酸化的リン酸化

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酸化的リン酸化(さんかてきリンさんか、oxidative phosphorylation)とは、生化学では電子伝達系に共役して起こるリン酸化(ATPの生合成)反応を指す。細胞内で起こる呼吸に関連した現象で、高エネルギー化合物のATPが産生される。ミトコンドリアの内膜とマトリクスに生じた水素イオンの濃度勾配のエネルギーを使って、ATP合成酵素によってADPをリン酸化してATPができる。

反応式は

ADP3- + H+ + Pi ↔ ATP4- + H2O

真核細胞内のミトコンドリア内膜の他に原核細胞の形質膜にも見られる反応でもある。ミッチェルの提唱した化学浸透圧説での反応機構が最も有力で、次に仮説されたように、電子伝達系によって膜の内外にプロトンの電気化学ポテンシャル差が形成され、これを利用してATP合成酵素(F0F1)が駆動し直接ATPを合成するとされる。脱共役剤は電子伝達系の反応とATP合成の反応の共役を阻害するもので、これを添加することにより電子伝達系が行われても酸化的リン酸化はおこらない。

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最終更新 2009年8月21日 (金) 12:11 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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