長崎電気軌道1200形電車

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長崎電気軌道1200形電車(ながさきでんききどう1200かたでんしゃ)とは、1982年(昭和57年)に製造された長崎電気軌道路面電車である。2009年現在、1201から1205までの5両が存在する。

1202(改良工事後)

目次

[編集] 概要

1980年代に入り、150形が老朽化してきたため、1982年に新車を導入することになった。しかし、軽快電車の開発が思うように進まなかったため、軽快電車に準じた車体を新造して台車等は廃車となった電車の発生品や予備部品・中古品を使用し、在来方式で導入した。長崎電気軌道ではこの車両以後、1800形までの間、新車は車体のみ新造して台車・機器は廃車車両や予備部品から流用する手法を採用した。

2000形で採用されたクロスシートや両開きドアは収容対策のために廃止され、ロングシートとなった。製造当初から冷暖房装置を装備している。

1200形が製造される直前の1982年7月23日長崎大水害が発生し、長崎電気軌道も車両・施設に大きな被害を受けたが、幸いにも車体は搬入前で、台車などの艤装品も水没を免れたため、5両とも水害直後の8月に竣工して運転を開始し、水害直後の稼動車両不足のさなかに大いに活躍した。

2003年から制御器を間接制御化してマスコンを新品のワンハンドルタイプへ取り替え、台車・電動機を西鉄北九州線で使用されていた600形の廃車発生品に交換し、電動機出力を上げる改良工事が実施されている。この改良工事が行われた車両は形式が「1200A形」に変更された(車両番号はそのまま)。2003年2月に1205が、同年9月に1204が、2004年5月に1203が、2005年4月に1202が改良工事を実施されたが、1201はタネ車の部品が尽きたため現在のところ改良の目処は立っていない。

全車両とも長崎スマートカードには導入開始時より対応している。

[編集] 主要諸元

※【 】内は1200A形のデータ(記載がないものは1200A形への改造後も変更のないデータ)。

  • 車種:電動客車(ワンマン
  • 製造初年:1982年
  • 全長:11,700mm
  • 全幅:2,250mm
  • 全高:3,830mm
  • 自重:15.5t
  • 車体構造:全金属製
  • 定員(着席):72(28)人
  • 電動機
    • 形式:SS-50【TDK-524-2C】
    • 出力:38.0kW×2基【45.0kW×2基】
    • 駆動方式:吊掛
  • 制御器
    • 形式:KR-8【AMD-M245-653】
    • 制御方式:直接制御【間接制御】


[編集] 参考文献

[編集] 参考サイト


最終更新 2009年9月14日 (月) 14:14 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
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