金田一少年の事件簿の登場人物

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金田一少年の事件簿の登場人物(きんだいちしょうねんのじけんぼのとうじょうじんぶつ)では、漫画『金田一少年の事件簿』およびその派生作品に登場する架空の人物を列挙する。尚、各登場人物の声優は、特に表記が無い場合はアニメ版を指す。


注意以降の記述で金田一少年の事件簿に関する核心部分が明かされています。 [記述をスキップ]


目次

[編集] 主要人物

金田一一(きんだいち はじめ)
声 - 松野太紀(アニメ(劇場版第1作以外)、NDS)・山口勝平(劇場版第1作)・岩永哲哉(PS)・草尾毅(SS)・関俊彦(CDブック) / 演 - 堂本剛松本潤亀梨和也
主人公。かの名探偵、金田一耕助の孫(耕助は母方の祖父)。
普段はかなり抜けたところのある普通の高校生だが、事件が発生すると一転、祖父譲りの抜群の推理力と正義感をもって事件を解決に導く。決め台詞は「ジッチャンの名にかけて!」、「謎はすべて解けた!!」など。
私立不動高校2年。ミステリー研究会・演劇部所属。成績は最低、スポーツも全く駄目な上に(但し一家揃って卓球は得意(亡霊学校殺人事件)、また体育の唯一の自慢は50メートル走で7秒を切れる事(殺戮のディープブルー)という描写がある)、遅刻・早退・サボリ等の常習犯だが、IQ180(IQの平均値は100程度。180は0.01%以下の確率)の天才。同高校の入学試験を開校以来トップの成績(美雪以上)で合格しているが、2年への進級時の成績は落第寸前であり、留年がかかったテストの際にはカンニング同然の巧妙なイカサマをして高得点をとった。
趣味はテレビゲームで徹夜する事もしばしば。また、スリの手腕と祖父から習ったプロ級の手品の才能もあり、それが意外な形で役立つこともある。
囲碁の才能も祖父には1度も勝ったことがないと言うものの、名門校の強者に勝つ程の実力があり(短編「血溜之間殺人事件」)、将棋も有段者の剣持相手にそこそこ指せる。
未成年にもかかわらずAV鑑賞・飲酒喫煙をすることもあり、それが原因で、数々の事件を解決した事に対する警視総監直々の表彰(表彰状・金一封贈呈)を取り止めにされた事もある。「幽霊客船殺人事件」では剣持の前で喫煙している事を示唆してしまい、剣持に突っ込まれた(同事件でニコチンの毒性を知った事で喫煙はやめたようである)。運転している描写はないが、母親にバイクを買う事をねだった事があるので、普通二輪免許を持っている可能性がある。
大食らいで食い意地が張っているので美雪たちを呆れさせることもしばしば。なお、金田一耕助は少食で知られている。
名前を縦書きにすると「金田二」のように見えることから、初期にはよく名前を「キンダニ」と間違えられた。また意図的に「カネダイチイチ」と言われた事もある(原作第一話。また小説4作目では本気でそう読まれた事もある)。ドラマ第4シリーズでも一度こう呼ばれた。
彼の特徴は太い眉毛で初期では他の漫画でネタに使われることもあったが今では全く触れられていない。
ジェットコースターが大の苦手(「鏡迷宮の殺人」より)。また、ドラマ第3シリーズでは犬嫌いになっているが、漫画では平気である。
原作では高名な祖父を持った事に関してはほとんど気にしていない。ドラマ第3シリーズのスペシャル版と第4シリーズでは、「じっちゃん嫌い(コンプレックスを抱いている)」という、原作とは違った設定になっている。
肩まで伸びた髪を後ろで束ねているが、作品内で髪を下ろした姿が出てきたのは一回(「金田一少年の決死行」)のみで、その他は寝るときはおろか入浴中でも束ねっぱなしである。ドラマでこの髪形は一度も再現されていない。
旅行で出かけた先などで毎回のように“偶然”事件に巻き込まれてしまう事に関しては本人も自覚している(小説「殺戮のディープブルー」にて)。また、興味本位で自分と全く無関係な事件に首を突っ込んだりすることは一切ない。
美雪に比べて大きなケガをすることが少なく、大きなものは「異人館村」で腹部(ドラマでは脚)を撃たれて重傷を負ったり、黒魔術殺人事件で腹部を刺されたことくらい。ただし、「タロット山荘」で、犯人に薄着のまま雪山に放置されて凍死しかかったり、「墓場島」では犯人に後ろから首を絞められるも、偶然美雪が来たことで、犯人が本来の標的と一を誤認していることに気付き、あわてて逃げ去ったために一命を取り留める、などといった一幕があった。罪を着せられることも多く、「異人館ホテル」「金田一少年の殺人」「金田一少年の決死行」、さらに短編「証言パズル」と、4度もスケープゴートにされている。
第1期最終回で高遠遙一からの手紙を受け取り、夏休みに一人で旅へ出た。その手紙とは高遠が犯罪が起きると予想した場所や起こるよう細工をした場所を書いた「犯罪ガイドマップ」だった。その犯罪を抑止するために各地を巡り、本人によると、抑止に成功した例と失敗した例があったという。
剣持や美雪が、他人に一のことを「名探偵(の孫)」と紹介することはあるが、冗談半分に言う時を除き、一自身が自分で「探偵だ」と名乗ることは決してない。また、「幽霊客船殺人事件」ラストの記述にあるが、自ら希望して自分が事件解決に関わったことを伏せてもらっている。
一の推理方法は地道に状況証拠を集めていく単純なもの。そのため、途中までは犯人の術中にはまり、思惑通りの推理をしてしまうこともある。また、しばしば(意図的に)容疑者にうっかり自白同然の口述をさせるように仕向けることもある。その他にスリや手品の技で証拠の偽造などをして、自白させることもまれにある。
初期は犯人を自殺させてしまうことが多かったが、徐々に減り、Caseシリーズ以降では、犯人が死亡したケースは1件だけで、自殺は1度も許していない。「殺人は追い詰められた犯人が行う最後の逃げ道」という趣旨の発言も行っている。また、相手によっては何らかの形(面会に行くなど)でアフターフォローを行う事も多い。
美雪に対しては、表面上は「友達以上、恋人未満」の様な態度。しかし、本心は美雪に惚れていて、大切に想っており、ある事件では関係者のからかいの言葉にハマり、美雪に惚れているという本音を洩らしてしまった。第1期最終回では初めてキスをしたため、いくらか進展はしている。
普段は多少スケベだが友達想いで、同年代の女性に好かれやすい性格であり、本人にはあまり自覚はないがかなりモテている。しかし、その友人や好意を持ってくれた女性が殺害されたり、犯人であったことが何度かある。おまけ漫画ではパロディとして千家に「お前の友達というだけでいつ殺されるかわからない」と言われたり(皮肉にも、千家はその後犯人になってしまう)、明智に「知り合いが何人犯人になったかわからない」と言われている。
誕生日は8月5日で獅子座。身長170cm(最新の公式ガイドブックより。週刊連載時代のガイドブックでは167cmと記載されており、第1期最終回でも170cm未満である事が分かる台詞がある。体重58kg。血液型はB型、足のサイズ25.5cm、視力は左右とも2.0。戸籍は埼玉県。原作では東京都不動山市(架空の地名)在住と言う設定。第2シリーズドラマ版では東京都世田谷区西宇奈根在住。
名探偵コナン&金田一少年の事件簿 めぐりあう2人の名探偵』にて江戸川コナンと共に謎解きをしている。金田一本人は最後にコナンの正体が同じ高校生探偵の工藤新一だということに気付いた。
七瀬美雪(ななせ みゆき)
声 - 中川亜紀子(アニメ・NDS)・宮村優子(PS)・飯塚雅弓(SS)・氷上恭子(CDブック) / 演 - ともさかりえ鈴木杏上野樹里
一の幼馴染み。一のことは「はじめちゃん」と呼んでいる。
私立不動高校2年。ミステリー研究会(途中より部長)・演劇部所属。ミス研部長になってからはミステリー小説を3日に一冊のペースで読んでいる。
美人でスタイルが良く、成績優秀であり、生徒会長の役目もこなす。几帳面で面倒見のいい性格。
一に好意を抱いているが、表面上は「友達以上、恋人未満」の様な関係である。本心は一のことを大切に想っていて、彼の少々スケベな所を決して許さないことを除けば、自分が疑われた事件で自分のために捜査する一を見てハッキリと顔色が良くなったり、ある事件に巻き込まれて不安を隠せなかったときも、後から一が来た途端に安堵の表情を見せるなど、一に全幅の信頼を寄せている。第1期最終回ではキスもしており、現在では恋人寸前までは進展しているようである。事実上の相思相愛なのであるが未だに他人から一との仲を言及されると、お互いになかなか素直になれない。また、秀才の彼女と落ちこぼれの金田一がいつも行動を共にしていることは、生徒の間では「不動高校七不思議」の一つとされている。
性格は当初は割と大人しめの優等生と言うイメージであったが、途中から少しずつ性格が変わり、初期に比べるとツンデレ気味になっている。一が他の女性に手を出すと、最初の頃は足を踏んづける程度だったが、最近では教卓や岩を投げつけるなどツッコミがグレードアップしている。ちなみに一も美雪に他の男性が手を出すと何らかの行動に出る事が多い。
一と共にたびたび事件に巻き込まれ、何度も危険な目にあっている(「学園七不思議殺人事件」では美雪が重傷を負った事で一は事件から手を引こうとした)。また、「悲恋湖伝説殺人事件」では従兄を殺害されている。「雪影村殺人事件」「殺人レストラン」「証言パズル」「死者のチェックメイト」以外の全てのストーリーに登場(但しアニメ版「雪影村殺人事件」では最終話に、「殺人レストラン」においても犯人逮捕後に登場)。剣持に「二人セットじゃないとさまにならない」と言われたこともある。
一の髪型が全く変わらないのに対して、美雪は、長さは変わらないものの、時には長い髪を三つ編み風に編んで1本にまとめたり、ツインテールのように2つに分けて束ねたり、前髪の形が変わったりなど、髪型にある程度のバリエーションが認められるが、(カチューシャなどを付けることはあっても)ストレートヘアーが基本である。
かなりの酒乱で、そのため「氷点下15度の殺意」時では飲酒をためらっていたが、「仏蘭西銀貨殺人事件」時では自ら率先してワインを頼み剣持をも「1杯だけなら」と説得している。
フラワーアレンジメントを習っている。特技は百人一首の早詠み。好きな花はヒマワリ、好きなアーティストはDREAMS COME TRUEMr.Children(公式ガイドブック1より)。また『金田一少年の推理ミス』の分析では、美雪はオムレツが好物だとされており、「悲恋湖伝説殺人事件」の朝食のシーンで他の人達が目玉焼きなのに対し一人だけオムレツを用意してもらっていたり、アニメの第一話で一は美雪の弁当のオムレツを食べていた。
誕生日は11月24日(3月21日~4月19日と記されている事もある)で射手座。身長160cm、体重48kg。血液型A型、スリーサイズは88・58・89。
速水玲香(はやみ れいか)
声 - 飯塚雅弓(アニメ)・倉田雅世(SS) / 演 - 中山エミリ酒井若菜
ともさかりえと人気を二分する人気アイドルタレント。5歳の時に劇団に入り、14歳で「悲しい予感」をリリースしてアイドルとしてデビューする。
「雪夜叉伝説殺人事件」で一と知り合い、一に好意を持つようになり、自他共に認める美雪のライバルとなっている。
普段は気丈で勝ち気に振る舞うが、実は悲惨な過去を背負っており(「タロット山荘殺人事件」及び「速水玲香誘拐殺人事件」)、一の前では寂しがりの素顔を見せることもしばしば。「タロット山荘-」では、小城拓也(死亡)という実の兄がいたことと、本名が(あずさ)と思われることが明らかになり、「速水玲香誘拐-」では大女優・三田村圭子が実母であることが明かされている。三田村の手作りのおにぎりを食べた時は、「速水 玲香」になる前の記憶が蘇ったのか、一度だけ博多弁を喋った。所属事務所が2度も倒産(最初は「タロット山荘殺人事件」時に社長死亡、2度目は「速水玲香誘拐殺人事件」時に事実上倒産)し、この際マネージャーが二人死亡しており、お騒がせアイドルともなっている。
ドラマ第3シリーズでは父親が中学生の時に死亡したことになっていて、設定が異なる
17歳。身長157cm、体重36kg(この場合のBMIは14.6となり、かなりやせ過ぎである)。血液型O型、星座は乙女座。スリーサイズは83・55・84。好きな食べ物は明太子。ネコの名前はポチ。
いつき陽介(いつき ようすけ)
声 - 平田広明(アニメ)・藤原啓治(SS) / 演 - 利重剛
フリールポライター。「いつき陽介」はペンネームで、本名は樹村 信介(きむら しんすけ)。
「悲恋湖伝説殺人事件」で初登場。最初はいわゆる「イヤな奴(言っていること自体は正論なのだが態度が悪い)」だったが、一度認めた人にはとことん信頼を寄せる豪快な性格の持ち主で、のちに一や美雪の良き理解者となる。周囲の人間からの人望も厚く、「金田一少年の殺人」では一はそれをつくづく実感することになる。
年齢は30歳前半~半ば。明治大学中退(学生運動の影響という)。身長176cm、体重65kg。血液型B型、星座は射手座。愛車はスカイライン C-110型(ケンメリ)。ヘビースモーカーでもあり、1日にショートホープを2箱以上吸う。
過去に船の沈没事故に巻き込まれたため、水恐怖症(なのだが、「金田一少年の殺人」では自らプールに飛び込んで一にツッコミを入れられた)。
独身。過去に最上葉月という女性と結婚を考えるほどの交際があったが、ささいな事から喧嘩別れした。後に再会した彼女と復縁を考えるが、その矢先に葉月はある事件で殺害されてしまう。ドラマでは離婚歴がある設定になっている。
現在、とある事件で死亡した知人(ドラマでは先輩)の娘・都築瑞穂を養育しながら高田馬場のアパートで生活している。
瑞穂や「金田一少年の殺人」に登場した花村姉妹など、若い(幼い)女性(少女)の世話を焼くことが多いため、一からたびたびロリコンとからかわれているが、本人は面倒見がいいだけで決してロリコンではない、と言っている。
佐木竜太(さき りゅうた)
声 - 難波圭一 / 演 - 原知宏長谷川純
一の友人であり、助手。不動高校1年生。「学園七不思議殺人事件」から登場。
キャモン・ビデオアイという機種のビデオカメラを常に携帯し、色々なものを撮影する事が趣味である。現場の様子を収めて一の推理の手助けに一役買うこともある。いつの間にか人の背後に忍び寄っていたり、物陰からこっそりとビデオを撮影していたりするなど、少々変わり者。
両親(父・連太郎、母・良子)は「佐木映像」という会社を経営している。ペットの犬(ゴン)にまでビデオを持たせている。
「異人館ホテル殺人事件」で犯人のトリックを偶然解いてしまったため、口封じに殺害されてしまった。その後、第二の助手として弟の竜二が「金田一少年の殺人」から登場した(ただし、竜太はそれ以後も「ビデオを持った白装束の天使姿」で背景に小さく書かれている事があったり、一の夢に登場したりする)。それ以降、弟との区別の意味で金田一は彼のことを回想する際「佐木1号」と呼んでいる。彼の霊が一の前に現れると「一が罪を着せられる」というジンクスがある。
アニメでは一命を取り留めており、ドラマでは「異人館ホテル殺人事件」そのものに巻き込まれていない。ドラマ版では各事件のゲストキャラクターの代役として、漫画版では登場していない事件にも関わっている。
身長、体重のデータは消去済み(公式ガイドブックより)。ただし血液型AB型、星座は双子座であることが判明している。
佐木竜二(さき りゅうじ)
声 - 結城比呂(PS)
不動中学3年。佐木竜太の弟。「金田一少年の殺人」から登場。
兄と比べ、かなり単純で明るい性格をしている。顔は双子のようにそっくりだが、髪型が少しだけ違う(ただし細かく描き分けがされていたのは初登場時のみで、あとはほとんど同じ髪型に描かれている)。一並にスケベな面もあり、事件の際どさくさに紛れて盗撮まがいの事をした事もある(墓場島殺人事件、魔神遺跡殺人事件など。魔神遺跡の際だけはテープを一に没収された)。竜二(アニメでは竜太)は一と美雪の幼馴染・神津さやかに惚れている。更に、美術部のさやかに絵を見せようとした際、絵がとてつもなく下手であることが判明した。兄と同型のカメラをとても大事にしており、他人にカメラを粗末に扱われたときは激怒した。一からは「佐木2号」と呼ばれている。アニメ、ドラマでは、竜太が生存している為、登場していない。
身長、体重のデータはなし。ただし兄と同じく血液型AB型、星座は双子座であることが判明している。
金田一二三(きんだいち ふみ)
声 - 池澤春菜
一の母方の叔父である金田一丙助の娘(つまり、一の従妹)。また、一の母は耕助の娘であることが公式ガイドブックにて明かされているため、丙助も耕助の息子であり、二三自身も耕助の孫ということになる(ただし、公式データでは二三が耕助の子孫であるかどうかは明確にされていない)。
小学3年生の9歳。表では可愛らしく振る舞うが、本性は生意気でずる賢い性格。英会話が出来るなど頭が良く、一に劣らぬ正義感も持っており、自ら殺人事件を解決した事もある。剣持からは「チビ金」と呼ばれる。
父・丙助と長野で「コテージ・ラビット」というペンションを経営していたが、殺人事件が原因で潰れ、更には丙助が一人でチベットに「謎の空中都市・シャングリラ」を探しに行った為、現在は一の家に居候中である。居候開始時に一のベットに潜り込んでいた。
一や気に入らない相手以外には基本的にはネコをかぶっているが、いつの間にか美雪の前で素を見せるようになった。
誕生日は10月3日。身長124cm、体重25kg。趣味は貯金、好きな食べ物はチョコレートパフェ、好きな男性のタイプは堂本剛。また、短編集のおまけ漫画ではクラスメイトの星川スミレ、以前狂言誘拐をした黒塚巧、いつきの家で世話になっている都築瑞穂と「美少女フミ探偵団」を組んでいる。ミラクルミステリーパワーステッキ(税別3800円)を使って「愛の美少女探偵フミ」に変身する。決め台詞は「おじいさまの名にかけて!この世に解けない謎はない!!」。

[編集] 警察官

剣持勇(けんもち いさむ)
声 - 小杉十郎太(アニメ(劇場版第1作以外))・夏八木勲(劇場版第1作)・高橋功(PS1、2作目)・大塚明夫(PS3作目)・土師孝也(SS)・梅津秀行(CDブック) / 演 - 古尾谷雅人内藤剛志加藤雅也
警視庁刑事部捜査一課の警部。
高卒ノンキャリアの叩き上げ警官。本作最初の事件「オペラ座館殺人事件」で初登場し、当初は頭の固い刑事という雰囲気で一たちに接していたが、事件解決以降は一や美雪の最大の理解者となる。
一に拳銃とライターを掏られた事が有り、「手癖が悪い」と言っていた(剣持はこの他にもスリに妻との旅行資金を掏られた事がある)。
和枝という妻と三人の子供、母がいる。長野県出身。7人兄弟の長男で、実家は農家だが、家業を継ぐのが嫌で警察官になった。ノベルズ版「電脳山荘殺人事件」によれば、スキー場でペンションを経営している弟がいる。
年齢は48歳(一度「4?歳」というあいまいな記述が背景部分に書かれていたこともある。ちなみにアニメ版では38歳、第3期ドラマ版では42歳)。柔道は黒帯の腕前(段位は五段)で、高校時代には全日本柔道選手権で16個のタイトルを獲得した。身長182cm、体重80kg。血液型O型、星座は乙女座。苦みばしったコーヒーが好きらしい。特技は腕相撲立ち食いそばを1杯1分18秒のペースで続けて2杯食べられること。学生時代は雪山登山をよくしていた。頭より体を使う方が得意なためか、ジグソーパズルが苦手。アニメでは、高所恐怖症という設定が追加されている。
一や明智が呆れるほどの的外れな推理をすることがあるが、たまにそれが役に立つことがある。上司の明智からは「使えない」部下扱いされることもあるが、ある程度は認められている様子。
第1期「金田一少年の決死行」や第2期「オペラ座館第3の殺人」で拉致監禁されるなど自身の身の上の被害も増えている。
明智健悟(あけち けんご)
声 - 森川智之(アニメ、PS)・子安武人(SS)・置鮎龍太郎(CDブック) / 演 - 池内万作
警視庁刑事部捜査一課の警視
一からは時に「イヤミ警視」と呼ばれ、部下である剣持からは影で「イヤミ野郎」と言われるほどにイヤミな性格。しかし一も認めるほど頭脳は優秀であり、父親が解決できなかった「三億円事件」を追っていたり、友人の死に疑問を持って独自の捜査を行っていたり、自殺した犯人に配慮した行動を取る事もある。また、ある事件の犯人が高遠に利用された挙句殺害された事で、自らの無力さに怒りを覚えたこともあった。
一とはライバルであるが、お互いの推理力に関しては認め合っているようである(「獄門塾殺人事件」やノベルス版「殺戮のディープブルー」にて)。また、剣持の事もある程度認めているようである。
スポーツ(フェンシングテニススキー乗馬)や芸術(バイオリン)、ゲーム(ポーカーチェス等)、パソコンプログラミングハッキング)、語学(英語フランス語ドイツ語・広東語)でも高い能力を誇る。更には容姿端麗であり、一見すると欠点がないように見えるが、趣味思考があまりに一般人とかけ離れているため、ある種の「変人」であるともいえる。事実、「警視庁捜査一課きっての切れ者」と称されながらも同時に「警視庁捜査一課きっての変わり者」とも呼ばれている。
「金田一少年の決死行」では胸を刺され重体となったが、一命をとりとめその後は通常の職務に復帰している。
初登場の「雪夜叉伝説殺人事件」では致命的な推理ミスを犯してしまったが、それ以降の登場時は基本的に推理ミスを犯す事は少ない。一が推理を披露する際は裏方でフォローする事が多いが、一より一歩推理が遅れている事もある。
クイズ本では少年時代に金田一耕助と邂逅した事が示唆されているが、公式設定かどうかは不明。
休暇中に日曜音楽のコンサートやフェンシング大会等を観覧しに行った際には、なぜか一と遭遇する事が多い。また、その場合誰も頼んでいないのに傍から見れば自慢話を大量に含んでいる自身の過去話を語り始めることがしばしば(本人は毎回「ただ事実を話しているだけ」と言い張っている)。その話中に一が文句を言い始める事もしばしばだが、美雪と彼は完全に無視して話を続ける。
口癖は「ロスでは~」らしいが、作中は殆ど言っていない。口癖というほど何回も言っていないが「アメリカでは~」とは言ったことがある。
両親は共に元警察官で、叩き上げタイプの刑事であった亡き父親は「三億円事件」(ドラマ版及びアニメ版では「四億円事件」に変更)の犯人を追い続けていたが、無念の時効となった。
一とは別の形で高遠と深い因縁を持っており、彼に利用される人間を救う事を誓っている。
コンタクトレンズを入れるのが苦手である為、メガネを掛けている(視力は右0.3、左0.4)。愛車はベンツ。自分の有給休暇の日を忘れて出勤したり、遅刻の常習犯であったりと少し天然気味な一面もある(遅刻の原因が「毎朝コンタクトレンズに挑戦しているものの、失敗しているから」という情けない理由の為、上司にも言い出せないでいる)。その為、短編集などではトイレで着替えをしたり、英字新聞に混じって恐怖新聞を読んでいたりと度々ギャグキャラ的な扱いをされる事も。また、自宅では優雅な食事(自炊)をとっているようだが、作中、金田一家で朝食を食べさせてもらったり(その後、明智は一の母親をかなりべた褒めしている)、なぜか剣持がよく行く屋台のおでん屋に姿を現した事がある。持っているポケベルは一が持っているものと同一機種である。
28歳、独身。身長180cm、体重70kg。血液型AB型、星座は水瓶座。東京大学法学部卒で、キャリア組。警視総監賞の最年少受賞者でもある。ロサンゼルス市警に勤務していた経験もある。「獄門塾殺人事件」では超難解な合宿塾で講師をやってのける。
正野(ただの)
声 - 高木渉
警視庁捜査一課の刑事で、明智・剣持の部下。
明智と同じ私立秀央高校出身だが、彼は3年間ずっとDクラスだった(この高校は成績で特A・A・B・C・D・Eとクラス分けされるシステムで、明智が属していた特Aは文系・理系から各々のトップ10でないと入れない)。学生時代は映研(映画研究会)に在籍していた。
中村一郎(なかむら いちろう)
声 - 伊藤和晃
警視庁捜査一課の刑事。「幽霊客船殺人事件」で初登場。
客船コバルトマリン号に謎の乗客「ナカムライチロウ」として乗船しており、犯人逮捕の手助けもした。後の「誰が女神を殺したか?」の尋問時や「速水玲香誘拐殺人事件」にも登場している。一見すると刑事には見えない強面の顔をしているが、意外にもサボリ癖があるらしい。ドラマ版では未登場(ドラマ版のナカムライチロウは下記のワラガイが担当)。アニメ版にも中村と思われる刑事が後者の事件に登場しているが言動が荒い。
向井猛夫(むかい たけお)
演 - 立川政市
剣持の部下。第1期および第2期ドラマオリジナルキャラ。性格は直情的でやや短気である。
ワラガイ(わらがい)
演 - ふかわりょう
警視庁捜査一課、剣持の部下。第3期ドラマオリジナルキャラ。
サブキャラだが、「幽霊客船殺人事件」ではナカムライチロウの代役を務めたり「速水玲香誘拐殺人事件」ではチャットで犯人と連絡を取ったりとそこそこの活躍を見せている。美雪の事は「美雪さん」と呼んでいる。
俵田孝太郎(たわらだ こうたろう)
演 - 白井晃
青森県警の警部(第I期最終回で「昇進した」と本人の弁。だが「異人館ホテル殺人事件」にてすでに部下から「警部」と呼ばれていた)。
「異人館村殺人事件」で初登場。性格は行動派で熱血漢。初めは一の事を生意気な奴だと感じていたが、金田一の推理力に敬服し、信頼を寄せるようになる。一の事を「キンダニ」と呼んでいる。
埼玉県出身。東北大学卒。年齢は30代後半。既婚者で子供が二人いる。血液型O型、星座は蟹座。大酒飲みであり、日本酒一升を軽く飲める。俵孝太郎と名前を間違えられることを嫌っている。アニメ版には未登場。ドラマ版では剣持の後輩で協力的な刑事という設定になっている。
長島滋(ながしま しげる)
声 - 堀内賢雄
長野県警の警部。
「金田一少年の殺人」で初登場。頑固で高圧的な性格であり、そのせいで初登場の事件で一が殺人現場に居合わせた時、一を犯人だと頭から決め付けて他の人間の捜査をしなかった。その自分の見込み捜査が一の推理によって破られたため、後に登場した時にも一を疫病神呼ばわりして激しく嫌っている。しかし、頑固ゆえに面と向かって認めはしないものの、一の推理力の高さは重々承知しているようである。アニメ版ではやや協力的な一面もある(「聖バレンタインの殺人」)。小説版にも登場し、大学時代は文学青年だったらしい事も明らかになった。ドラマ版では未登場。年齢は45歳。
茅杏子(かや きょうこ)
声 - 竹田愛里
警視庁の警部。
お茶の水女子大学出身で、実はキャリア組である。祖父が英国人のクオーターで、英語・ドイツ語が得意。日本舞踊や茶道も嗜む。「秘宝島殺人事件」で初登場。妖艶な雰囲気を漂わせる妖しい女性刑事。混浴の露天風呂で一に密着したり、食事に誘ったりする事もある。常に木箱を持ち歩いているが、その中身は謎である(時々「ガタガタ」と音と立ている。銃が入っていたり、さらに箱が入っていたりした事もあった)。
秘密保持のため、年齢・身長・体重・家族構成などは全て不明。
原作では「秘宝島殺人事件」の他、「1/2の殺人者」にも登場しているが、アニメでは後者には登場せず、代わりに剣持が登場している。
猪川将佐(いのかわ まさすけ)
声 - 矢尾一樹 / 演 - 高杉亘
石川県警の警部。
「黒死蝶殺人事件」で初登場。明智とは異なったニヒルな美形ぶりと、地に足の着いた現実的な論拠から犯人を上げようとする捜査スタイルが特徴。登場した事件は1回だけ(その後、第I期最終回で再登場)だが、ファンも多い。自分の性格については自ら「ヒール」と評している。なんだかんだで一の事は気に入ったのか、第I期最終回で再会した際はかなり楽しそうにしていた。原作では煙草を吸っているが、アニメでは吸っていない。
名前と見た目のモデルは、エロイカより愛をこめての登場人物。
パトリシア・オブライエン
声 - 渡辺美佐
明智警視のロス市警時代の同僚の女性刑事。
明智に好意を持っているらしく、よくアプローチをかけていた。明智からは「パット」という愛称で呼ばれている。明智曰く「女性としてもパートナーだった」らしい。
李波児(リー・ポール)
声 - 鈴置洋孝 / 演 - 修健
香港警察の刑事。階級は不明。
「上海魚人伝説殺人事件」で初登場。28歳。初登場時は上海警察に所属。当初は、証拠も無しに容疑者を逮捕するなど堅物な刑事であり、一ともいがみ合っていた。しかし、一が事件を解決した後、敬意を抱くようになる。蟷螂拳の達人。その後香港警察に異動し、「金田一少年の決死行」で再登場する。

[編集] 準レギュラー

金田一の両親
声(母) - 潘恵子(アニメ)・川村万梨阿(CDブック) / 演(母) - 室井滋
父母共に名前は不明。
母は専業主婦。かの名探偵、金田一耕助の実の娘である。若い頃は探偵のような仕事をしていたらしく、容易に一を出し抜いたりノセたりしている。美雪とは仲が良く、たまに一緒に買い物に出かけることもある。夫とは短大時代にテニスのサークルで出会った。血液型はB型。
父は中小企業(貿易会社)のサラリーマン。婿養子であるため、妻には頭が上がらない。一の太眉は彼からの遺伝である。母曰く「そろそろ定年」。
村上草太(むらかみ そうた)
声 - 青羽剛
不動高校2年。
一のクラスメートで、ミステリー研究会所属。「フィルムの中のアリバイ」で初登場。美雪のことが好きらしい(ただし、美雪が一に全幅の信頼を置いていることは理解している)。性格は一と似て意地っ張りな所がある。出身は千葉県の海に面した町。身長は170.6cmで、一より3cm高い。親は弁護士で、本人も弁護士を志望している。「魔犬の森の殺人」で千家が逮捕されてから、準レギュラーとして登場するようになり、「獄門塾殺人事件」では初めて長編に関わった。
美浦エミリ(みうら えみり)
声 - 金月真美
不動高校1年。
ミステリー研究会所属。「天草財宝伝説殺人事件」で初登場。ダウジングの名手としてその業界では有名。一に想いを寄せていて、美雪とよく火花を散らしている。
真壁誠(まかべ まこと)
声 - 山崎たくみ / 演 - 佐野瑞樹
不動高校3年(ドラマでは2年)。
ミステリー研究会所属。学園七不思議殺人事件で初登場。「ブレスレット殺人事件」という作品で推理大賞を取った現役高校生推理作家…という事になっているが、実際にその小説を書いたのはゴーストライターである鷹島友代。真壁は友代を利用しているつもりだが実際は逆で、友代によって彼がコントロールされているようだ。好色で、友代以外にも美雪や同級生の桜樹るい子に言い寄った経験がある。また、推理や女性関係などで敗れ去った事を恨みに持ち、一に対し同じような思いを持つ朝基や京谷雅彦らと仲良くなっている。その髪型から一や剣持に陰で「ワカメ」と呼ばれている。その他、原作に描写は無いがマザコンらしい。
漫画版では初登場の話以外はほとんどチョイ役だが、ドラマ版の第1・2期ではかなり設定が異なっており、レギュラーとして頻繁に登場し様々な事件に関わっている(レギュラーキャラクターが事件ごとのゲストキャラクターの代役を務めているため)。プライドの高さは変わらないが性格は良くなっており、年齢設定も一の先輩ではなく同級生になっており、親友と言っていい間柄である。原作と違い眼鏡をしており、実(みのる)という弟(ちなみに眼鏡と髪型が兄にそっくり)がいるというオリジナルの設定も加えられ、一に「誠と実で誠実コンビ」とからかわれるシーンもあった。
身長172cm、体重62kg、血液型A型、星座は山羊座。
朝基(あさき)
不動高校2年生で一の同級生。「蝋人形城殺人事件」で初登場。
ちびまる子ちゃんの花輪君を思わせる髪型が特徴。何よりもまず髪の毛から登場するのがお決まりの人物。常に学年成績〝ほぼ〟トップの優等生だが、「蝋人形城殺人事件」の冒頭ではその頭脳を一の不正行為に利用される。その時から一をライバル視し始め、真壁と共に一を推理勝負で負かすことを夢見ている。しかし一は2人共全く相手にしていない。アニメ版には未登場。
鷹島友代(たかしま ともよ)
声 - みうらうらら / 演 - 三浦理恵子
不動高校3年(ドラマでは2年)。
ミステリー研究会所属。「学園七不思議」で初登場。潔癖症で、常に手袋をしないと気がすまない性格。実は真壁誠のゴーストライターであり、彼をいつも物陰から見ている。一見すると物静かな性格を真壁に利用されているように見えるが、本当は彼女が真壁を操っているという方が正しい。グランドフィナーレではリモコンでアンテナの生えた真壁を操っている(一種のギャグ絵として描かれていた)。
ドラマでは設定が異なり、準レギュラーとしていくつかの事件に関わっている。美雪がいない場面では一を叱責する等、事実上のサブヒロインとなった。
都築瑞穂(つづき みずほ)
声 - 日高のり子 / 演 - 鈴木杏
「金田一少年の殺人」で登場した都築哲雄の一人娘。小学二年生。
母親を早くに亡くし、そして自らも腎臓に重大な障害を抱え、数日おきに通院を繰り返すという厳しい生活を送っていた。が、都築の捨て身の臓器提供によって腎臓移植を受け、病状が回復。都築と親しかったいつき陽介に引き取られ、現在はいつきと二人で暮らしている。
心優しい性格で、父親のことは大好き(父親が死んだ事はいつきからは隠されている)。いつきのことは「いつきのおじちゃん」と読んで慕っている。短編集のおまけ漫画では、二三らとともに探偵団を結成している。
結城英作(ゆうき えいさく)
神奈川県横浜市開業医をしている医師
「オペラ座館殺人事件」で初登場。性格に多少異様な所があり、解剖を好んだり、手術用の鉗子メスで食事をしたり、殺人の起こったホテルを気に入ったりするなどしている。常に妖しい笑みを浮かべている。年齢は42歳。小説版にも登場したが、アニメ版・ドラマ版には未登場。またなぜか「オペラ座館 第三の殺人」には登場しなかった。
黒沢和馬(くろさわ かずま)
声 - 笹岡繁蔵(アニメ)・山本圭(劇場版) / 演 - 夏八木勲
オペラ座館を舞台に起こった殺人事件全てにおいて関わりのある人物。
10年前にオペラ座館を購入し、別荘にするという考えだったが、6年前にホテルとして営業を始めた。現代演劇を改革し、ビジネスとして成立させた立て役者と呼ばれる大演出家。過去8回「オペラ座館」の演出を試みて、そのすべてを成功させている。自身のホテルで不動高校の演劇部の合宿が行われたが『オペラ座の怪人』にまつわる殺人(オペラ座館殺人事件)を経験している。
4年前に娘の美歌を『オペラ座の怪人』の上演中に自殺で失い、葬儀は「オペラ座館」で行われ墓は歌島の岬にある。彼女の死が二度目のオペラ座館での殺人事件(オペラ座館 新たなる殺人)の発端となった。二度目の事件後、謎の事故死を遂げている。
更には、美歌の異母兄妹に当たる息子がおり(和馬自身はその存在を知らなかった)、彼の無念な死が三度目のオペラ座館での殺人事件が巻き起こる発端となってしまっている。
年齢は60歳。血液型はB型。左頬に大きな傷跡があるが、それは娘の自殺のショックの余り、自ら娘のカミソリで傷つけたことによる。
ポアロ(犬)
「怪盗紳士の殺人」で初登場。蒲生(和泉)さくらのペット。
迷子になっていたところをさくらに拾われる。ラベンダーの匂いを非常に嫌っており、匂いに感じると異常に吠える。このラベンダー嫌いが事件を解決に導いたこともある。
「銀幕の殺人鬼」にも登場し、近所の小松と言う人物の家で飼われていることが判明。
楊小龍(ヤン・シャオロン)
声 - 植村喜八郎 / 演 - 陳子強
上海・楊雑技団団員。後に団長。
「上海魚人伝説殺人事件」で初登場。年齢は一より一つ上。当初は日本人嫌いであり、一と対立していた。しかし自分が殺人容疑をかけられて逃亡した際に一が手助けをし、さらには無実を証明したことから、無二の親友となる。酔拳の使い手。
「殺戮のディープブルー」で再登場し、漫画でも「金田一少年の決死行」で登場する。

[編集] 犯罪者

高遠遙一(たかとお よういち)
声 - 小野健一 / 演 - 藤井尚之
関与事件 - 魔術列車殺人事件・速水玲香誘拐殺人事件・露西亜人形殺人事件・金田一少年の決死行・獄門塾殺人事件・黒魔術殺人事件・剣持警部の殺人
殺害数 - (原作)8人(ドラマ版)4人(安岡真奈美・神山・氏家貴之・高遠の影武者除く)
殺害未遂数 - 3人(一を底なし沼に沈めようとしたが失敗。狩谷純はその場で真っ先に潔白と判断された美雪と香胡蝶によって一命を取り留める。濱秋子は瀕死の氏家に阻止され殺害失敗)
「犯罪芸術家」を自称する、一と明智の宿敵ともいえる冷酷な男。別れ際によく「Good Luck」という言葉を使う。「地獄の傀儡師(じごくのくぐつし)」を名乗り、他人の犯罪に手を貸して芸術犯罪を実現させることを目論むが、その人間が犯行を自供した場合(本人いわく「“芸術”を台無しにした場合」)は自ら容赦なく手を下す。マジシャンとしては天才的な技量の持ち主であり、幼い頃よりマジシャンの修行に明け暮れていた程である。
「魔術列車殺人事件」に初登場し、事件の真犯人でもあった人物。当初は非常に弱気な印象だが、自身の犯行を見破られると眼鏡を外し態度を一変、その恐ろしい本性を表した。他人に殺人を教唆するのはこれ以後のこととなる。
もとは「幻想魔術団」のマネージャーであり、母親は同魔術団の前身「近宮マジック団」の団長で天才マジシャン近宮 玲子(ちかみや れいこ、声 - 小山茉美)。彼女は自分がおもいついたトリックをノートに書き記し、「トリック・ノート」と呼んでいた。しかし、近宮は彼女のオリジナルのトリックを横取りしようとする部下の魔術団員たち4人に誘い出され、仕掛けられた罠により転落死する。
高遠はその復讐心から「地獄の傀儡師」と名乗り、「魔術列車殺人事件」において母を殺めた4人を殺害した(うち1人であるピエロ左近寺に関しては直接手を下していない)。このとき犯人として捕まったのだがすぐに脱獄しており、以降は他人に殺人を教唆するようになる。
明智とも深い因縁を持っており、彼とはアメリカでの研修時代にマスクマンとして初対面を果たしている。この時の出会いが、後の「魔術列車殺人事件」に繋がる事になる。また、明智は高遠の母・近宮玲子の友人でもあり、高遠とは別の形で近宮の死に疑問を抱き、独自に捜査を行っていた。
「露西亜人形殺人事件」では「スカーレット・ローゼス」という偽名で仮面を被り登場するが、「奇術師」を自称していたため金田一にすぐ見破られる。彼は自身の逃亡生活を手助けしてくれた幽月 来夢(ゆづき らいむ、声 - 松谷彼哉、演 - 山咲千里)を殺されたため、仇を取ろうした。しかし一との推理合戦の結果自身が敗北したので、結局何者にも手を下すことなく逆に事件解決の協力をし、さらには犯人の自殺を阻止している。
第1期最後の事件で一に逃亡作戦を暴かれ、逮捕されたが、その後一に手紙を送りつけている(事件の起こる可能性の高い場所や、高遠自身が事件が起きるよう差し向けた場所を書いた「犯罪ガイドマップ」)。さらに2005年のシリーズでは留置場の壁に「Good Luck」と書き残して再度脱獄。2006年シリーズ「獄門塾殺人事件」で一・明智の前に姿を現した。一が金田一耕助(ジッチャン)の名ではなく、自分自身のプライドにかけて捕まえると誓った唯一の人物。
金田一一との関係を「平行線」「双子」に例えており、その言葉通り彼は金田一と全く対照的な存在であり、一が持たない(認めたがらない)心の闇を具現化した人間ともいえる。
前述の犯罪暦から、警視庁、及び日本警察が現在、総力を上げて捜索している犯罪者で指名手配もされている。当然ながら本人もそれを自覚しており、「獄門塾殺人事件」では予め下準備をしていた。
奇術だけでなく、明智に引けを取らないほど語学に堪能である(主に英語、広東語など)。
冷酷で愉快犯的な一面が目立つが、その一方で逃亡中は子供達の前で自らの事件を元にした人形劇を見せていたり、前述の通り援助を行ってくれた幽月に対しては協力を惜しまず、仇を取ろうとしたり、(一の推測ではあるが)犯人の境遇に同情し、命を救うなど複雑な内面も併せ持っている(原作者サイドも単行本で「最近高遠が冷酷な殺人者ばかりやっている」という趣旨の発言をしている)。
アニメ版・原作版では、初登場時に眼鏡をしているが、ドラマの初登場時では、本来の高遠(眼鏡無し)らしい容姿をしている。23歳。体重は50kg(ドラマでは、53kgちょうど)である事がわかっている。
怪盗紳士(かいとうしんし)
声 - 百々麻子(アニメ)・吉田小南美(CDブック) / 演 - 児島未散
関与事件 - 怪盗紳士の殺人、怪盗紳士からの挑戦状
「怪盗紳士の殺人」に初登場。
世間を賑わせている神出鬼没の絵画泥棒。怪盗として「紳士」を名乗っているが、性別は女性である。
氏名・年齢・素顔などは不明だが、ロングヘアであることだけは明らかになっている。変装の達人であり、人に顔を見せるときは、とある事件の際に使った、美術雑誌記者の醍醐真紀という人物の姿に変装している。自身も真紀の顔を気に入っているようである。
殺人などは行わず、価値ある芸術作品を何らかの形で「モチーフごと」盗む(モチーフの樹木を自分のマーク(シルクハットとヒゲ)の形に刈り込む、モチーフの生物にシルクハットをかぶせるなど)怪盗である。アルファ、チャーリーなどの多数の部下を引き連れ、手際よく"仕事"をこなす。
初登場時には、自分の名を語って犯罪を行っている者を突き止めるべく、真紀の姿になって蒲生画伯のアトリエに潜入。「我が娘の肖像」を盗み出す事に成功するが、一に騙されて偽物の絵を掴まされる。
一に犯行を阻止されても、大量の石を載せた籠を背負わせて放置したり、探偵行為の依頼料を盗んだりと一をやりこめている。当然一はこの事を根に持っており、怪盗紳士の逮捕に執念を燃やしている。なお第1期最終話でタクシーの運転手に扮して一と接触した際には、一に報酬を盗んだ事を持ち出されて友人同然に旅費のカンパ金を払わされている。
遠野英治(とおの えいじ)
声 - 中原茂 / 演 - 大沢健
怪人名 - 「ジェイソン」
関与事件 - 悲恋湖伝説殺人事件、黒死蝶殺人事件(真偽は不明)
殺害人数 - (アニメ)4人、(ドラマ)3人(倉田壮一除く)
私立不動高校3年。「悲恋湖伝説殺人事件」にて初登場。
オリエンタル号沈没事故で幼馴染の恋人・小泉蛍子を殺した人物が緊急避難で裁かれないと知り、自らの手で罪の無い4人を殺害(計画では10人)。物語の終盤では殺害できなかった本来のターゲットを殺そうとするが、事故死した彼女とそっくりな顔をした美雪を見て動揺し、その後モーターボートで逃走を図るが最終的にそのボートの爆発に巻き込まれた。遺体は上がらなかったものの、警察は事故死と断定。
「幽霊客船殺人事件」では回想シーンのみ登場。
半年後いつきが見た記事によって、遠野に容姿がよく似た人物が発見される。それまでの記憶を失い、背中に蝶の形をした火傷痕をもち、深山日影(みやま ひかげ、声 - 鈴木琢磨)として生活を送っていた。「黒死蝶殺人事件」では容疑者として一度は逮捕されるものの、一の真犯人追及によって釈放。その後、事件の関係者と結婚した。最初は金田一も遠野では無いかと思ったが、最後に別人と断言した。
千家貴司(せんけ たかし)
声 - 菊池正美
怪人名 - 「ケルベロス」
関与事件 - 首吊り学園殺人事件(原作のみ)・魔犬の森の殺人
殺害人数 - 3人
一の小学校からの友人。額の真ん中にホクロがある。不動高校2年5組。年齢は17歳。
「首吊り学園殺人事件」にて初登場。その後も短編「誰が女神を殺したか?」やおまけ漫画「KMR」にも登場したサブレギュラーキャラ。
千家の恋人・水沢利緒は不治の病で半年しか生きられない身体であった。そこに目をつけた医学部の学生達により非人道な人体実験をされて彼女は命を落とす。廃墟となった研究所での合宿計画を突き止めた彼は、利緒が引き取って調教していた犬達を操り事件に携わった学生達を次々と殺害していった。真相を暴かれ全てを告白した彼は最後の1人を殺害しようとするも犬達が言う事を聞かなくなり、最終的には一の説得と利緒の幻の言葉を受け、自首。一との別れ際「ありがとう」と彼に礼を言い、連行されていった。その後は少年院に服役中。
一にとって最も犯人である事を認めたくなかった人物の1人であり、親友の豹変を誰よりも悔しんでいた。彼が犯人と判明した際には、読者から数多くのクレームがきたことがガイドブックで明らかにされている。アニメでは「魔犬の森の殺人」にしか登場していない。
なお、ドラマでは千堂 恭子(せんどう きょうこ、演 - 山田優)という女性に変更されている。千堂も美雪の友人役でレギュラーキャラである。因みに、恭子は同事件後に付けられた名前でレギュラー時は千堂百恵であった。
井沢研太郎(いざわ けんたろう)
関与事件 - 邪宗館殺人事件・黒魔術殺人事件
殺害人数 - 3人
一の小学生時代の友人。栗色の髪が特徴的な少年。年齢は17歳。
コンピューターのプログラミングに長けた天才。明るく社交的な性格で、リーダーシップがある。
10年前に軽井沢へスキー旅行に行った時、家族が火祀青竜に拉致され、マイホームの契約資金三千万円を奪われてしまう。家族はその後自動車に閉じ込められ、運悪く大雪で排気管が詰まり、排気ガスの逆流により一酸化炭素中毒で死亡。研太郎一人だけは風邪の為にホテルにおり、難を逃れることができた。家族が亡くなった後は施設に送られたが、彼の才能を見抜いた絵馬龍之介のはからいで、邪宗館で生活することとなった。
邪宗館での事件後にプログラミング会社を起業する。高遠からのメッセージにより家族の死の真相を知り、復讐を誓った。

以上で金田一少年の事件簿に関する核心部分の記述は終わりです。


最終更新 2009年9月8日 (火) 03:43 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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