配置販売業
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配置販売業(はいちはんばいぎょう)は、医薬品の販売業の業態のひとつである。
日本独自の医薬品販売の形態で、薬事法第25条に規定されている。
販売員(配置員)が消費者の家庭や企業を訪問し、医薬品の入った箱(配置箱、預箱(あずけばこ))を配置し、次回の訪問時に使用した分の代金を精算し、集金する仕組み(「先用後利(せんようこうり)」という。)である。配置員が配置した薬は、一般に「置き薬」(おきぐすり)と呼ばれる。
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[編集] 制度
配置販売業は都道府県知事から許可を得て、厚生労働大臣から指定を受けた品目について、許可を受けた地域(都道府県の全域または一部地域)にて業務を行うことができる。この許可の有効期限は6年であり、同地域での業務の継続を希望する場合は許可の更新が必要である。
また配置販売に従事する者は都道府県知事が証明する「配置従事者身分証明書」が必要で、この証明書の期限は2年である。
[編集] 資質向上
業界では配置従事者の資質を向上させるための新人研修や、年に2回から4回の講習会を各県において社団法人の協会や協議会などで行っている。
配置員は薬剤師である必要はなく、このことが医薬品の無資格販売の是非や、薬剤師のいる薬局・ドラッグストアなど、以外での医薬品の販売についての議論の端緒のひとつとなっている。
また、訪問販売に近い形式であるにもかかわらず、医薬品に関しては特定商取引に関する法律の適用を受けないことから、近年、配置箱の新規契約や契約解除等をめぐるトラブルが消費生活センターなどに多く寄せられる例が見られる。薬の入替えや点検を口実に家庭に入り込み、健康補助食品(サプリメント)やその他医薬品とはまったく関係ない商品の訪問販売を行う悪質な業者も存在する。(例:愛知県の会社)
業界ではこうした問題を重く受け止め、2006年(平成17年)11月配置販売会社を中心に新たな団体「日本置き薬協会」を立ち上げた。この協会の目的は、今後は国民の真の健康、真のセルフメディケーションの普及への貢献であり、配置販売員の資格問題、モラルの向上、医療制度改革の問題等に取り組む。
[編集] 歴史
起源は江戸時代の岡山地方ではじまり、富山の薬売りが盛んになり全国に広まった。この販売形式を「先用後利(せんようこうり)」という言葉で言い表している。詳しくは富山の売薬を参照。
[編集] 海外での動き
病院が遠隔地にあり、通院することが難しい地域や、軽度の風邪などで初期医療に関わる費用を軽減できるメリットが注目され、モンゴルやタイで置き薬の普及への取り組みが各国政府と日本財団により行われている。
[編集] 関連項目
[編集] 外部リンク
最終更新 2009年10月13日 (火) 07:52 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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