重言
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重言(じゅうげん、じゅうごん)は、「馬から落馬する」のように、同じ意味の語を重ねた言葉。
「巨大」など類義の漢字を重ねた熟語は、重言としないことが多い。ただし、同じ漢字を重ねた「悠々」などの熟語を、畳語の類義語として重言(じゅうげん)ということがある。
一般的には好ましくない語法とされるが、「歌を歌う」のように定型句として定着している表現もある。
また、周知されていない言葉や多義的な言葉で、意味を限定する目的でも使われる。例えば、「フラダンス」(フラはハワイ語、ダンスは英語で共に踊りの意)、「射程距離」(「程」は距離という意味)、「エスペラント語」(エスペラントだけで言語を意味する)。ただしその分野の専門家等の間では、誤りとされることがある。
日本では銀行法により銀行の商号には「銀行」を付けなければならないため、シティバンク、イーバンクの日本法人の正式な商号はシティバンク銀行、イーバンク銀行と重言になっている。
[編集] 初出
浄瑠璃『鑓の権三重帷子(やりのごんざかさねかたびら)』(近松門左衛門作、1717年初演)の次のフレーズが、「重言」という言葉の初出である。この作品に何度か出てくる「馬から落ちて落馬」というフレーズは有名で、典型的な重言の例として頻繁に言及される。
竜の駒にもけつまづき、馬から落ちて落馬いたしたと、片言やら重言やら
[編集] 荘子の「重言」
荘子は、自著『荘子』にて寓言、重言、卮言という3つの文章術を提示したが、これはここでいう重言とは無関係である。
[編集] 関連項目
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