金券ショップ

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金券ショップ(きんけんショップ)とは、金券を取り扱う古物商のこと。チケットショップ金券屋ともいわれる。

目次

[編集] 概説

主に、大都市のビジネス街や駅前に多く集中する。最近は、スーパーマーケットショッピングモール内にも出店している。また列車の回数券を中心とした、金券の自動販売機を設置している金券ショップもある。

最近は、商品券などの売買だけでは利ざやが稼げないため、「委託販売」を取り扱うようになった。これは、コンサートチケット、プロスポーツのチケットなどを所有者から預かり、その所有者の希望する価格で店頭に並べ、買い手が見つかり売却できたときに、その販売価格の一部(10~30%の場合が多い)を代行手数料として徴収するものである。手数料を支払うのは売却できたときだけであり、委託料などその他の費用は発生しない。

1997年7月に古物営業法が改正される前は、金券のみ取り扱う事業者は、古物商許可が必要なかったが、法改正後は金券ショップもリサイクルショップ同様に都道府県の公安委員会に許可が必要になった。かつて、古いお金(古銭)を扱っていた店がそのまま延長で行っていることが多い。

稀に、外貨両替を扱う金券ショップ[1]もある。最近は中古携帯電話の買い取りや販売を行うショップも登場している。[2]

[編集] 主なビジネスモデル

  • 回数券のばら売り
    • JRや私鉄の切符は、11枚つづりを10枚の値段などといった形式で売られている。それをばら売りするもの。たとえば180円区間の回数券の切符だと仕入れ値は163円強である。これらの回数券を普通運賃より10~30円引きで販売することで普段該当路線を利用しない乗客でもある程度安く乗車することが出来る。また、顧客から買い取ったプリペイドカード(オレンジカードなど)でこれらの回数券を購入することで利益は若干上がる。昼間特割きっぷ、時差回数券、土休日回数券(利用可能時間に限定はあるものの割引率の高い回数券)なども、よく扱われている。
    • JR線の運賃は、乗車券の分割購入をすると安くなる区間が、首都圏・京阪神地域などに存在する。そうした路線の利用者のために、(A駅からB駅)+(B駅からC駅)、といった二枚セットで回数券のバラ売りをすることも多い。
    • 鉄道・バスだけでなく、有料道路の回数券のばら売りも行われている場合がある。
  • 株主優待券
    • 鉄道・航空会社の株主に交付される株主優待券は、乗車する距離にかかわらず、その会社の路線の1回の乗車が無料になったり長距離乗車券が割引になったりするなどの特典があるが、その沿線外に居住したり鉄道を利用しない株主にとっては全く無用のものとなる。飲食業者の株主優待券も同様であり、特に安価であることをセールスポイントにした業者の無料券などは、株主である富裕層には無用である。それらを当該株主などから仕入れて、一定の価格をつけて販売するもの。
  • 航空券
    • 航空会社の発券する株主優待券を使用することで、運賃の50%で搭乗することができる。その方法を用いて、株主優待券を店舗の在庫として抱えているショップは、いわば株主優待券の販売と航空券の予約を組み合わせた販売方法を確立している。店頭で利用したい区間・日時を伝え、担当者が情報を入力し、予約・発券の手続きを取る。
  • 委託販売
    • 野球やコンサートのチケットを買い取ることはダフ屋に抵触し、違法となる。そのため委託販売として、顧客からチケットを預かり、店頭に並べて販売するというシステムが取られている。必ず売れるという保証はないが、もし売れた場合は店の手数料を差し引いた金額を顧客は受け取ることができる。

[編集] 主な扱い商品

金券#主な金券」を参照

ただし、招待券は買収できない場合が多いので注意が必要である。

[編集] 用途

例えば、ビール券や旅行券をもらっても、お酒を飲まない人や、仕事などで旅行のスケジュールが立ちにくい場合には、使い道がないことになる。或いは、期限があるギフト券等の場合は、期限内に使い切ることが困難な場合もある。このように用途に困る場合には、金券ショップにこれら金券を売却して(買い取ってもらって)現金を手にすることが多い。

さらに、一般企業等が主催するイベント(例えば、新製品発表会)でのノベルティグッズに、ビール券や旅行券、商品券図書カード等を用意して、それが余った場合に金券ショップで現金化するということも多いが、この方法が「余った販促費を裏金化する手段」に悪用される場合も少なくない(このため、換金不可能なノベルティグッズに切り替えて裏金化防止を図り、経費節減とする企業も増えている)。

一方、デパートやショッピングセンター等で買い物をしたいといった場合、その店で有効な商品券を金券ショップで買えば、事実上、数パーセント引きで購入することが可能となる。これは、ビール券や図書カード等でも同様である。

[編集] 価格

通常は商品券類など有効期限の無い券は

  • 買取:額面の80~96%程度
  • 販売:額面の90~99%程度

に設定されることが多い。

認知度の低い券や利用者・金額に制限がある券や有効期限のある券は

  • 買取:額面の10~80%程度
  • 販売:額面の10~95%程度

に設定されることが多い。金券によって変動はある。

その差額がショップのマージンになる。

[編集] 関連項目

[編集] 外部リンク

最終更新 2009年10月20日 (火) 12:37 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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