阪神大賞典
阪神大賞典の最新ニュースをまとめて検索!
| 阪神大賞典 | |
|---|---|
| 開催地 | 阪神競馬場 |
| 施行日 | 2009年3月22日 |
| 格付け | GII |
| 1着賞金 | 6500万円 |
| 距離 | 芝3000m |
| 出走条件 | サラブレッド系4歳以上(国際)(指定) |
| 負担重量 | 4歳56kg、5歳以上57kg、牝馬2kg減、過去1年牝馬限定戦を除くGI級優勝2kg増、過去1年超GI級優勝、過去1年牝馬限定GI級および牝馬限定戦を除くGII級優勝1kg増(2歳時除く) |
| 第1回施行日 | 1953年12月6日 |
| 特記 | 地方馬のみ、上位2着までに天皇賞(春)への出走権 |
阪神大賞典(はんしんだいしょうてん)は、日本中央競馬会(JRA)が阪神競馬場の芝3000mで施行する中央競馬の重賞競走(GII)である。正賞は兵庫県知事賞・京阪神不動産株式会社賞。
目次 |
[編集] 概要
1953年に4歳(現3歳)以上のハンデキャップの重賞競走、「阪神大賞典」として創設、第1回は現在とは違い12月に阪神競馬場の芝2000mで施行された。
1955年には負担重量を別定に変更、翌1957年からは11月初頭に施行時期を移し、施行距離を芝2200mに変更した。
1961年からは施行時期を12月の下旬に変更、施行時期が現在の3月になる1986年まで1956年から始まった中山グランプリ(有馬記念)と並ぶ中央競馬の冬の風物詩に定着する事になる。1965年からは施行距離を芝3100mに変更、1974年から現在の芝3000mに変更、1978年から混合競走に指定、外国産馬の出走が可能となり、1980年は京都競馬場の改修工事による振替開催より京都競馬場の芝外回り3000mで施行した。
1984年からはグレード制施行によりGIIに格付けされるともに、開催週が早まり有馬記念の前哨戦と位置付けされたが、1987年からは施行時期を現在の3月下旬に、また出走資格を5歳(現4歳)以上に変更、天皇賞(春)の前哨戦として定着して行く事になる。
1991年は阪神競馬場の改修工事により中京競馬場の芝3000mで施行、1994年は京都競馬場の改修工事による振替開催により再び中京競馬場の芝2800mで施行、翌年には指定競走に指定、地方所属の競走馬も出走が可能になったが、阪神競馬場の阪神・淡路大震災の影響による復旧工事により京都競馬場の芝3000mで施行、2002年からは混合競走から国際競走に指定されると同時に国際グレードでGIIに格付け、外国調教馬も出走が可能になった。
芝3000mの長距離の重賞(GII)競走である事から芝3200mの長距離で施行される天皇賞(春)の最も重要な前哨戦である。これは他の前哨戦が芝2500mで施行する日経賞と芝2000mで施行する大阪杯の2重賞(GII)競走であるが為、天皇賞(春)の距離に一番近いのが本競走だからある。
また第32回東京優駿(日本ダービー)優勝馬キーストンが最後の直線で左前第一指関節完全脱臼を発症し落馬、振り落とされた鞍上の山本正司に3本脚で寄り添ったり、不調だった1994年の年度代表馬ナリタブライアン(当時・牡5)と1995年の年度代表馬マヤノトップガン(当時・牡4)が名勝負を繰り広げたのも本競走である。ちなみに後者は関西テレビの競馬番組ドリーム競馬のオープニング映像に一時期用いられるほど、印象深いレースだった(1996年秋開催から使用)。この番組のオープニング映像にGII競走の映像が用いられたのは後にも先にも、これだけである。
馬券的には、1番人気馬は2000年から2004年まで5連勝、1994年から2007年まで14年連続1番人気馬が全て連に絡み、さらに1990年から2008年までは19年連続複勝圏を外さなかった。近年では非常に堅いレースとして知られている。
出走資格は、サラ系4歳(旧5歳)以上のJRA所属の競走馬、地方所属の競走馬(2頭まで)と外国調教馬(8頭まで)。
負担重量は、別定で4歳は56キロ、5歳以上は57キロ、牝馬は2キロ減を基本とし、過去1年以内のGI優勝馬(牝馬限定GI優勝は除く)は2キロ、牝馬限定GI・GII(牝馬限定GIIは除く)優勝馬は1キロ、1年より過去のGI(牝馬限定GIは除く)優勝馬は1キロの負担が課せられる。ただし2歳時のグレード・グループ優勝は対象外。
総額賞金は1億2,330万円で、1着賞金6,500万円、2着賞金2,600万円、3着賞金1,600万円、4着賞金980万円、5着賞金650万円と定められている。
現在の優勝レイの配色は、赤色地に黄色文字となっている。
なお地方馬に限られるが、上位2着までに限り天皇賞(春)の出走権(優先出走権ではない)が与えられるトライアル競走である。
[編集] 歴史
- 1953年 - 阪神競馬場の芝2000mの4歳(現3歳)以上の混合のハンデキャップの重賞競走、阪神大賞典として創設。
- 1956年 - 負担重量が別定に変更。
- 1957年 - 施行距離を芝2200mに変更。
- 1959年 - この年の9月1日から日本競馬の時計が変更になったのに伴い、時計表示が1/5秒表示から1/10秒表示に変更。
- 1965年 - 施行距離を芝3100mに変更。
- 1967年 - キーストンが故障を発症し騎手が落馬、競走中止。
- 1974年 - 施行距離を芝3000mに変更。
- 1977年
- 1980年 - 京都競馬場の改修工事による振替開催により京都競馬場の芝外回り3000mで施行。
- 1984年
- グレード制施行によりGIIに格付け。
- シンブラウンが史上初の連覇。
- 布施正が調教師として2人目の連覇。
- 1987年 - 開催時期変更(12月から3月に移動)に伴い、出走資格を5歳(現4歳)以上に変更。
- 1988年 - タマモクロスとダイナカーペンターが同着優勝。
- 1989年 - 2位入線のスルーオダイナが進路妨害により失格。
- 1991年 - 阪神競馬場の改修工事により中京競馬場の芝3000mで施行。
- 1992年
- 1994年 - 京都競馬場の改修工事による振替開催により中京競馬場の芝2800mで施行。
- 1995年
- 指定交流競走に指定され、地方馬は2頭まで出走可能となる。
- 阪神競馬場の阪神・淡路大震災の影響による復旧工事により京都競馬場の芝外回り3000mで施行。
- 1996年
- 2001年
- 2002年
- 混合競走から国際競走に変更され、外国調教馬は4頭まで出走可能となる。
- 国際セリ名簿基準委員会(ICSC)より国際GIIに指定。
- ナリタトップロードが4頭目の連覇。
- 沖芳夫が調教師として5人目の連覇。
- 2003年 - 外国調教馬の出走枠が8頭に拡大。
- 2007年 - 武豊が騎手として3回目の連覇。
[編集] 歴代優勝馬
| 回数 | 施行日 | 優勝馬 | 性齢 | 勝時計 | 優勝騎手 | 管理調教師 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 第1回 | 1953年12月6日 | コウラン | 牡3 | 2:05 2/5 | 土門健司 | 坂口正二 |
| 第2回 | 1954年12月12日 | ヒヤキオーガン | 牡3 | 2:04 1/5 | 佐藤勇 | 武田文吾 |
| 第3回 | 1955年12月25日 | セカイオー | 牡3 | 2:06 0/5 | 島崎宏 | 加藤清一 |
| 第4回 | 1956年12月2日 | ダイナナホウシユウ | 牡5 | 2:04 1/5 | 上田三千夫 | 上田武司 |
| 第5回 | 1957年11月3日 | トツプラン | 牡3 | 2:17 1/5 | 栗田勝 | 武田文吾 |
| 第6回 | 1958年11月3日 | カツラシユウホウ | 牡3 | 2:20 0/5 | 蛯名武五郎 | 藤本冨良 |
| 第7回 | 1959年11月3日 | トキツヒロ | 牡3 | 2:21.7 | 大根田裕也 | 大久保房松 |
| 第8回 | 1960年10月30日 | ヤマニンモアー | 牡3 | 2:16.1 | 浅見国一 | 藤本冨良 |
| 第9回 | 1961年12月17日 | ヘリオス | 牡4 | 2:22.9 | 大久保正陽 | 大久保亀治 |
| 第10回 | 1962年12月16日 | モトイチ | 牡3 | 2:21.6 | 須貝彦三 | 橋田俊三 |
| 第11回 | 1963年12月15日 | ヒカルポーラ | 牡4 | 2:19.2 | 高橋成忠 | 佐藤勇 |
| 第12回 | 1964年12月20日 | コウタロー | 牡4 | 2:17.7 | 武邦彦 | 柴田不二男 |
| 第13回 | 1965年12月19日 | チトセオー | 牡3 | 3:19.2 | 湯浅三郎 | 加藤清一 |
| 第14回 | 1966年12月18日 | リユウフアーロス | 牡3 | 3:16.0 | 宮本悳 | 橋本正晴 |
| 第15回 | 1967年12月17日 | フイニイ | 牡3 | 3:17.4 | 保田隆芳 | 尾形藤吉 |
| 第16回 | 1968年12月29日 | ムオー | 牡4 | 3:17.9 | 大根田裕也 | 梅内慶蔵 |
| 第17回 | 1969年12月28日 | ダテハクタカ | 牡3 | 3:14.5 | 宇田明彦 | 星川泉士 |
| 第18回 | 1970年12月27日 | スピーデーワンダー | 牡4 | 3:18.5 | 栗田勝 | 梅内慶蔵 |
| 第19回 | 1971年12月26日 | スインホウシュウ | 牡3 | 3:23.2 | 安藤正敏 | 上田三千夫 |
| 第20回 | 1972年12月24日 | ハマノパレード | 牡3 | 3:27.7 | 吉岡八郎 | 坂口正二 |
| 第21回 | 1973年12月23日 | ディクタボーイ | 牡3 | 3:12.7 | 高橋成忠 | 布施正 |
| 第22回 | 1974年12月22日 | クリオンワード | 牡4 | 3:06.0 | 安田伊佐夫 | 栗田勝 |
| 第23回 | 1975年12月21日 | ロングホーク | 牡3 | 3:08.3 | 久保敏文 | 松田由太郎 |
| 第24回 | 1976年12月26日 | ホクトボーイ | 牡3 | 3:14.2 | 久保敏文 | 久保道雄 |
| 第25回 | 1977年12月25日 | タニノチェスター | 牡5 | 3:07.5 | 久保敏文 | 久保道雄 |
| 第26回 | 1978年12月24日 | キャプテンナムラ | 牡3 | 3:13.5 | 飯田明弘 | 坂口正大 |
| 第27回 | 1979年12月23日 | ファインドラゴン | 牡3 | 3:09.3 | 南井克巳 | 内田繁三 |
| 第28回 | 1980年12月21日 | グレートタイタン | 牡5 | 3:12.5 | 田原成貴 | 吉田三郎 |
| 第29回 | 1981年12月20日 | アリーナオー | 牡3 | 3:09.6 | 武邦彦 | 湯浅三郎 |
| 第30回 | 1982年12月26日 | ハンキイナリ | 牡6 | 3:13.6 | 南井克巳 | 大沢真 |
| 第31回 | 1983年12月25日 | シンブラウン | 牡3 | 3:04.9 | 岩元市三 | 布施正 |
| 第32回 | 1984年12月2日 | シンブラウン | 牡4 | 3:07.5 | 岩元市三 | 布施正 |
| 第33回 | 1985年12月1日 | ニシノライデン | 牡4 | 3:06.8 | 伊藤清章 | 伊藤修司 |
| 第34回 | 1986年11月30日 | メジロボアール | 牡3 | 3:06.1 | 村本善之 | 大久保洋吉 |
| 第35回 | 1987年3月15日 | スダホーク | 牡5 | 3:10.3 | 田村正光 | 古山良司 |
| 第36回 | 1988年3月13日 | タマモクロス | 牡4 | 3:12.1 | 南井克巳 | 小原伊佐美 |
| ダイナカーペンター | 牡4 | 加用正 | 増本豊 | |||
| 第37回 | 1989年3月12日 | ナムラモノノフ | 牡4 | 3:07.4 | 岡富俊一 | 野村彰彦 |
| 第38回 | 1990年3月11日 | オースミシャダイ | 牡4 | 3:10.1 | 松永昌博 | 武邦彦 |
| 第39回 | 1991年3月10日 | メジロマックイーン | 牡4 | 3:07.3 | 武豊 | 池江泰郎 |
| 第40回 | 1992年3月15日 | メジロマックイーン | 牡5 | 3:13.5 | 武豊 | 池江泰郎 |
| 第41回 | 1993年3月14日 | メジロパーマー | 牡6 | 3:09.2 | 山田泰誠 | 大久保正陽 |
| 第42回 | 1994年3月13日 | ムッシュシェクル | 牡6 | 2:55.2 | 藤田伸二 | 小林稔 |
| 第43回 | 1995年3月12日 | ナリタブライアン | 牡4 | 3:08.2 | 南井克巳 | 大久保正陽 |
| 第44回 | 1996年3月9日 | ナリタブライアン | 牡5 | 3:04.9 | 武豊 | 大久保正陽 |
| 第45回 | 1997年3月16日 | マヤノトップガン | 牡5 | 3:07.2 | 田原成貴 | 坂口正大 |
| 第46回 | 1998年3月22日 | メジロブライト | 牡4 | 3:09.3 | 河内洋 | 浅見秀一 |
| 第47回 | 1999年3月21日 | スペシャルウィーク | 牡4 | 3:13.4 | 武豊 | 白井寿昭 |
| 第48回 | 2000年3月19日 | テイエムオペラオー | 牡4 | 3:09.4 | 和田竜二 | 岩元市三 |
| 第49回 | 2001年3月18日 | ナリタトップロード | 牡5 | 3:02.5 | 渡辺薫彦 | 沖芳夫 |
| 第50回 | 2002年3月17日 | ナリタトップロード | 牡6 | 3:07.9 | 渡辺薫彦 | 沖芳夫 |
| 第51回 | 2003年3月23日 | ダイタクバートラム | 牡5 | 3:05.9 | 武豊 | 橋口弘次郎 |
| 第52回 | 2004年3月21日 | リンカーン | 牡4 | 3:08.4 | 武豊 | 音無秀孝 |
| 第53回 | 2005年3月20日 | マイソールサウンド | 牡6 | 3:06.2 | 本田優 | 西浦勝一 |
| 第54回 | 2006年3月19日 | ディープインパクト | 牡4 | 3:08.8 | 武豊 | 池江泰郎 |
| 第55回 | 2007年3月18日 | アイポッパー | 牡7 | 3:08.3 | 武豊 | 清水出美 |
| 第56回 | 2008年3月23日 | アドマイヤジュピタ | 牡5 | 3:08.7 | 岩田康誠 | 友道康夫 |
| 第57回 | 2009年3月22日 | アサクサキングス | 牡5 | 3:13.2 | 四位洋文 | 大久保龍志 |
- 最多勝利騎手 - 武豊 8回(第39回、40回、44回、47回、51回、52回、54回、55回)
[編集] 本競走からの天皇賞(春)優勝馬
1987年から天皇賞(春)の前哨戦として施行されているが9頭(内1頭が連覇)が天皇賞(春)を制覇している。
| 回数 | 施行日 | 馬名 | 性齢 | 着順 | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|
| 第36回 | 1988年3月13日 | タマモクロス | 牡4 | 1着 | 第29回宝塚記念優勝 |
| 第98回天皇賞(秋)優勝 | |||||
| 第37回 | 1989年3月12日 | イナリワン | 牡5 | 5着 | 第30回宝塚記念優勝 |
| 第34回有馬記念優勝 | |||||
| 第39回 | 1991年3月10日 | メジロマックイーン | 牡4 | 1着 | 天皇賞(春)連覇 |
| 第40回 | 1992年3月15日 | 牡5 | 1着 | ||
| 第45回 | 1997年3月16日 | マヤノトップガン | 牡5 | 1着 | 天皇賞(春)では3:14.4のレコード(当時)で優勝 |
| 第46回 | 1998年3月22日 | メジロブライト | 牡4 | 1着 | - |
| 第47回 | 1999年3月21日 | スペシャルウィーク | 牡4 | 1着 | 第120回天皇賞(秋)優勝 |
| 第19回ジャパンカップ優勝 | |||||
| 第48回 | 2000年3月19日 | テイエムオペラオー | 牡4 | 1着 | 古馬中長距離GI完全制覇 |
| 天皇賞(春)連覇 | |||||
| 第54回 | 2006年3月19日 | ディープインパクト | 牡4 | 1着 | 天皇賞(春)では3:13.4のレコードで優勝 |
| 第56回 | 2008年3月23日 | アドマイヤジュピタ | 牡5 | 1着 | - |
[編集] 関連項目
|
|||||||||||
最終更新 2009年7月10日 (金) 09:50 (日時は個人設定で未設定ならばUTC)。
【阪神大賞典】変更履歴

