BHFq
tKRZ
←JR東:中央・総武線(各駅停車)→
STRq + HUB26
STRq + HUB26
STRq
tKRZ
←JR東:総武線(快速)→
leer + HUB73
leer + HUB73
tKBHFe + HUB82
tKBHFe + HUB82
tKBHFe
23.5 S-21 本八幡駅
HSTq + HUB83
HSTq + HUB83
HSTq
STRq
京成八幡駅
leer
京成本線

新宿線(しんじゅくせん)は、東京都新宿区新宿駅から千葉県市川市本八幡駅までを結ぶ東京都交通局の運営する鉄道路線都営地下鉄)である。『鉄道要覧』には10号線新宿線と記載されている[1]。通常は都営新宿線ということが多い。

東京都交通局の鉄道路線(都電荒川線日暮里・舎人ライナーも含む)では唯一、都外まで路線が延びている。

路線名の由来は、起点である新宿から。車体及び路線図や乗り換え案内で使用されるラインカラーは「リーフ」(黄緑):新宿線、路線記号はS

目次

[編集] 概要

1968年昭和43年)の都市交通審議会答申第10号において、東京10号線は、「芦花公園方面より新宿及び靖国通りの各方面を経由し、市ヶ谷、神保町、須田町及び浜町の各方面を経て住吉町方面へ至る路線」として初めて計画された(ただし、同年12月28日の建設省告示第3731号により区間が調布 - 深川住吉町間に延長されている)。その後、答申第15号では橋本 - 芦花公園間と住吉町 - 千葉ニュータウン間がそれぞれ追加され、調布 - 新宿間は京王線の複々線化を行うこととされた。このうち新宿 - 本八幡間が都営新宿線として順次開業している。また橋本 - 調布間は京王相模原線として、笹塚 - 新宿間は京王新線として開業している。なお、本八幡 - 千葉ニュータウン方面(印旛松虫、北総鉄道北総線印旛日本医大の当時の仮称)間は千葉県千葉県営鉄道北千葉線(仮称)として建設し、都営新宿線と直通運転を実施する計画であったが、現在に至るまで実現していない(運輸政策審議会答申第18号では削除された)。

ATCシステムの関係で、東京の地下鉄では唯一VVVFインバータ制御車の走らない路線だったが、2005年平成17年)5月14日に新ATCシステム(デジタルATC)への更新が行われ、同月21日から新宿線初のインバータ制御車10-300形が運用を開始した。なお、先頭車を新造して中間車を在来車のままとする10-300R形については同年1月20日から運用が開始されている。また、京王9000系も翌2006年(平成18年)3月15日より乗り入れを開始した。

東京地下鉄東西線と同様に中央・総武緩行線のバイパス的役割も担っている。ラッシュ時の混雑率は東西線よりも低いが、都営新宿線も乗車人数は増加傾向にある。

[編集] 経営状況

収支状況は2004年度決算で純損益約85億9,710万4,000円の黒字[2]、2005年度決算で約85億8,092万0,000円の黒字[3]、2006年度決算で約93億2,817万2,000円の黒字[4]である。都営地下鉄の路線の中では黒字額が最も大きい。

[編集] 路線データ

[編集] 沿革

本地下鉄は日本で唯一の軌間1372mmの地下鉄である[5]。当初、浅草線と共通化するために1435mmの標準軌で建設し、乗り入れ先の京王電鉄改軌を打診したが、京王は改軌中の輸送力に不安があるという理由で拒否したため、京王に合わせる形で1372mmで建設された。京王が軌間に1372mmを採用した理由は、東京市電(現東京都電)への乗り入れ構想を持っていたからである。東京市電の前身は東京馬車鉄道であるが、1882年(明治15年)の開業に際してアメリカから輸入した客車の軌間がたまたま1372mmであった。この軌間1372mmが、東京馬車鉄道→東京市電→京王→本地下鉄、と受け継がれた[6]

[編集] 年表

  • 1968年昭和43年)6月3日 都市計画10号線新宿 - 住吉町間の地方鉄道敷設免許を申請。同年10月30日に取得。
  • 1969年(昭和44年)7月23日 住吉町 - 東大島間の地方鉄道敷設免許を申請。同年12月22日に取得。
  • 1971年(昭和46年)5月1日 地下鉄10号線、最初の建設工事に着手。
  • 1972年(昭和47年)3月 都市交通審議会第15号において答申される。
  • 1973年(昭和48年)2月27日 東大島 - 本八幡間の地方鉄道敷設免許申請。同年10月4日に取得。
  • 1978年(昭和53年)7月1日 計画時は「10号線」という名で呼ばれていたが、開業前の都営1号線と都営6号線の都営浅草線都営三田線への改称と同時に都営新宿線へ改称した。
  • 1978年(昭和53年)12月21日 岩本町 - 東大島間(6.8km)開業。
  • 1980年(昭和55年)3月16日 新宿 - 岩本町間(7.3km)開業。京王帝都電鉄(現・京王電鉄)と相互直通運転開始。ただし京王の車両は岩本町止まり。
  • 1981年(昭和56年)9月1日 京王車両による一部列車の10両編成乗り入れを開始。
  • 1983年(昭和58年)12月23日 東大島 - 船堀間(1.7km)開業。
  • 1986年(昭和61年)9月14日 船堀 - 篠崎間(4.9km)開業。
  • 1986年(昭和61年)12月31日 大晦日から元日の終夜運転を開始。
  • 1987年(昭和62年)12月20日 京王の車両の乗り入れ区間が岩本町から大島まで延長される。
  • 1989年平成元年)3月19日 篠崎 - 本八幡間(2.8km)開業(全線開通)。ただし、本八幡駅は仮設駅で開業。
  • 1991年(平成3年)9月1日 本八幡駅(本駅)開業。同時に京王の車両の乗り入れ区間を本八幡まで延長。
  • 1993年(平成5年)5月9日 乗り越し精算と乗り継ぎ乗車券の発券を同時にできる日本初の自動乗り継ぎ精算機を市ヶ谷駅連絡改札口に設置。
  • 1997年(平成9年)12月24日 全線で急行列車の運転開始(平日日中のみ)。高尾山口までの直通運転を開始(平日朝1本のみ。土曜・休日は2001年3月から)。
  • 2000年(平成12年)4月20日 都営新宿線から新宿線に改称。
  • 2001年(平成13年)3月27日 京王(笹塚以遠)との直通列車を昼間時は急行に変更。同時に運転時間帯を土曜・休日にも拡大。
  • 2003年(平成15年)12月1日 ダイヤ改正。土曜・休日の急行運転時間帯を拡大。平日朝の高尾山口行通勤快速が消滅。
  • 2005年(平成17年)1月20日 10-300R形(10-000形のうち先頭車を差し替えた編成)運行開始。
  • 2005年(平成17年)5月14日 新ATC(デジタルATC)システムに更新。
  • 2005年(平成17年)5月21日 全車完全新造車の10-300形運転開始。
  • 2006年(平成18年)3月15日 京王9000系30番台による直通運転開始。
  • 2006年(平成18年)9月1日 ダイヤ改正。京王線橋本京王多摩センター直通列車の大部分が10両編成で運行されるようになる。
  • 2007年(平成19年)9月3日 京王車の8両編成運用が消滅し、10両編成運用に統一される。
  • 2009年(平成21年)6月 京王電鉄6000系撤退。

[編集] 運行形態

多くの列車が新宿駅(新線新宿駅)から先京王新線に直通し(日中は新宿止まりが20分間隔)、そのうち約7割が笹塚駅止まりで、約3割がその先京王線相模原線橋本駅まで相互直通運転を実施している。新宿 - 本八幡の全区間にわたって急行運転を行っている(列車種別参照)。

日中は20分サイクルに橋本直通の急行が1本、笹塚折り返しの各停が2本(瑞江または岩本町で急行通過待ち)、新宿折り返しの各停が1本(急行の通過待ちはなし)が走るパターンダイヤとなっている。

また、土曜・休日のみ直通電車のうち3本が調布から相模原線に入らず、2本が高尾線高尾山口駅(全区間で急行運転)まで、もう1本が動物園線多摩動物公園駅(当線内各駅停車、京王線内急行)までそれぞれ直通している。なお、1997年(平成9年)12月から2003年(平成15年)12月までは高尾線方面に平日にも通勤快速が直通していた。

かつては京王八王子駅から岩本町駅までの運行(車両運用は京王八王子駅から京王7000系で運行し、桜上水駅で都営車と車両交換してそのまま岩本町駅まで運行していた。桜上水駅で車両交換するのは7000系に都営線の乗り入れ設備がないためと都営線内は運用上都営車で運用しなければならないため)もあったが、現在、岩本町行は深夜時間帯の都営線直通最終列車(橋本駅始発)のみとなり、車両も全区間都営車の運用となった。

2006年9月1日のダイヤ改正から京王相模原線に直通する列車と同線から新宿線内に直通する列車は基本的に10両編成であるが、東京都交通局の車両はすべて8両編成のため、10両編成の運行は京王電鉄の車両(新宿線走行に対応している9000系)に限られる。なお、都営車も10両化に備えてすべての編成において3番目と4番目の車両番号が欠番となっており、一部編成の10両化が発表された[7]

また、笹塚駅引き上げ線2本のうち1本が10両に対応できないため、笹塚止まりの各駅停車は全て都営車8両編成の運用である(ダイヤが乱れた場合には、京王電鉄の10両編成が充当されることがあり、その際は10両対応の引き上げ線に入る)。また、京王線の桜上水やつつじヶ丘(かつては八幡山も)止まりの列車や相模原線直通電車でも朝や深夜の列車(各駅停車や快速が中心)では8両編成で都営車が使用される。

2006年8月31日までは京王線直通列車は朝ラッシュ時以外は8両編成だったため、ラッシュが終わると相模原線の若葉台駅で2両を切り離し(または車両交換)をしていた(切り離しは6000系車両のみ)。

[編集] 列車種別

京王線を含めた停車駅表


[編集] 急行

新宿線へ直通する急行列車
元日の未明に運行される臨時列車「迎光EXPRESSかがやき号」

1997年12月24日から運転を開始した。東京の地下鉄での優等列車の運転は東京地下鉄東西線の快速についで2例目で、かつ全線にわたり通過駅の設定があるのは初めてのことである(東西線は西船橋 - 東陽町間でのみ快速運転)。当初は新宿線内のみを平日日中のみ運転していたが、2000年(平成12年)12月12日大江戸線全線開通に伴い森下駅にも停車するようになり、さらに翌2001年(平成13年)3月27日のダイヤ改正からは土曜・休日にも日中の運転を開始した。

現在は、平日が日中のみ、土休日が朝の高尾山口行2本を除き日中から夕方の運転である。平日は京王相模原線京王多摩センター行が1本あるほかは全て本八幡 - 橋本での運転となっており、本八幡 - 橋本のほぼ全線にわたって通過駅の設定がある(京王新線内のみ各駅停車)。土曜・休日は橋本まで直通することは平日と変わりないが、大島発着が朝の西行と夕方の東行に4本ずつ運転される。2006年9月のダイヤ改正以降は土休日朝の高尾山口行き2本を除く全ての急行が京王車10両で運行されている。

各駅停車の追い抜きは岩本町瑞江の両駅で行われている。ただし土曜・休日朝7時台に運行されている高尾山口行急行は大島駅で追い抜きを行っている(本八幡7時発の列車については同駅のみで、7時20分発の列車については岩本町駅でも行われている)。また土曜・休日に運行されている大島始発・終着の列車の場合、本来、瑞江で抜かれる列車(東行は新宿時点で急行の2本前の列車、西行は大島時点で急行の直後に発車する列車)が大島で急行と接続する(本八幡行は急行の客を引き継ぎ、笹塚行は急行に客を乗り換えさせる)。

運転開始時は、ダイヤ編成上の都合により、岩本町駅では本線で各停列車が待避し、折り返し用の中線を急行が制限速度35km/h以下で通過していた。しかし、2000年の改正時に森下駅の停車時間を捻出するため、中線で各停列車が待避し、急行は1・4番線を他駅と同様原則として55km/h以下で通過するように変更された。この結果、所要時間を増やさずに停車駅を1駅増やすことに成功した(ダイヤが乱れている時は現在でも中線を通過することがある)。

瑞江駅では、1面2線の島式ホームの外側の壁を隔てた通過線を75km/h以下で通過する(東急田園都市線桜新町駅と似た構造である。ただし、同駅は2層構造になっている)。

[編集] 通勤快速・快速

共に京王線に直通し、新宿線内は各駅に停車する。本八幡方面行の快速・通勤快速は2001年3月以降新宿から「普通」または「各停」と表記されるため、新宿線内では橋本方面行のみとなる。

通勤快速は平日朝のみ、快速は、平日・土曜・休日とも朝夕のみの運転となる。また、平日の夕方以降は本八幡 - 調布間を快速運転として快速 調布行となっており、調布 - 橋本間は急行として運転する。

1988年(昭和63年)5月21日の京王相模原線の南大沢延伸時は、通勤快速のみ同駅までの運転とし、快速は京王多摩センターで折り返していたが、1990年(平成2年)3月30日の橋本延伸後は通勤快速・快速とも同駅まで運転している。

[編集] 各駅停車

各駅に停車する。駅の案内表示には「普通」とあるが、浅草線三田線(目黒方面のみ)と同様にアナウンスでは「各駅停車」となっている。なお、10-300形(10-300R形を含む)と京王車の側面・前面の行先表示器では「各停」と表記されている(10-000形の場合は行先のみの表示)。

基本的には京王線笹塚 - 本八幡間の運転となる(日中は3本に1本が新宿 - 本八幡間の運転)。ただし早朝・夕方・深夜は桜上水・つつじヶ丘まで直通し、深夜には橋本からの各停本八幡行電車も存在する。以前は同線の八幡山止まりも存在していたが、運転区間をつつじヶ丘まで延長したため、現在はない。なお、京王線の上北沢 - つつじヶ丘間の各駅の最終列車は上り・下りともに都営車で運転されている(下りは新宿線から直通するつつじヶ丘行き最終車で、上りはその電車の折り返しで桜上水まで運行されるため)。

平日の朝夕は、本八幡 - 新宿を普通で、(新線)新宿 - 京王多摩センター・橋本間を急行運転する列車もあり、「化け急」などと呼ばれることがある。また、京王線内のみ急行であることから「京王急行」と呼ばれることもある。この場合、新宿線から京王線に直通する車両は新宿線内では「(各停) 橋本」と表記し、新宿で種別幕を「急行」に変更する。逆に京王線から新宿線に直通する場合は、京王線内では10-300形と京王車が「急行 新線新宿」、10-300R形と10-000形が「急行 新宿」の幕または表示を使用して京王線内の駅の案内も新線新宿行として案内されている(そのため、新線の表示がない都営車の場合、京王線新宿行との誤乗が多い)。そして新宿で種別・行先幕・表示を「(各停) 本八幡」に変更する。

2006年9月のダイヤ改正で、新宿線内を各駅停車で、京王線内の新線新宿 - 多摩動物公園間を急行運転する列車が土曜・休日の朝に新設された。ただし、高尾山口行と同様に多摩動物公園行のみの設定で、逆の多摩動物公園発本八幡行は設定されていない。

2003年12月までは基本的に橋本直通の列車が京王車、笹塚(または新宿)折り返しの電車が都営車と分けられており、京王車の各駅停車は朝と深夜のみであったが、この時の改正でこの区別がなくなり、日中の本八幡 - 新宿・京王線笹塚間の線内運用の列車にも京王車が使用され、列車によっては岩本町での急行待ちが普通・急行ともに京王車である場面も見られた。なお、2006年9月の改正で京王直通車の大半が10両化されたために、再び橋本直通の列車が京王車、つつじヶ丘・笹塚・新宿折り返し電車が都営車と分けられるようになった。このときに京王車の大半は10両化され、2007年9月には地下鉄に直通する京王車の運用がすべて10両化された。なお、朝夕の一部に存在する8両の直通車は都営車である(休日の高尾山口行きを含む)。

本八幡でのリンクは次のように変更された。

  • 2001年3月改正前
到着列車 発車列車
快速(橋本直通) 快速(橋本直通)
急行(新宿発着) 各停(岩本町待避)
各停(瑞江待避) 各停(瑞江待避)
各停(岩本町待避) 急行(新宿発着)
  • 2001年3月改正
到着列車 発車列車
急行(橋本直通) 急行(橋本直通)
各停(瑞江待避) 各停(瑞江待避)
各停(岩本町待避) 各停(新宿発着)
各停(新宿発着) 各停(岩本町待避)
  • 2003年12月改正
到着列車 発車列車
急行(橋本直通) 各停(瑞江待避)
各停(瑞江待避) 急行(橋本直通)
各停(岩本町待避) 各停(新宿発着)
各停(新宿発着) 各停(岩本町待避)
  • 2006年9月改正
到着列車 発車列車
急行(橋本直通) 急行(橋本直通)
各停(瑞江待避) 各停(瑞江待避)
各停(岩本町待避) 各停(新宿発着)
各停(新宿発着) 各停(岩本町待避)

2003年12月改正から2006年9月改正前までは本八幡駅で基本的に先に到着した列車が先に発車するようになっていたが、現在は急行の折り返し列車は後に到着する各停より後に発車するようになっている。そのため、この各停の折り返し時間は3分程度と短い。

[編集] 臨時列車

「迎光EXPRESS かがやき号」
運転日:2002年以降、毎年1月1日
運転区間:本八幡駅 - 高尾山口駅 新宿線内は各駅停車、京王線内は急行列車
使用車種:都営10-000形、10-300形、10-300R形
「高尾山冬そば号」
運転日:2006年1月21日・2007年2月17日・2008年2月9日
運転区間:大島駅 - 高尾山口駅 全区間急行列車
使用車種:京王6000系(2006年・2009年)、京王9000系(2007年・2008年)
隅田川納涼花火号」
運転日:2006年7月29日
運転区間:京王八王子駅 - 大島駅 全区間急行列車
使用車種:京王6000系
「東京横断TamaZoo号」
運転日:2008年8月9日
運転区間:大島駅 - 多摩動物公園駅 全区間急行列車
使用車種:都営10-300形[8]

なお、過去には2004年10月9日に多摩動物公園駅から大島駅まで片道1本の「鉄道フェスティバルトレイン号」(神保町駅で三田線内の臨時列車に接続)が10-000形第1編成(現在は廃車)により運転される予定だったが、台風のため中止となった。

[編集] 車両

京王線に乗り入れ、下高井戸駅を通過する10-300形電車

[編集] 自局車両

[編集] 乗り入れ車両

[編集] かつて乗り入れていた車両

  • 京王電鉄

[編集] 女性専用車

両方向の列車に女性専用車を設定しているが、案内表示などが異なる。

  • 東行列車(本八幡方面):白い表示の車両。京王線笹塚以西から直通し、平日朝7:30 - 9:30に新宿駅を発車する列車(京王線内では急行・快速・通勤快速)の進行方向先頭1両目。笹塚始発の列車には設定されない。該当列車9本はすべて京王車の所定運用で10両編成だが、運用変更などで都営車8両編成が代走する場合は設定されない。実施区間は京王線を含む全区間。
  • 西行列車(新宿方面):ピンク色の表示の車両。平日朝7:15 - 9:00に本八幡駅を発車する全列車の進行方向先頭1両目。8両編成・10両編成ともに設定される。実施区間は新宿線内全区間で、新宿駅からは誰でも利用できる。

[編集] 駅一覧

  • 停車駅 … ●:停車、|:通過。急行以外はすべての駅に停車するため省略。
駅番号 駅名 駅間キロ 累計キロ 急行 接続路線・備考 所在地
京王電鉄直通運転区間 京王新線京王線経由
相模原線橋本駅まで
高尾線高尾山口駅まで
動物園線多摩動物公園駅まで
S-01 新宿駅 - 0.0 京王電鉄京王新線(上記の路線・駅まで直通運転)京王線
都営地下鉄:大江戸線大江戸線 (E-27)
東日本旅客鉄道埼京線湘南新宿ライン中央線(快速)中央総武線(各駅停車)山手線
小田急電鉄小田原線
※東京地下鉄丸ノ内線とは連絡業務を行なっていない。
東京都 新宿区
S-02 新宿三丁目駅 0.8 0.8 東京地下鉄丸ノ内線丸ノ内線 (M-09) ・副都心線副都心線 (F-13)
S-03 曙橋駅 1.5 2.3  
S-04 市ヶ谷駅 1.4 3.7 東京地下鉄:有楽町線有楽町線 (Y-14) ・南北線南北線 (N-09)
東日本旅客鉄道:中央総武線(各駅停車)
千代田区
S-05 九段下駅 1.3 5.0 東京地下鉄:東西線東西線 (T-07) ・半蔵門線半蔵門線 (Z-06)
S-06 神保町駅 0.6 5.6 都営地下鉄:三田線三田線 (I-10)
東京地下鉄:半蔵門線半蔵門線 (Z-07)
S-07 小川町駅 0.9 6.5 東京地下鉄:丸ノ内線丸ノ内線(淡路町駅:M-19)、千代田線千代田線新御茶ノ水駅:C-12)
S-08 岩本町駅 0.8 7.3 待避可能駅
東日本旅客鉄道:山手線・京浜東北線・総武線(各駅停車)(秋葉原駅
S-09 馬喰横山駅 0.8 8.1 都営地下鉄:浅草線浅草線東日本橋駅:A-15)
東日本旅客鉄道:総武線(快速)馬喰町駅
中央区
S-10 浜町駅
明治座前)
0.6 8.7  
S-11 森下駅 0.8 9.5 都営地下鉄:大江戸線大江戸線 (E-13) 江東区
S-12 菊川駅 0.8 10.3   墨田区
S-13 住吉駅 0.9 11.2 東京地下鉄:半蔵門線半蔵門線 (Z-12) 江東区
S-14 西大島駅 1.0 12.2  
S-15 大島駅 0.7 12.9 待避可能駅
S-16 東大島駅 1.2 14.1  
S-17 船堀駅 1.7 15.8   江戸川区
S-18 一之江駅 1.7 17.5  
S-19 瑞江駅 1.7 19.2 待避可能駅
S-20 篠崎駅 1.5 20.7  
S-21 本八幡駅 2.8 23.5 東日本旅客鉄道:総武線(各駅停車)
京成電鉄本線京成八幡駅
千葉県
市川市
  • 新宿駅は他社接続の共同使用駅で、京王電鉄の管轄駅である。
  • 岩本町駅は秋葉原駅に至近であり、A3出口への階段近くに同駅への徒歩での所要時間が掲出されている。これは、当駅が開業当初都心側の終着駅であったため、他路線との接続をアピールする狙いがあったためである。駅すぱあと乗換案内などのパソコン用ソフトウェアでも両駅は乗り換え可能な駅として定義されているが、連絡駅ではないため、乗継割引は適用されない。なお、2008年3月15日より岩本町駅とJR秋葉原駅が定期券では接続駅として扱われるようになったため、1枚の定期券で両路線の乗り継ぎが可能である。
  • 浜町駅の副駅名「明治座前」はアナウンス・車内モニターのみ使用している。
  • 篠崎駅は東京都内の最東端のである。
  • 一之江駅、瑞江駅、篠崎駅は、地下鉄単独の駅としては珍しく駅ビルや駅前広場、バスロータリーが整備されている。ちなみに地上駅の東大島駅や船堀駅も駅前広場、バスロータリーの整備はされている。

[編集] その他

  • 江戸川区内の各駅(船堀 - 篠崎間)および東端の本八幡駅には各駅ごとに駅シンボルが制定されており、駅の出入口にモザイク画・レリーフからくり時計などが飾られているほか、高架駅である船堀を除く各駅にはプラットホーム壁面に各シンボルをシンボルマーク化したタイルが張られている。
  • 2000年後期に各駅に発車標が新設された(それ以前にも新宿・岩本町・大島・本八幡の各駅に設置された)。LED式の2段表示であるが、急行停車駅の市ヶ谷・神保町・馬喰横山・森下・大島・船堀・本八幡の各駅には停車駅のランプ表示が中央に設置されている。
  • フジテレビジョンは、お台場に移転するまで曙橋駅が最寄り駅であった。そのためだけではないが、移転前までは、相互乗り入れしている京王電鉄沿線がドラマの舞台地になることが多かった。京王沿線に大映テレビが運営していたドラマスタジオがあった(その後大映から離れた府中多摩スタジオとなるも取り壊し)ことも影響している。
  • 都営地下鉄4路線で唯一都営フェスタの開催路線となっていない路線である。これは車庫が地下にあるためである(大江戸線の車庫も地下にあるが浅草線の馬込車両検修場で偶数年(奇数回)に浅草線と都営フェスタを共同開催している)。
  • 運行番号1ケタの運用において車両の運行番号表示器の10の位は無表示である(都営地下鉄の他路線や東京地下鉄では "03T", "06S" のように表示してあるが、新宿線は京浜急行電鉄と同様に " 5T" のように表示される。京王車両が代走として入る場合も同様)。

[編集] 脚注

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  1. ^東京都交通局告示 東京都地下高速電車の路線の名称及び区間」では「新宿線」と定められている。
  2. ^ [www.kansa.metro.tokyo.jp/PDF/16kosoku.pdf]の5ページ目
  3. ^ [www.kansa.metro.tokyo.jp/PDF/18kouketu_7kosoku.pdf]の7ページ目
  4. ^ 平成18年度東京都高速電車事業会計決算審査意見書PDFの7ページ目
  5. ^ 『ちばの鉄道一世紀』(p246)より。
  6. ^ 『ちばの鉄道一世紀』(p246, p247)より。
  7. ^ 東京都交通局経営計画-新チャレンジ2007-PDFの41ページ目
  8. ^ 直通運転を開始して以来初めて都営車が京王動物園線に入線

[編集] 参考文献

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

ウィキメディア・コモンズ

最終更新 2009年11月18日 (水) 19:17 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
【都営地下鉄新宿線】変更履歴

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