野口悠紀雄

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野口悠紀雄
日本経済学者
生年月日: 1940年12月
研究分野: 公共経済学、日本経済論、ファイナンス理論

野口 悠紀雄(のぐち ゆきお、1940年12月 - )は、日本の元官僚経済学者。専門は、日本経済論、ファイナンス理論。早稲田大学大学院ファイナンス研究科教授、一橋大学名誉教授。

行政法学者の野口貴公美(中央大学法学部教授、博士 (法学)(一橋大学))は実子[1]。本人がアメリカ留学中に生まれたため、電報で娘の誕生を知らされたという。

目次

[編集] 略歴

大蔵省時代から論壇に盛んに寄稿し、『情報の経済理論』では日経経済図書文化賞を受賞。一橋大学助教授時代に「『財政危機の構造』を中心として」でサントリー学芸賞受賞。1990年代以降に続いた長期不況に関して、その原因を戦時中に構築されたシステム(「1940年体制」)の非効率さにあるとして、経済論壇において一大センセーショナルを巻き起こした。著書の『1940年体制』は、現在まで続く所謂「構造改革論」のバイブルと目されている。野口らの提議した構造改革論に対しては、岩田規久男や野口旭らから痛烈な批判が寄せられたが、2004年以降の景気回復局面においては、議論は一時期雲散霧消してしまった感が否めない。

[編集] 著書

「超」整理法シリーズがベストセラーになった。これは従来の整理法(京大式カードなど)は、個人では実行困難(個人で図書館のように整然と分類する必要はない)として、考案したシステムである。使ったファイルは手前に置くという「押出しファイリング」とパソコンの全文検索機能を利用した方法を提案している。

「超」整理法シリーズ
  • 「超」整理法 - 情報検索と発想の新システム
  • 続「超」整理法・時間編 - タイム・マネジメントの新技法
  • 「超」整理法 3 - とりあえず捨てる技術(以上、中公新書)

(中公文庫版では「超」整理法 1 - 押し出しファイリング、2 - 捨てる技術、3 - タイム・マネジメント、4 - コミュニケーションの4冊)

  • 超「超」整理法(講談社)
「超」勉強法シリーズ
  • 「超」勉強法
  • 「超」勉強法 実践編
「超」シリーズ
  • 「超」旅行法
  • 「超」文章法
  • 「超」納税法
  • 「超」発想法
  • 「超」自分史ガイド
  • 「超」英語法
  • 「超」リタイア術
  • 「超」手帳法

[編集] 「超」整理日誌シリーズ

  • 「超」整理日誌
  • 無人島に持ってゆく本~「超」整理日誌2
  • 時間旅行の愉しみ~「超」整理日誌3
  • 「鏡の国」の経済学者~「超」整理日誌4
  • IT時代の社会のスピード -「超」整理日誌5
  • 「超」整理日誌6 正確に間違う人、漠然と正しい人
  • 日本にも夢はあるはず -「超」整理日誌7
  • デフレとラブストーリーの経済法則 -「超」整理日誌8
  • 地動説を疑う 「超」整理日誌9
  • 「超」アメリカ整理日誌
  • モノづくり幻想が日本経済をダメにする

[編集] コンピュータ関連

  • パソコン「超」仕事法
  • ホームページにオフィスを作る
  • インターネット「超」活用法
  • インターネット「超」活用法2001

[編集] 経済関連

  • 1940年体制 - さらば戦時経済
  • 日本経済 企業からの革命 - 大組織から小組織へ
  • 金融工学、こんなに面白い
  • 日本経済再生の戦略 - 21世紀への海図
  • 金融工学 - ポートフォリオ選択と派生資産の経済分析(共著:藤井眞理子)
  • 資本開国論
  • ビジネスに活かすファイナンス理論入門 - ここまでは知っておきたい基本
  • 戦後日本経済史
  • ゴールドラッシュの「超」ビジネスモデル
  • 日本経済改造論 - いかにして未来を切り開くか
  • 日本経済は本当に復活したのか
  • 土地の経済学
  • ジェネラルパーパス・テクノロジー 日本の停滞を打破する究極手段(共著:遠藤 諭)
  • 野口悠紀雄の「超」経済脳で考える
  • 知っているようで知らない消費税 - 「超」税金学講座
  • バブルの経済学 - 日本経済に何が起こったのか
  • 円安バブル崩壊

[編集] 関連人物

  • 榊原英資 -大蔵省に在籍時、米国留学時に数々の助言をしたとされる。上記の「1940年体制」に関係する論文を共著で発表した。
  • 高木文雄 -野口を大蔵省に無理矢理入省させたとされる
  • 佐藤滋 -野口が通産省で就職活動をした折の面接官
  • 坪内祐三 -『「超」勉強法』を、読まなくとも内容がわかるくだらない本と批判し、論争した。

[編集] その他

  • 野口の著書のほとんどに、経済専門著書のほかエッセイにあたる『超』整理日誌シリーズでも巻末に索引が明記されている。これは、“索引のない本は「本」ではない”という信念に基づいているものである。
  • 極端なテレビ嫌いで知られる。(著書:「超」勉強法より)

[編集] 脚注

  1. ^ 野口悠紀雄、野口貴公美「親子のカタチ:野口悠紀雄×野口貴公美」『週刊朝日』2008年10月17日号。

[編集] 外部リンク

最終更新 2009年11月26日 (木) 16:08 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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